シンガポールから気軽に行ける!いろいろな島の雰囲気が異なるビーチ


ケンケン

「シンガポール」と「ビーチリゾート」はあまり結びつかないかもしれません。でも、シンガポールにもビーチがあります! しかも砂浜とヤシの木、静かな波際、そして意外(!?)にも透明度のある穏やかな海が広がります。ビーチクラブやバー、レストランで食事をしつつ、ビールやカクテルを飲みつつ、ビーチで潮風を感じませんか。雰囲気の良いシンガポールのビーチをJTB現地スタッフがご紹介します。

静かなラザロー島のビーチはセレブに人気

ビーチのラザロー島とネコのセントジョンズ島

シンガポール本島から南へ約6.5kmに小さな島々が点在し、そのうちの1つがラザロー島です。本島からアクセスするには、マリーナ地区のMRTマリーナサウスピア駅に直結するフェリーターミナルから、シンガポールアイランドクルーズの定期運行便に乗って約30分のセントジョンズ島へアクセスし、そこから歩いてラザロー島へと渡ります。

セントジョンズ島はかつて検疫所があり、ハンセン病患者の収容施設があったところ。その後、ラグーンやビーチ、ピクニックスペース、トレッキングコースが整備され、バンガローなどの宿泊施設のほか、キャンプもできるようになりました。今、この島はネコの島とも呼ばれていて、たくさんのネコの姿を見かけます。ネコを目当てにやってくる人も少なくありません。

セントジョンズ島の船着き場でフェリーを降りて左の方へと道沿いに歩いてラザロー島へと入り、さらに道沿いに進むと、右手にビーチがあります。静かな白い砂浜にジリジリと照り付ける太陽、海水の透明度もあって、時折頬を撫でる海風が心地いい。セントーサ島のビーチとは異なり、ビーチクラブやビーチベッド、レストランなど商業的な施設はなく、自然の隠れ家的なビーチ。

このため、マリーナサウスピア駅にあるショップなどで事前に飲み物や食べ物などを買ってラザロー島に持ち込みましょう。帽子とサングラス、日焼け止め、ミネラルウォーターは必携です。のんびりと砂浜に寝そべって沖に停泊するクルーザーなどを見つつ、リラックスタイムを過ごすのがラザロス島のビーチです。

平日は、シンガポール本島とセントジョンズ島を結ぶ定期運行便は2往復、土曜・日曜・休日は5往復運行しています。

Singapore Island Cruise(英語)

★JTBマイバスでは、ラザロー島の青く澄んだラグーンでカヤックやフィッシングが楽しめる、ヨットクルーザーのチャーター(4時間)手配をしております!

セントジョンズ島

猫好きにはたまらないセントジョンズ島

完全プライベートで楽しめるクルーズ船のチャーターが人気

セントーサ島の3つのビーチ シロソビーチ、パラワンビーチ、タンジョンビーチ

より気軽にビーチを楽しむならセントーサ島へ。セントーサ・エクスプレスの終点 Beach Station(ビーチ駅)から海に向かって右側にシロソビーチ、左側にパラワンビーチ、さらにその隣にタンジョンビーチがあります。

<タンジョンビーチ>


それぞれに個性があって雰囲気も異なりるビーチですが、大人が寛げて楽しめるおしゃれなタンジョンビーチは、ビーチ駅からビーチ・トラムに乗って15分程度のところに位置しています。砂浜に並ぶヤシの木、ビーチバレーやカヌー、ビーチベッドで寛ぐ人々など、リゾートらしい雰囲気。ビーチ沿いのタンジョンビーチクラブはとても素敵な空間で、とりわけ若者に人気の高いスポット。DJによる音楽がリゾート気分を盛り上げます。

バーからカフェメニュー、しっかりと食事できるレストランメニューまで揃っていて、プール沿いやビーチのデイベッドなどで食事が楽しめます。海を眺めながら、一杯飲みつつのんびりと、あるいは友人とおしゃべりしながらワイワイと、みんな思い思いのスタイルで午後の一時を過ごしていました。混雑を避けて平日に訪れるのがおすすめですが、週末に行く場合は事前にプールとビーチ沿いのデイベッドの予約もできます。ナイトタイムのバーは大いに盛り上がり、昼間とは異なる雰囲気で楽しめます。

Tanjong Beach Club(英語)


<パラワンビーチ>


隣のパラワンビーチはファミリー向け。ビーチ駅からビーチ・トラムに乗って数分で到着。こちらはファミリー向けのビーチで、家族連れを多く見かけます。ビーチから釣り橋を渡って小さな島へ渡ると、アジアでもっとも赤道に近いポイント(アジア大陸最南端)の展望台もありますので、ぜひ行ってみてください。遠望する島々はもうインドネシア領です。側には子供向けのプールのほか、ビーチから歩いて3分ほどの所には、動物たちと触れ合えるアニマル・エンカウンターの催し物もあり、一日中子供たちと遊べます。

<シロソビーチ>


そして、セントーサ島のビーチとしてもっとも良く知られているのがシロソビーチ。ビーチ駅からシロソビーチウォーク沿いに歩いて数分で到着です。ビーチ沿いにカフェ、バー、レストランが並ぶなどリゾート気分たっぷり。砂浜ではビーチバレーをしたり、浜辺を歩いたり、砂遊びをする子供たちの姿も見かけます。カフェのテラスやビーチ席からビールを飲みながらの一時も最高。夜になると地元の人々も集まってさらに賑やかに。週末はものすごく混雑しますので、平日がオススメです。

最南端の島「パラワン島 (Palawan Island)」へ行くための橋

セントーサ島は最も近い楽園リゾート

ビンタン島で楽しむアジアンリゾート

ビーチリゾートとして知られているのが、インドネシア領ビンタン島です。シンガポールとインドネシア政府が共同開発したリゾートアイランドで、シンガポールからは、チャンギ国際空港の近くにあるタナメラ・フェリーターミナルから高速フェリーに乗ってわずか50分ほどでアクセスできます。

真っ白な砂浜と真っ青な海が広がる静かなビーチ。もちろん、ジェットスキーやダイビング、バナナボートなどのマリンアクティビティはもちろん、マングローブをボートで巡るエコツアーも体験できます。日帰りでも楽しめますが、出来れば1泊したいところ。リゾートホテルのプールサイドやプライベートビーチでのんびり過ごすのがおすすめです。

いかがでしょう。シティリゾートとして知られるシンガポールですが、穏やかな海と砂浜のビーチで過ごす時間も素敵ですよ。

白砂がどこまでも続くビンタン島の静かなビーチ

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