シンガポールの絶対に泊まりたいおすすめのホテル5選


ケンケン

東京23区と同じくらいの国土シンガポールには、星の数ほどホテルが点在しています。世界的に展開するホテルチェーンから、ブティックホテル、リーズナブルな価格帯のホテル、コスパに優れたデラックスホテル、シンガポールの代名詞とも言えるラッフルズホテルや歴史的な建造物を改装したホテルも。これらの中から5選を紹介するのは、ある意味至難の業ですが、泊まってみたいシンガポールの人気ホテル5軒を選び、特におすすめのポイントを紹介します。

パークロイヤル コレクション ピッカリング(PARKROYAL COLLECTION Pickering)

一際目を引く外観のパークロイヤル コレクション ピッカリング。無機質なガラス張りの建物に植物が生い茂る!スカイガーデンと呼ばれる庭園が配され、別名ガーデンシティと呼ばれるシンガポールならではのホテルと言えそうです。環境に配慮し、エコを意識したスタイリッシュなホテルで、客室数は367室。モダンな外観とは裏腹に客室は自然光をとり込み、ナチュラルな色合いの落ち着いた雰囲気。レストランは1カ所。「LIME(ライム)」ではシンガポール料理はもちろん、東南アジアや各国料理が提供され、15~18時にはアフタヌーンティが楽しめます。

同ホテルの施設として、とりわけおすすめは、屋外のインフィニティプール。5階にあり、スカイガーデンと高層ビル群を見渡す最高のロケーションで、夜にはプールサイドからの夜景にうっとりするはず。プールサイドにいくつかあるカバナは特におすすめ。鳥かごのような、ボトルのような形をしたカバナの中には居心地の良いソファとテーブル、クッションがあって、カクテルを飲みながら本を読んだり。ノートPCを持ち込んで、メールをチェックするなど仕事もはかどりそう。ホテル内にあるスパは、シンガポール発祥のセントグレゴリー・スパ。フェイシャルからボディまで多彩なメニューが揃います。

最寄りのMRT北東線とダウンタウン線のチャイナタウン駅へは徒歩約2分、東西線と南北線のラッフルズシティ駅や、北東線クラークキー駅にも至近。ホテルの側にはホーカーもあるし、クラークキーやボートキーのある川辺までも5分ほどと徒歩圏内です。

ビジネスでも、レジャーでも、立地も良いので滞在目的がなんであれ、使いやすいホテルです。

PARKROYAL COLLECTION Pickering
3Upper Pickering Street, Singapore 058289

スカイガーデンと高層ビル群を見渡す最高のロケーションにあるインフィニティプール

ラッフルズホテル(Raffles Singapore)

シンガポールの数あるホテルの中でも別格。「憧れ」と「象徴」という言葉がぴったりのラッフルズホテル。伝統と格式、洗練されたその佇まい、バトラーの優雅で心に響くサービスに上流階級の香りが漂います。シンガポールの歴史を刻むラッフルズホテルは、誰もが憧れる最高級ホテル。客室は全室スイートの103室。客室ごとにバトラーがつき、室内アメニティも細部に気を遣ったエレガントさに溢れています。 「Tiffin Room(ティフィンルーム)」でのアフタヌーンティは有名で、人気も高いのですが、ぜひおすすめしたいのが、「Bar & Billiard Room(バー&ビリヤードルーム)」でのシーフード・ランチビュッフェです。ゆっくりと寛ぎながら新鮮な各種シーフード料理から、バラエティに富んだデザートまで、お料理の質も種類もとても豊富。ビジネスランチをするサラリーマンらの姿をよく見かけます。因みに地階のトイレも凝った装飾が美しいです。

ショッピングアーケードやスパ設備を完備。ベーカリー、屋外プールなど充実の設備はお墨付き。有名なカクテル「シンガポール・スリング」が誕生したLong Bar(ロングバー)。ここではピーナッツの殻を床に落としても大丈夫。シンガポールで唯一、ポイ捨てOKの場所なのです。最寄り駅は、MRTサークル線エスプラネード駅、または東西線と南北線のシティホール駅です。

Raffles Singapore
1 Beach Road, Singapore

シンガポールの代表的な存在、ラッフルズホテル

ザ・フラートンホテル & ザ・フラートン・ベイホテル(The Fullerton Hotel & The Fullerton Bay Hotel)

マリーナベイ地区に佇む堂々とした建物は1928年建造で、もともと郵便局でもした。ホテル前の道路を渡れば、マーライオン公園。クラークキーにも至近で、ホテル立地は申し分ありません。最寄り駅は、MRT東西線と南北線のラッフルズ・プレイス駅。

