シンガポールにマーライオン像は何頭いるのか?
シンガポールと言えば、マーライオン。マーライオンと言えば、シンガポール!シンガポールとマーライオンは切ってもきれない関係にあります。町中を散策中、マーライオン像を見かけるチャンスはたくさん。シンガポールにはいったい何頭のマーライオン像が存在するのだろう?マーライオンを探しに町へ繰り出しました!
強いマーライオン&ちっちゃなマーライオンはココ
やはりシンガポールのマーライオン像といえば、ここ。マリーナベイ地区にあるマーライオン公園( Merlion Park)です。金融街を背にして、マリーナベイサンズの正面にその勇敢な姿を見せるマーライオン像。高さは8.6m、重さは70トンもあるそう。勢いよく飛沫をあげて水を噴出する姿は、「強いマーライオン」のイメージ。マストシーのマーライオン像です。夜のライトアップされた雄姿も素敵。トリックアートのような写真を撮るのも楽しい!
★★★マーライオン像改修工事のお知らせ★★★
マーライオン公園のマーライオン像の改修工事が下記期間で行われます。
改修工事期間中、マーライオン像はカバーで覆われるためご覧いただけません。
【改修工事期間】2023年9月25日(月)~2023年12月13日(水)
マーライオン公園には、もうひとつマーライオン像があります。マーライオン像の後方に背中合わせのようにして、ちんと座っている、ちっちゃなマーライオン。こちらのミニマーライオン像は、口角が上がって愛嬌があります。ほんの少し顎をひいている感じ。口から噴き出す水も静かです。これら2つのマーライオン像は表情も違うので、チェックしてみてください。
JTBスタッフがマーライオンと写真撮影してみた!
マーライオンに抱きつくならココ
セントーサ島を望む本島側の小高い丘(山)、マウントフェーバー(Mt. Faber、標高115m)。ケーブルカーの駅(Mt. Faber Cable Car Station)付近一帯は緑豊かな公園になっています。駅からフェーバーポイントを目指して歩くと、わずか数分でマーライオン像にアクセスできます。手をぐんと伸ばせば、抱きつけそうな、そんなマーライオン像。身長(?)は3mぐらいありそう。 因みに、マウントフェーバーは、シンガポールで2番目に高い山(!)なのです。
ワイルド感漂うマーライオンはココ
観光を世界に向けてプロモーションする、シンガポール政府観光局(Singapore Tourism Board)の敷地内にも、マーライオン像があります。観光局の植物に覆われた庭に立っていました。なんだか、他のマーライオン像とは、その風貌が明らかに違う!耳が大きくて、大きく口を開けていて、他のマーライオン像に比べると、若干痩せているような、ワイルド感が漂います。さらに建物の中にもマーライオン像あり!シンガポール政府観光局のオフィスは、オーチャードロードを西へと進み、タングリンロードに入ると、南側(左手)にタングリン・モールがあります。モールのさらに南側に位置します。
歯並びのいいマーライオンはココ
シンガポール本島の北部、アンモキオ(Ang Mo Kio)というところに、住民の守り神のように一対のマーライオン像があります。きれいな歯並びで4本の牙と舌がちょこっと見えるマーライオン。側頭部に大きめの耳がついています。目が切れ長に感じるのは気のせいでしょうか。東西に伸びるアンモキオ・アヴェニュー1(Ang Mo Kio Ave. 1)沿い、細長いビシャン・アンモキオ公園(Bishan-Ang Mo Kio Park)を目指しましょう。公園の対面、HDB(公団住宅)の建物がずらりと並ぶ一角、HDB群への入り口にマーライオン像が2体鎮座しています。
子供も大喜びのマーライオンはココ
MRTハーバーフロント駅に直結するショッピングセンター、ヴィヴォシティ(VivoCity)の『トイザらス』に入ったところにある、LEGOコーナーに行くと、レゴブロックで作ったマーライオンが出迎えてくれます。なんでも、デンマークで約777時間を費やして、約13万4522個のブロックを組み立てた、重さ300kgのマーライオン!口からは水(?)を美しく(!)噴き出し、ウロコの部分もきちんと表現されています。
幻のマーライオン
今では姿を見られないマーライオンがかつて1頭がいました。
そのマーライオンは、セントーサ島に存在した1頭。
「巨大マーライオン」として知られ、高さは37mもあり、頭には展望台も設置されていました。
セントーサ島では人気の観光スポットとして地元の人や観光客の多くに愛されていましたので、
惜しむ声も多くあがったようですが、残念ながら2019年10月20日で営業を終了し、
その後解体されてしまい、今では幻となってしまったマーライオンです。
伝説のマーライオン
最後に、シンガポールを象徴するマーライオンは、ライオンの頭部と魚の体をもつ架空の動物です。伝説によると、マレーシアの王子が11世紀頃、島(現シンガポール)を再発見した際、見たという獅子をマーライオンの頭にし、古代都市テマセク(ジャバ語の海の町という意味)にちなんで体を魚にしたものと言われています。1972年にシンガポール政府観光局が、シンガポールのシンボルとしてマーライオン像を造り、設置したのが始まりです。
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