ボホール島は溢れる自然と歴史の宝庫|おすすめの観光スポットをタイプ別に紹介

JTBセブ支店
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セブ島のすぐ隣にあるボホール島とは?

島の半分が大理石で覆われたボホール島(Bohol Island)は、フィリピンで10番目に大きい島で、ビサヤ諸島のほぼ中央、セブ島のすぐ南隣にあります。ボホール島へはセブ島から高速船で向かいます。高速船やフェリーはフィリピンでは島々の移動に欠かせない身近な乗り物として利用されています。所要時間は片道約2時間です。

ボホール島で最も大きい町は「タクビララン」は、セブやネグロス島のドマゲッティへの船の玄関口。また、島の中央部にあるチョコレートヒルズや、ダイビングスットが点在しているパングラオ島への拠点として重要な機能を果たしています。

タグビラランから突き出すように浮かぶパングラオ島には、いくつかの美しいビーチとダイビングスポットが点在しています。

ボホール島の観光ベストシーズン

ボホール島のベストシーズンは、毎年12月~4月頃といわれ、この時期は晴れ間が続きます。風も穏やかで波も立ちづらく、マリンアクティビティには最適です。平均気温は26~27℃で半袖・半ズボンで過ごせますが、ホテルや施設内はクーラーが効いているので、羽織るものやカーディガンなどがあると重宝します。

ボホール島の雨季は、6月~11月といわれ、この時期は雨が降りやすく激しい雨のスコールが降ります。午後以降に夕立のようなスコールが降るケースが多いです。長時間にわたり雨が降ることは珍しいので、午前中などの観光は比較的お楽しみいただけます。しかし、雨季の最中は熱帯低気圧や台風が発生しやすく、波が高いとセブ島とボホール島を繋ぐ高速船が運行停止となる可能性もあるため、ご注意ください。

ボホール島の自然・絶景を楽しむ観光スポット

ボホール島では、美しい大自然を感じられる観光スポットがあります。ここではボホール島で見てほしい自然・絶景をご紹介します。

自然の造形美を眺める「チョコレートヒルズ」

高さ約30メートルほどの小高い山が1200以上連なるチョコレートヒルズ。雨季には緑色に茂っている丘も乾季の4月~6月は草木が枯れ、茶褐色へと表情が変化します。その景観がまるでチョコレートのように見えることからチョコレートヒルズと呼ばれるようになりました。
残念なことにこの丘に登ることはできませんが、階段を約200段ほど上った先にある展望台からは幾つも連なった円錐形の丘が広がる幻想的な景色を楽しめます。

チョコレートヒルズがなぜこのような地形になったのか、様々な言い伝えが語り継がれています。有名な説は、大昔に喧嘩した巨人たちが岩を投げ合ってできた跡がこの地形を作ったこと。また地質科学者の一説によると、ボホール島の地質は石灰岩で風化しやすく弱いため、地殻変動と気候による浸食だという説もあります。他にも、恋人を亡くした青年が流した涙の一粒一粒が丘になったとか。まるでおとぎ話のような言い伝えが残るチョコレートヒルズは、足を運ぶ価値のあるボホールの観光名所です。

絶景の大自然中を行く「ロボク川クルーズ」

緑に覆われた豊な自然の中を船で行くロボク川クルーズは、河の両脇から生い茂るヤシの木のトンネルをくぐり抜けます。乗船する船は南国ムードいっぱいの雰囲気です!クルーズの出発地は、タグビララン港から車で約30分程のところで、約2キロ上流にあるブサイ滝までを往復します。所要時間は約1時間ほど。

船上では、ギターや歌の生演奏を鑑賞できます。船上のスタッフの皆さんはとても楽しく、一緒に歌ったり手拍子したり盛り上げ上手な方ばかりです。クルーズの途中では、川沿いに設けられたステージで地元の子供たちによる伝統のバンブーダンスを船の上から鑑賞できます。子供たちがダンスやステップを身振り手振り教えてくれるので、興味がある方はステージに上がってダンスに参加することもできます。

★「ロボク川クルーズ」で豪華ビュッフェ★
ロボク川クルーズの屋形船の上では、フィリピン料理ビュッフェが堪能できます。フィリピン料理を味わいながら、流れゆく景色を満喫するクルーズはボホール島ならではの楽しみ方です。

