シンガポールの絶景プール付きマリーナベイ・サンズ


ケンケン

今やシンガポールでぜひとも訪れたいスポットとなった一大エンターテイメント観光施設「マリーナベイ・サンズ」。その一角をなし、建物の常識を覆す(!?)ほどのインパクトで圧倒するマリーナベイ・サンズホテル。「屋上展望デッキの絶景プールからシンガポールの摩天楼を見下ろしたい!」と思っているひとも多いのではないでしょうか。カジノ、劇場、ミュージアム、地上200mの絶景プールまで、マリーナベイ・サンズの設備を紹介します。

人気スポット「マリーナベイ・サンズ」

空港からのアクセス

マリーナベイ地区(マリーナ湾周辺一帯)へは、シンガポールのどこにいても、MRTを利用すれば便利にアクセスできます。マリーナベイ・サンズホテルは、MRTサークル線とダウンタウン線ベイフロント駅に直結(と言っても距離があり)しています。チャンギ空港からホテルまでは、MRT東西線に乗って2つ目のタナメラ駅でシティ方面行きのMRTに乗り換えます。到着ホームの向い側のMRTに乗るだけと、乗り換えは簡単。その後、パヤ・レバ駅でサークル線に乗り換えてトータル約50分で到着。チケットは2.50ドル(スタンダードチケット料金)と、庶民の味方です。ただ、荷物が多い場合、深夜や早朝にはタクシーをおすすめします。空港~サンズホテル間は30分足らずで、料金は30ドル程度。

宿泊者の特権、地上200mのプールで過ごす

マリーナベイ・サンズホテル(5つ星)は、一大エンターテイメント観光施設「マリーナベイ・サンズ(MBS)」の一角にあります。あの特徴的な外観の3つの高層ビル(タワー1~3)がホテル棟で、地上55階(客室部分)、客室数はなんと2561室!スイートルームを含め多彩な客室タイプが揃います。ホテルにはバンヤンツリースパ&フィットネスクラブ、ギフトショップなどの設備も整います。

ホテル棟の屋上部分、地上200m、57階部分にある屋上庭園サンズ・スカイパーク。広さは約1.2ha、端から端までの距離はパリのエッフェル塔の高さよりも長いとか。650種の植物と150本もの木々が植えられたオアシス屋上庭園のほか、レストランやバー&ラウンジ、展望デッキ、そしてあの有名な絶景プール「インフィニティ・プール」で構成されています。

絶景プールは、宿泊者だけが利用できる施設。シンガポールの摩天楼とマリーナ地区を見下ろす絶景プールへは、客室で水着に着替えてから専用の出入り口からアクセスします。屋上プールは、宿泊客だけに許された特権。ちょっぴり優越感に浸りながら、プールでのんびり。といっても、とにかく人気の高いエリアですので、いつも混雑しているイメージがあります。早朝、あるいは夜も多少遅め、あるいは夕食の時間帯をあえて選ぶのも手かもしれません。プールの営業時間は6時~23時。

宿泊していなくても、展望デッキへは入場料を払ってアクセスできますが、屋上のレストランやバーを利用すれば、展望デッキへのアクセスは無料!

この眺めを見てみたい「インフィニティ・プール」

ザ・ショップス、店舗数は250以上!ファミリールームも

マリーナ湾側からホテル棟(3つのタワー)を正面に見て、その手前にある低層階の建物にショッピングやグルメ、エンタメ関連施設が揃います。

高級ブティックとレストランが軒を連ねる「ザ・ショップス」。紳士や婦人、子供服、ジュエリー&アクセサリー、スポーツ関連、生活雑貨まで、世界的に知られた170以上ものハイブランドやローカルブランドのブティックやショップがずらりと並びます。

60店舗以上のレストランやカフェが店舗を構えるグルメシーンも充実。3つ星シェフ、ダニエル・ブールー氏が手掛けるカジュアルダイニング「db Bistro & Oyster Bar(dbビストロ)」ではフレンチをベースにしたアレンジ料理と新鮮なシーフード(オイスターバー)を提供。アメリカの人気シェフ、ウォルフガング・パック氏によるステーキハウス「Cut(カット)」や、和久田哲也シェフが手掛けるミシュラン2つ星のレストラン「WAKU GHIN(ワクギン)」も。シンガポールの紅茶ブランドTWGはカフェを出店しています。

