シンガポールの秋を告げる風物詩、お祭り・イベント紹介【2024年版】


ケンケン

年中暑いシンガポールでは、カレンダーを見ても、公園や町を歩いていても、「あー、もう夏だ!」とか、「もう秋ですね」なんていう季節の移り変わりを感じることも、友人との会話もありません。でも、お祭りやイベントに参加することで、月日の移り変わりを感じます。今回は、日本でいう秋(9~11月)にシンガポールで開催予定の主な宗教色豊かな祭りと、スポーツイベントをJTB現地スタッフが紹介します。ライトアップされた通りは光が溢れる華やかな時間と空間に彩られます。もちろん、この時期ならではの味覚も楽しめます!

 

中秋節は月餅で! チャイナタウンへ行こう!

旧暦の8月15日に祝う中秋節は、中国系の人々にとってとても大切な年中行事のひとつ。家族で一緒に名月を愛で、月餅をお供えして神に感謝するのが伝統です。2024年は9月17日。中秋節の1カ月前ぐらいから、月餅が売り出され、町中至る所で月餅を見かけます。ホテルや中華料理のレストランはもちろん、スターバックスやハーゲンダッツのアイスクリームまで、中秋節を意識した月餅が店頭に並びます。焼き菓子タイプと生タイプ、さらに小豆餡だけでなく、ドリアンやライチ味、チョコレートやバニラ、抹茶味、餡の中にナッツやゴマが入っていたりと、そのバリエーションは様々で、店ごと、ブランドごとに異なりますので、ぜひいくつか試してみるのもいいかも。

中秋節の頃、シンガポールを訪れるなら、ぜひともチャイナタウンに立ち寄ってみてください。華やかにライトアップされ、提灯が並び、パフォーマンスが行われるなど、普段よりもキラキラとしたお祭りムードたっぷり。普段とは異なる雰囲気の町になっています。

光の祭典ディーパバリ、リトルインディアへ行こう!

2024年10月31日はヒンドゥー教徒にとってとても重要な日。クリシュナが悪神ナラカスラを倒したという伝説があって、「悪に勝利する善」、つまり「闇に勝つ光」ということで、光の祭典と呼ばれています。光の祭典ディーパバリは、インド系の人々が多いリトルインディアのセラングーン・ロードで開かれます。ストリートはカラフルにライトアップされ、溢れんばかりの光がリトルインディアを覆います。祭りになると人々も華やいだ、普段とは異なる気分になるせいか、町そのものがとても賑やかで楽しい雰囲気に。ショップの前を通るとジャスミンなどの甘い香り(いつもとは違う感じがするのは気のせいでしょうか?)が漂い、気分も盛り上がります。屋台が並ぶバザール(ディーパバリ・フェスティバル・ビレッジ)にも立ち寄って、ムルク(揚げ菓子)などのスナックを楽しむのもおすすめ。期間中、町を歩いていて、家の玄関あたりに花や動物、自然を表した図柄や幾何学的なパターンの美しい絵を見つけたら、そこはヒンドゥー教徒の家。神を招き入れるために鮮やかな彩りのランゴーリを飾っているのです。

リトルインディアのライトアップ

華やぐスポーツイベント

エキサイティングなスポーツイベントとしては、F1グランプリシンガポールが2024年9月20日・21日・22日、マリーナベイ・ストリート・サーキットで開催されます。

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いかがでしょう。年間を通して、さまざまな祭りやイベントが開催されるシンガポールですが、9~11月は光溢れる華やかなイベントが続きます。11月中旬からはオーチャード・ロードやマリーナベイ地区などでクリスマス・ライトアップも行われます。JTBでは現地発着の各種オプショナルツアーを取り揃えています。ぜひご利用ください。

毎年恒例のオーチャード・ロードのクリスマス・ライトアップ

  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY8,063〜
    ※価格は予告なく変更になることがございます。
    ここぞというポイントをおさえた3時間凝縮の観光プランです。午後市内発/市内解散ですので、朝はゆっくり、夕方までの時間を無駄なく有効活用したい方におすすめです。

この記事を書いたレポーター

ケンケン

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