愛らしい大きな目が魅力的な世界最小メガネザル「ターシャ」

ボホール島の人気者、世界最小のメガネザルターシャ。体長約10~15センチ、体重は約120グラムと大変小さく手のひらに収まってしまうサイズです。魅力的な大きな目は夜行性のため、夜でもよく目が見えるように発達しましたが、眼球を動かすことができないのだとか。ターシャに会える場所は主に2か所あります。
・フィリピン・ターシャ・サンクチュアリ
・ターシャ観察区域

ターシャ・サンクチュアリは、ボホール島の州都タグラランから車で30分走ったところのコレラ村にあります。野生のターシャを間近で見ることができます。
ただし、ターシャは非常にデリケートで敏感な性格のため、フラッシュや触れることは厳禁です。また、スマートフォンはサイレントモードにするなどのルールも設けられています。
ターシャの色は木の枝と同化しており、あまり動かないのでなかなか見つけられないことも。視力に自信がない方はぜひ、双眼鏡やオペラグラスをご持参ください。
ターシャの見学後は、Tシャツやぬいぐるみ、キーホルダーなど、ターシャをモチーフにしたグッツを購入できるので、フィリピンのお土産にもピッタリです。

ロボク川近くにあるターシャ観察区域では、自然のなかで生活するターシャを間近で観察できます。施設のスタッフがターシャの居場所を教えてくれるので、ターシャを近くから観察することができます。

野生動物たちの賢明な生き様に感動 ドルフィンウォッチング&ホタル観賞

ボホール島の沖合はたくさんのイルカが見られることで有名です。アロナ・ビーチを拠点として早朝ボートで出発することが多いです。運が良ければ野生イルカの群れに遭遇するチャンスも!?シュノーケルと組み合わせたりして、海のアクティビティとして楽しまれている方が多い印象です。

また、日没後には蛍鑑賞を楽しむクルーズツアーも開催されています。両岸にマングローブが生い茂る川を下っていくと、マングローブ林にホタルが集まり、まるでクリスマスツリーのイルミネーションのような光景です。木の上にピカピカと無数に輝くホタルの光はとても幻想的。もちろん、生き物なので、天候等の影響でご覧いただけない可能性もありますが、セブやマニラなど都会の開発された土地では味わうことのできない、神秘的な光景が広がっています。

ボホール島の歴史にふれる観光スポット

タグビララン市内及びその郊外には歴史的建造物も点在しています。

当時の様子を伝える歴史的建造物「血盟記念碑」

血盟記念碑は、スペインの初代総督レガスピと島の首長シカトゥナが友好を誓い合ったことを記念した碑。1565年にこの地に上陸したレガスピは、友好の証としてシカトゥナと互いの血を注いだワインで杯を交わしたといわれており、記念碑ではその光景が表されています。

記念碑の後ろには美しい海が広がっており、海を背景にして記念碑を撮影するのもおすすめです。

豪華絢爛な内装が魅力「バクラヨン教会」

バクラヨン協会は、1595年に建てられた教会で、その歴史の古さは国内でも屈指。荘厳な雰囲気の石造りの外観とは対照的に、内部には天井画や柱の彫刻など華やかな装飾が施されています。また、スペイン統治時代の資料などを展示する博物館も隣接しています。

ボホール島で自然と触れ合い、癒しの時間を過ごしましょう

ボホール島には、日本で見られないような大自然の絶景が目の前に広がります。絵画の世界で見る山と海の美しい風景が日々の疲れを癒してくれるでしょう。

また、希少なターシャと出会ったり南国のグルメを味わったりするなど、心も体も満たすスポットがたくさんあります。ボホール島でしか経験できない時間をお過ごしください。

ボホール島を隈なく満喫するならJTBのMyBusツアーがおすすめ

JTBのMyBusツアーでは、ボホール島の人気観光スポットをめぐるツアーをご用意しています。チョコレートヒルズやターシャ鑑賞をはじめ、ロボク川クルーズで地元の演奏・歌を一緒に楽しむなど、充実した1日をお過ごしいただけます。

日本語ガイドのサポートもありますので、言葉に不安のある方も安心した旅行をお楽しみいただけるでしょう。

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この記事を書いたレポーター

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