いつも人で賑わう「ザ・ショップス」

ファミリーにやさしい設備も

「小さな子供を連れて高級レストランにはちょっと入りにくい」と思っている人もいるはず。そんな人にはフードコートがおすすめ。人気店を集めたフードコート「ラサプラ・マスターズ」だったら、気兼ねせずに食事ができます。小さな子供連れにやさしい設備として、おむつ交換大や洗面台、給湯器、長椅子などを備えたファミリールーム(全6室)を完備しているのもうれしいところ。

ショッピングやダイニングの合間に楽しめるアクティビティも充実です。大人はもちろん、子供たちにも大人気。ザ・ショップスの地下2階に流れる運河では、サンパン(中国風木製小舟)に乗って遊覧できます。行き先はレイン・オクルス。1時間に1度、直径22mもの巨大なアクアボールから大量の水が滝のように流れ落ちる様は圧巻。運河からレイン・オクルスを見上げて願い事をすると叶えてくれるとも言われています。

スケートリンクもあります! 四季のある日本ではスケートリンクはそれほど珍しくありませんが、赤道直下のシンガポールでアイススケートを楽しむというのもなかなかできない体験です。地元の人にとても人気。

ザ・ショップスは、スーパーマーケットやドラッグストアといった気軽なショッピングシーンも演出しています。

サンパンに乗ってゆったり運河をめぐる

カジノ、ミュージアム、劇場で世界の一流を楽しむ

次にエンターテイメント関連の施設です。まずは、観光気分で楽しめる24時間営業のカジノ。米国のカジノリゾート運営会社ラスベガス・サンズの子会社マリーナベイ・サンズが運営します。2300台以上のスロットマシンのほか、バカラやブラックジャック、ルーレットなどゲームの種類は20種以上! テーブルゲームやスロットマシン利用者向けには、無料のソフトドリンクサービスがあります。公共施設内に喫煙エリアがあること自体がシンガポールでは驚きですが、カジノ1階には喫煙エリアも。カジノ入場には年齢制限があり、20歳以下は入場できません。それほど厳しくないもののドレスコード(カジュアルOK)があり、ビーチサンダルでの入場はNG。

大人も子供も楽しめるのが、芸術と科学をテーマにした美術館「アート・サイエンス・ミュージアム」。蓮の花のような形をした外観が印象的です。21ものギャラリースペースがあり、国際巡回展など世界に知られた有名な展示などもちょくちょく行われます。小さな子供連れの家族なら、毎週金曜のファミリーフライデーが狙い目。大人のチケットを1枚購入すると、同伴の子供(12歳未満)最大4人までが無料で入館できます! ただし、現地の学校が休暇期間や祝祭日は対象外だそう。

隣接する「マリーナ・ベイ・サンズ・シアター」には2つの劇場があり、世界的に知られているミュージカルやショーを上演。一流のミュージカルやショーを見にマレーシアなど近隣国からも人々がやってくるほど。ドレスコードは、スマートカジュアルです。

シンガポールの新名所としてすっかり定着した感のあるマリーナベイ・サンズ。なかなか体験できない地上200mの絶景プールで過ごす一時は、シンガポールの最高の思い出になりそうです。JTBでは各種現地オプショナルツアーをご提供しています。ご参考まで。

蓮の花を模した「アート・サイエンス・ミュージアム」

  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY23,921〜
    ※価格は予告なく変更になることがございます
    シンガポールでは絶対に食べておきたい蟹の王様“チリクラブ”のご夕食をお楽しみください。ご夕食後は、賑やかなナイトスポットで有名なクラークキーからリバーボートに乗船して流れる景観をご覧いただきます。マリーナ・ベイを舞台にした壮大な光と水のショー“SPECTRA(スペクトラ)”は圧巻です。

この記事でご紹介したスポット

この記事を書いたレポーター

ケンケン

エリアから探す

地図から探す

記事タイプから選ぶ

旅のテーマから選ぶ

旅行スタイルから選ぶ

日付から選ぶ