8月9日 シンガポールの建国記念日(ナショナル・デー)


ケンケン

「8月9日」はシンガポールにとって1年のうちで一番大切な日

シンガポールが、マレーシア連邦から分離・独立をしたのは、1965年の8月9日。
今から57年前にあたります。
自分たちが望んだ「独立」というよりは、
マレーシア連邦から切り捨てられた状況下での、不本意な「独立」。
小さく天然資源の不足に悩み、生き残れないと言われていたこの小国が「独立」した日。
国内の混乱、地域的対立、国際政治の荒波の中を巧みに舵取りしてかかんに進み、
あらゆる困難を乗り越えて今日に至ります。

ヘリコプターや戦闘機の特徴のある音が聞こえてくると、
「今年もこの時期なんだなぁ~」とナショナル・デーが近づいているのがわかります。
これは、ナショナル・デー・パレードの航空ショーに向けて、
シンガポール共和国空軍のリハーサルが本格的に始まった証。
そして、あちこちで赤と白の国旗が街のいたるところではためいているのを見かけます。
シンガポール国民の8割が住む公団住宅(HDB)では、
国旗を掲げ、一気にナショナルデーの雰囲気に包まれます。
普段イベント事には無関心な人でもなぜが自然とワクワクしてきます。

(赤と白のシンガポールの国旗(1))

(赤と白のシンガポールの国旗(2))

マリーナ湾を旋回するヘリの巨大国旗はナショナル・デーの風物詩

ナショナル・デーは8月9日ですが、
ナショナル・デーに向けてのリハーサルは6月中頃から始まり、
祝賀行事前の2度の週末土曜日にわたってプレビューショーが行われます。
土曜日にはリハーサルで花火が上がったりと、かなりの盛り上がりをみせます。

※ご注意※
ナショナルデー当日だけだけでなく、リハーサルの日も含めて、
マリーナ地区では交通規制や道路封鎖が行われますので、お出かけの際は要注意です。


例年、マリーナ地区にある野外イベント会場では、建国記念式典が開催されます。
シンガポールが初めて迎えた建国記念日は、マレーシアから独立した1965年のこと。
式典が行われたのは今はなきナショナルスタジアムでした。
その後、毎年8月9日になると、シンガポール国民は家や会社、
お店にシンガポール国旗を飾り、お祝いするようになりました。
2008年以降は、シンガポール軍による独立記念パレードが行われるようになり、
またマリーナベイのフローティング会場(The Floating at Marina Bay)では、
壮大なミュージカルや花火などのパフォーマンスが開催されるようになりました。
一年を通じて最も盛り上がる一大イベント シンガポール独立記念日(ナショナル・デー)ですが、
コロナの影響を受けたここ数年は、例年とは趣向を変えてた控えめの内容でお祝いされましたが、
今年は3年ぶりのフルスケール開催で期待値爆上がりです!

(巨大なシンガポールの国旗がヘリに吊るされ、マリーナ湾を旋回する)

(ナショナル・デー)

2022年のNDPテーマは「Stronger Together, Majulah!」

例年、マリーナ地区にある野外イベント会場では、建国記念式典が開催されます。
シンガポールが初めて迎えた建国記念日は、マレーシアから独立した1965年のこと。
式典が行われたのは今はなきナショナルスタジアムでした。
その後、毎年8月9日になると、シンガポール国民は家や会社、
お店にシンガポール国旗を飾り、お祝いするようになりました。
2008年以降は、シンガポール軍による独立記念パレードが行われるようになり、
またマリーナベイのフローティング会場(The Floating at Marina Bay)では、
壮大なミュージカルや花火などのパフォーマンスが開催されるようになりました。
一年を通じて最も盛り上がる一大イベント シンガポール独立記念日(ナショナル・デー)ですが、
コロナの影響を受けたここ数年は、例年とは趣向を変えてた控えめの内容でお祝いされましたが、
今年は3年ぶりのフルスケール開催で期待値爆上がりです!

《8月9日18時頃から行われる式典のみどころ》
■パラシュート部隊の降下デモンストレーション
■ヘリコプター・戦闘機によるデモ飛行
■国歌斉唱
■シンガポールの国旗を携えた大型輸送機が、2対のヘリコプターを従えて上空を飛行
■空軍F-16戦闘機6機による隊列飛行
■マリーナ湾に設置された大砲からの祝砲
■フィナーレの花火
※今年の内容は未公表ですので、変更される場合もあります。

ちなみに、ナショナル・デー・パレードの入場チケットは非売品のため購入できません。
毎年5月に入場チケットの応募受付を行い、抽選により配布されます。
ただし、応募できるのはシンガポール国籍保持者または永住権保持者に限られます。
チケットがなくても、マリーナ周辺からも、十分に航空ショーや花火をライブで楽しむことができます。
3年ぶりのフルスケールのナショナル・デー・イベント、今から楽しみです!

(花火)

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