ウビン島(シンガポール)で南国ネイチャー体験!
その快適な空間に、自分が熱帯雨林気候帯にいることを忘れてしまうシンガポール。折角赤道近くまで来ているなら、日本とは異なる本来の南国らしい雰囲気を味わいたいもの。そうは言っても、時間や手間をかけられない…。ただそんな時は、シンガポール本島から離れて、フェリーで向かうウビン島へ半日プチトリップがおススメです!
ウビン島ってどんなところ?
シンガポール本島の北東、市街中心から見てチャンギ空港の裏とも言えるべきエリアに浮かぶウビン島(Pulau Ubin)は10k㎡程度の大きさ。島内には人は殆ど住んでおらず、豊かな自然が残っています。シンガポール在住の人たちにとっては、週末にサイクリングや釣り、キャンプなどで訪れる憩いの場になっています。
実際島内は、高層ビル群の中心部とはうってかわって、野生のイノシシやサルを頻繁に見かけ、この地域本来の南国の様子が広がります。マングローブなどの日本とは大きく異なる植生も見られ、シンガポールのある一帯が、本来熱帯らしい自然豊かな場所だと教えてくれます。
島内のここは必訪!
島内はレンタサイクルを借りて回るのが一般的。地図や案内板なども多く設置されているので、逐一自分の位置を確認しながら回れば、自力で島内を回ることが可能です。その中でも必ず押さえておきたいのは、島内東部のchek jawaエリアにある下記の2箇所。ただし、坂も多く、熱帯気候特有の蒸し暑さから体力の消耗が激しいので、無理せずところどころに設置された休憩所を利用しながらゆっくり回りましょう。
・Jejawi Tower
ウビン島東部に位置する高さ20メートルの展望台。南国特有の背の高い植物を見下ろすことができ、開放的な光景が広がります。
・Boardwalk
Jejawi Towerとは逆に、海水面ギリギリの上を歩き、海岸線に広がるマングローブ林などを観察できる遊歩道。Jejawi Towerからも近く、合わせて回ることができます。島のさらに東側は、チャンギ空港へ着陸する飛行機のルートにもなっているので、Boardwalkからは頻繁に着陸態勢の飛行機を見ることができます。飛行機好きでなくても、興味がそそられます。
レンタサイクル料金は一日あたり10$前後と格安。ただし、実際は食事などの時間を除けば、2~3時間程度で島内巡りが終わるのが一般的のため、時間貸しの方が安く済むかもしれません。自転車は年季の入ったものが多いので、ブレーキやギアチェンジなどの具合を事前に確認しておきましょう。
そもそもどうやって行く?
ウビン島へはチャンギポイントフェリーターミナル(Changi Point Ferry Terminal)からフェリーで行くことになります。フェリーは片道3$で、所要時間10分ほど。定員12名が集まり次第出航です。週末の昼前など、ピークタイムであれば5~10分ほど待っていればすぐに出航できますが、それ以外の時間帯はもう少し待たされることもあるかもしれません。あまりに人が集まらないと、定員分の料金を支払えばすぐに出発してくれる場合もあるようです。
フェリーターミナル自体もMRTの駅からは離れているため、できればタクシーなどで向かいたいところです。ただし、市の中心部からは片道30$程度かかる場合があるので、費用を抑えたければ、バスでも行くことも可能。その場合は、タナメラ(Tanah Merah)駅前から2番のバスに乗り終点下車、もしくはタンピネス(Tampines)駅から29番のバスに乗り終点下車のルートが便利です。所要時間は共に約30分ほどです。(2番のバス自体はアウトラムパークやチャイナタウン駅前などから乗ることもできます。ただし所要時間目安は約80分…)
アウトドアや自然派、リピーターの方は、最近世界遺産に登録されたボタニックガーデンなどと一緒に、一風変わったシンガポール観光はいかがでしょうか。
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