世界遺産・シンガポール植物園で過ごす休日


ケンケン

早起きは三文の徳!?朝しか見られない光景

日中は30度以上まで気温が上昇する常夏のシンガポールでは、朝の涼しい時間帯は貴重な屋外での活動時間。シンガポールの日の出は意外に遅く、朝7時~7時半にかけてですが、シンガポール植物園の開園時間はなんと朝5時。そのほかの観光名所のほとんどが10時以降にオープンする中、朝一番に楽しめるスポットでもあります。

日が昇り切った朝8時前後、蘭園(Orchid Garden)の入り口付近を中心に、園内のあちこちで市民サークルによる“朝活”が始まります。最も多いのは太極拳。といってもいくつも流派があり、スタンダードな太極拳から、扇や剣を使いながら行うものまで様々なグループが活動をしています。サークルによっては飛び入り参加も歓迎してくれるので、見よう見まねでチャレンジしてみてはいかが?

また、旅行中はどうしても食に走りがちで運動不足になることも。園内の道はすべて整備されているので、ちょっとしたウォーキングやランニングにもおすすめです。ホテルのジムも良いですが、外の空気を吸いながら、熱帯植物のコースを堪能するのも南国シンガポールの旅ならではの醍醐味ですよ。

のどかなシンガポールの朝。地元民に混じって太極拳を体験!

南国ならでは!参加無料の星空コンサート

夕方、日が暮れ始めてから気温が少し下がると、また過ごしやすい時間帯となります。広大な植物園の敷地内には野外コンサート会場があるのですが、シンガポールフィルハーモニーによる月1回の無料クラシックコンサートが開かれます。シンガポールフィルハーモニーのほか、不定期で海外からの楽団のコンサートなどが行われることもあるので、シンガポール滞在期間に開催がないか公式サイトで要チェック。

Concert in the Park @Shaw Foundation Symphony Stage

https://www.sbg.org.sg/

人気講演の場合、夜7時前には芝生がいっぱいになるので、ビニールシートで席取りをするのがおすすめ。最寄りの売店で飲み物やスナックを買い足せば、簡単に夜のピクニックの準備が完成!また、園内には天然の虫よけが散布されているので、蚊に刺される確率は少ないですが、自前の虫よけスプレーもひと吹きしておきたいところです。

池の上に浮かぶ、ムードたっぷりな野外コンサート会場

シンガポール植物園(Singapore Botanic Gardens)・基本情報

住所:1 Cluny Rd.

アクセス:MRT Circle線・Botanic Garden駅/タクシーの場合オーチャードから5分程度

※コンサート目的の場合は、最寄りの門であるNassim Gateをタクシードライバーに指定ください

開園時間:5時~24時(蘭園のみ8時30分~19時)

入園料:無料(蘭園のみ大人5ドル)

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