客室数(スイート含む)は400室。ロビー部分が吹き抜けになっていて取り囲むように客室が配されています。
以前、日本から家族が遊びにきた際、1人が誕生日だと事前にホテルに伝えたら、ホールのケーキがお部屋に届きました。さりげない、でもとってもうれしいサービスに高級ホテルの風格を感じます。

人気のアフタヌーンティは1階ロビーにあるコートヤードで。三段トレイのスイーツやフィンガーフードのお味も申し分なし。スイーツの種類の多さに驚きです。金、土曜の夜はチョコレートビュッフェも。モダンチャイニーズの「JADE(ジェイド)」の中華料理はその味に定評あり。週末の点心ビュッフェは人気です。2階の屋外プール、フィットネスジムやスパ施設も完備。同ホテルから歩いて5分程のところにザ・フラートン・ベイホテル(客室数100室)がありますが、こちらはフラートンホテルよりも、モダンな雰囲気。屋外プールが最高です。フラートンホテル宿泊者もベイホテルの設備を利用できるので、ぜひ足を運んではいかがでしょう。同ベイホテルの屋外プールからはマリーナ・ベイ地区が一望に。

The Fullerton Hotel
1 Fullerton Square, Singapore 049178

マリーナベイ・サンズ(Marina Bay Sands)

マリーナベイ・サンズはカジノを併設する巨大なホテルです。その名の通り、マリーナベイ地区に位置する、3つの高層ビルの上に“宇宙船”が乗っかっているような人々の度肝を抜く建物。誰もが一度は泊まってみたいと思うのもうなずけます。

客室数(スイーツ含む)は2560室という巨大ホテル。なんといってもイチオシは屋上(ちょうど“宇宙船”のある所)にあるインフィニティプールで過ごす一時。これは、宿泊客だけに許された特別な時間です。マストで楽しみたいホテル内設備と言えそう。プールに入って、まるで宙に浮いているような感覚で、市街地を一望に見下ろす絶景がたまりません。同じく屋上にある空中庭園スカイ・パークは、“宇宙船”の先端部分にあります。

レストランはなんと60以上。シンガポールの地元料理から、世界各国の料理、カフェやカジュアルダイニング、ハラール料理も。このほか、ホテルにはカジノをはじめ、世界の高級ブランドショップが店を構えるショピングモール、アート科学博物館、グランドシアターでのミュージカル、さらにスケートリンクやゴンドラが浮かぶ水路などエンターテイメント設備を完備。スパ設備も充実で、タイで誕生したバニヤンツリー・スパではアジアの伝統的な施術を取り入れたトリートメントを提供。大人も子供もホテル滞在が楽しめるマリーナ・ベイ・サンズです。最寄り駅は、MRTダウンタウン線とサークル線のベイフロント駅です。隣接する近未来型の植物園ガーデン・バイ・ザ・ベイは徒歩でアクセス可能です。

Marina Bay Sands Singapore
10 Bayfront Avenue, Singapore 018956

リゾーツ ワールド セントーサ ビーチヴィラ(Resorts World Sentosa - Beach Villas)

最後に、セントーサ島リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)に位置するホテルです。RWSにはユニバーサル・スタジオ・シンガポール(USS)をはじめ、巨大な水族館や水のテーマパークなどさまざまな施設が揃う一大テーマパーク。ここにはリゾートホテルがいくつか点在しています。中でもぜひ泊まってみたいのが、海洋水族館シー・アクアリウムの中にあるオーシャン・スイート(=メゾネットタイプ、11棟)です。5万匹以上の海洋生物が泳ぐ巨大な水槽をベッドルームから眺められるという驚きの客室!優雅に泳ぐマンタを見ながら眠りにつくなんてなかなか体験できることではありません。

もう1つのおすすめが、喧騒とは無関係な緑に囲まれたリラックスできるビーチ・ヴィラ(=1~3ベッドルーム、22棟)。客室からそのままプールへとアクセスでき、リゾート感たっぷり。緑と水を感じるスパ施設は施術を受ける前からリラックスできるはず。レストランも数々揃います。たとえば、マレーシアン・フード・ストリートは、マレーシアのショップハウスが並ぶ通りを模したフードコート。人気の屋台料理が揃います。

Beach Villas
8 Sentosa Gateway, Resorts World Sentosa, Singapore 098269

いかがでしょう。シンガポールでホテル滞在を満喫してはいかがでしょう。JTBでは空港~ホテル間の送迎をはじめ、シンガポールの現地オプショナルツアーを多数取り揃えています。ご参考まで。

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