子連れでシンガポール満喫!お子様も楽しめるおすすめ観光スポット


ケンケン

シンガポールは、誰でも楽しめる海外旅行先のひとつ。清潔で社会インフラが整備されているシンガポールは子連れ旅行先としてもおすすめ。動物や植物、野鳥などをテーマにしたテーマパークは「学び」や「気づき」も多く、大いに好奇心を刺激してくれます。またビーチや自然保護区は無料で楽しめます。JTB現地スタッフが数あるファミリー向け観光スポットの中から厳選してご紹介します。

イチ押しはナイトサファリ

まずは子供が大好きな動植物をテーマにしたテーマパークから。 オープンから20年以上経った今も、高い人気を誇るのが夜だけ開園する「ナイトサファリ」。マレートラやシマウマ、アフリカライオンやゾウ、インドサイ、マレーバクといった大型の動物のほか、スローロリス、メガネザル、ワラビーなどの動物が野生に近い状態で生息しています。園内はトラムに乗って巡ることも、トレイル(4コース)を歩いて巡ることもできます。暗闇の中で聞こえてくるゾウの鳴き声にびっくりしたり、木々や葉がなどのカサカサという音に動物の気配を感じたり。子供だけでなく、大人も存分に楽しめるパークです。園内は動物保護のため、フラッシュでの撮影は禁止されています。

根強い人気を誇るナイトサファリ

世界最大級の水辺の生物がテーマ、リバーワンダー

2014年にオープンした「リバーワンダー」。アマゾン川のほか、ナイル川、ミシシッピ川、メコン川、長江、マレー川、ガンジス川、コンゴ川という世界8つの大河をテーマに、地域ごとの特徴を見事に再現したパークです。マナティやカワウソ、巨大なインドガビアル、ワニガメ、アリゲーターガー、愛嬌たっぷりのジャイアントパンダやレッサーパンダ、リスザルなど、約6000もの水辺の生物が暮らし、このうち40もの絶滅危惧種の生物もいるのだそう。アマゾン川をテーマにしたワイルド・アマゾニアのちょっぴりスリルあるライド系アトラクション「アマゾン・リバー・クエスト」(入園料とは別にチケットが必要)は特におすすめ。ボートに乗ってアマゾン川を探検し、アマゾン流域の動物や鳥たちを間近に見ます。

リバーワンダーは、ナイトサファリの東隣に位置しており、さらにリバーワンダーの東隣りには「シンガポール動物園」があって、ここには約300種2800頭以上の動物や鳥類、爬虫類が生息しています。MRT カティブ(Khatib)駅からリバーワンダー/シンガポール動物園/ナイトサファリ(マンダイ・ワイルドライフ・リザーブ)を結ぶマンダイ・シャトルが運行されています。またタクシーを利用すると市街地から約30分~45分、S$30~S$40ほどかかります。

1日で3つのテーマパークを訪れるのはかなりタフかもしれませんが、朝、シンガポール動物園でオランウータンと一緒に朝食を食べてから園内を見学。午後は、リバーワンダーを楽しみ、夜はトラムで夕食を楽しみながらナイトサファリする、などという夢のような1日があってもいいかも! ただ、これだとかなりタフなので、リバーサファリとナイトサファリの組み合わせがおすすめです。

●Night safari: https://www.nightsafari.com.sg/visitor-info/itinerary-1.html
●River Wonder: https://www.riversafari.com.sg/visitor-info/park-experience.html
●Singapore Zoo: https://www.zoo.com.sg/

◎マンダイ・ワイルドライフ・リザーブへの行き方:
https://www.mandai.com/en/night-safari/plan-your-visit/getting-here.html

異文化を感じる町歩き

多民族国家シンガポールでは、町を歩いているだけで、日本ではあまり接する機会の少ない異なる文化を感じます。特に特徴的な街角といえば、リトルインディア(最寄り駅はMRTリトルインディア駅)、アラブストリート(MRTブギス駅)、チャイナタウン(MRTチャイナタウン駅)、そしてカトン地区(MRTパヤ・レバ駅)です。インド、イスラム圏、中華圏、そしてプラナカンといった異なる文化や宗教色の強い街角と雰囲気が残されています。味覚でも存分に異なる文化を堪能できそう。お母さんは、雑貨を中心としたショッピングのチャンスも!

ローカル料理もぜひお楽しみください

無料で楽しめる観光スポット

最後に無料で楽しめるスポットを2カ所ご紹介します。
1つ目のおすすめは、セントーサ島にあるファミリー向けの「パラワンビーチ」。シンガポールでは1年中ビーチで遊べます。パラワンビーチは、セントーサ・エクスプレスの終点Beach Station(ビーチ駅)からビーチ・トラムに乗って数分。ビーチ近くにアジアでもっとも赤道に近いポイント(アジア大陸最南端)の展望台があったり、インドネシア領の島を遠望したり。パラワンビーチの近くにはビーチだけでなく本格的な水遊び場 (ウォータープレイ)も。
もう1つは、シンガポール北部にある広大な「スンガイ・ブロー湿地保護区」。マングローブの林、湿地帯や森、池や水路があり、約230もの野鳥が観測され、ここを生息地あるいは繁殖地とする野鳥のほか、渡り鳥も数多くやってきます。バードウォッチングに最適です。

いかがでしょう。子供はもちろん、一緒に大人も楽しめる観光スポットを紹介しました。JTBでは現地発着オプショナルツアーも取り揃えています。なかには優先乗車などの特典付きのオプショナルも! ぜひご利用ください。

パラワンビーチ

スンガイ・ブロー湿地保護区

この記事を書いたレポーター

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