肉汁滴るやみつきグルメ!人気のペーパーチキンを食す!
「シンガポール」と聞いてはじめに想像するものは何ですか?
マーライオン、F1、最近ではマリーナ・ベイ・サンズもシンガポールのシンボルになりつつありますね。
でも忘れてはいけないのがずばり「食」!
チキンライス、チリクラブ、バクテーなどの定番料理はもちろんのこと、
ホーカーズや大衆食堂にも安くておいしい食事が溢れているので、
あらゆるジャンルの食事を楽しむことができます。
おすすめを聞かれても迷ってしまうほど名店ぞろいのシンガポールですが、
今回は日本人なら1度は食べたい、
『ペーパーチキン』の超有名人気店「ヒルマン・レストラン/嘉臨門大飯店」をご紹介します。
ホーカーズって?
本題に入る前に、シンガポールの食を語るうえで欠かせない「ホーカーズ」について少しご説明します。
ホーカーズとは、安い屋台や店舗を集めた場所のこと。
日本でいうフードコートを、屋外で営業している…というとイメージしやすいかもしれません。
ホーカーズでは中華系、マレー系、インド系、そして日本食、韓国料理に至るまで庶民価格で楽しむことが
でき、シンガポール国民には欠かせない、いわば国民の台所となっています。
ちなみにホーカーズの語源は「ホーカー」ですが、もともと屋台を引いて食事を売る商人のことをさす
言葉で、一昔前までは多くのホーカーたちが、街中で夜な夜な屋台を引いていたそうです。
しかし、1970年ごろから食べ残しの下水処理による公害や、食器や食材の衛生問題が増加。
見かねたシンガポール政府が対策に乗り出すことになり、ホーカーを1箇所にまとめて、
現在のかたちで管理することになったそうです。
今は衛生管理の格付けシステムも導入されていて、きれい好きの日本人でも安心。
各店の店先にA~Dランクのステッカーが貼ってありますので、お店を選ぶときにはぜひ参考にして
くださいね。
世界から認められた『ペーパーチキン』
さて、さまざまな対策の甲斐あって、ホーカーズの衛生状態は飛躍的に向上しましたが、
それだけでは味にうるさい日本人のお客様の舌を満足させることはできません。
そこで今回は「清潔で、冷房が効いていて、口にあって、リーズナブルで、メニューがわかりやすくて、
ほどよく地元っぽいお店」という、日本人にぴったりのレストランがあると聞きつけ、
「ヒルマン・レストラン/嘉臨門大飯店」へ実際に行ってみました。
ここの『ペーパーチキン』を食べずして、シンガポールグルメを語るなかれ・・・というくらい、
旅行のお客様にも、シンガポール在住日本人にも絶大な人気を誇っている「ヒルマン・レストラン」。
なんとミシュラン星付きレストランのオーナーシェフ、ポール・ボキューズがこの店を訪れた際に
「ここのペーパーチキンにミシュランの星をあげたい!」と絶賛したほか、
あのエリザベス女王も召し上がったという、それはそれは有名なお店なんですよ。
黄金の『ペーパーチキン』
MRTファーラーパーク駅から徒歩5~6分のお店へと向かいます。
出口さえ間違えなければ、駅からまっすぐ歩いた右側にあるので迷うことはありません。
このエリアはリトルインディアといって、その名のとおり道を歩いている方の多くはインド系なので、
サリーを着た女性や日本では見たこともない野菜や果物、辛そうな香辛料などを見ることができます。
ちょっとした異文化を感じることができるので、早めに行って周辺観光なんかもおすすめですよ。
お店は「Kitchener Road(キッチナーロード)」に面したショップハウスの中央辺りにあって、
周辺は下町のような雰囲気がします。
実際に行ってみると、口コミや雑誌の効果でしょうか。
日本人のお客様が多い印象です。私たちは予約をしていたのでスムーズに入店できましたが、
お店の外にはずらーっと列ができていたので、早めに予約していくことをおすすめします。
早速メニューを見てみると、確かに比較的安価(『ペーパーチキン』5ピース=S$12.50)。
広東料理のお店なので、日本人に親しみのある味やメニューが揃っていました。
また、各メニューがSMLと分かれているので、少人数で行ってもいろいろ試すことができそう。
※メニューは日本語表記があってわかりやすいのも高得点!
さて、まずは『ペーパーチキン』をオーダー
そもそも『ペーパーチキン』とは?
醤油ベースのタレに漬け込んだチキンをペーパーに包んで揚げる技巧が光る中華系のお料理。
紙が肉のうま味を閉じ込めて肉汁もたっぷり。中からあつあつのジューシーな鶏肉のうま味が溢れ出ます。
ほどなくして黄金の『ペーパーチキン』が運ばれてきました。
さっそく紙を破くと(結構熱いのでやけどには注意!)香ばしい匂いがたちのぼり、
もうこの時点で美味しさが確信に変わります。
満を持して一口食べてみると…「やわらかい!お、お、おいしい!」
たっぷりの肉汁と秘伝のタレが絡み合ったちょっと甘めの味付けは、日本人好みであること間違いなし!
滴る肉汁を無駄にしないように気をつけて食べるのですが、それでも滴ってしまうほどジューシーです。
(もったいない!)
チキンそのもののプリッとした食感と、中まで染み込んだ旨みも、たまりません!
ふと「この肉汁とタレを白いごはんにかけたら、何杯でもいけそうだな~」と日本人ならではの
感想を抱いたのですが、周りを見渡すと実際ごはんにかけてる方がたくさん!
やっぱりみんな同じ気持ちになるんですね。
ペーパーチキン以外にも様々なメニューがあり、迷いながらも4種類ほどチョイスしましたが、はずれなし。
私は異国独特のスパイスが苦手なのですが、ここならどれも大丈夫でした。お子様でも安心ですよ。
※『ペーパーチキン』はビールにも絶好のおつまみになりますが、
シンガポールはお酒が高いので、飲みすぎにはご注意を。
シンガポールに来たらここは絶対に外せない!
肉汁い~っぱいのジューシーなペーパー・チキンが看板のレストラン。
★JTBマイバスではお得なおふたり用のJTB限定セットメニューをご用意しております。
https://www.mybus-ap.com/tour-detail/VELTRA-165017
ぜひローカルにも旅行者にも大人気のお味を現地でご堪能ください!
【ヒルマン・レストラン/嘉臨門大飯店(Hillman Restaurant)】
住所:135 Kitchener Road Singapore 208518
電話:6221 5073
営業時間:11:45-14:30/17:45-22:30
定休日:旧正月
アクセス:MRTファラーパーク駅I出口から徒歩5分
この記事でご紹介したスポット
ヒルマンのような大衆食堂での食事もいいけれど、
「シンガポールに来たからには1回くらいは豪華なディナーも食べてみたい!」
という方はシンガポールスリングでのフルコースもおすすめです。
グルメ大国、シンガポールをとことん楽しんでくださいね!
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