ニュージーランド、ダウトフルサウンドで静寂の中の大自然を感じる
圧倒的な大自然に触れることはニュージーランド旅行の醍醐味です。「世界遺産」と「フィヨルド」と聞けば、ミルフォードサウンドを思い浮かべる人も多いと思いますが、ダウトフルサウンドも知る人ぞ知る人気のスポットで、ミルフォードサウンドの10倍の広さを誇り、ミルフォードサウンドほど観光地化されておらず、静寂に包まれたフィヨルドの景観が美しいダウトフルサウンドの魅力をご紹介します。
世界遺産の国立公園内にあるフィヨルド
ダウトフルサウンドは、南島南西部に広がる「テ・ワヒポウナム(世界遺産)」内のフィヨルド国立公園に位置しています。新潟県とほぼ同じ面積という広大なフィヨルド国立公園には、人気の観光地ミルフォードサウンドに代表される、フィヨルド、原生林、湖など、太古の昔から変わらない風景が広がっており、ニュージーランドを訪れたならば、ぜひとも訪問しておきたい地域です。
ミルフォードサウンドの南西に位置するダウトフルサウンドの魅力のひとつが、そのスケールの大きさです。サウンド(入り江)の海岸線は長さ約160㎞に及び、フィヨルドランド国立公園内では2番目に大きなフィヨルドで、水深は国内最深の421m。ミルフォードサウンドに比べて10倍の広さを誇る入り江です。
ダウトフルサウンドへの行き方
ダウトフルサウンドの拠点となる町はマナポウリ。クイーンズタウンからアクセスするには、テ・アナウ湖畔の町テ・アナウ経由でマナポウリまで車で移動(所要時間:約2時間30分)し、船に乗ってマナポウリ湖を横断して対岸へと進みます。対岸にてバスに乗り換えてダウトフルサウンドへ。ここから周遊クルーズが始まります。
陸路だけではダウトフルサウンドのクルーズ発着場所まで移動できないという“不便さ”もあって、ミルフォードサウンドほど観光地化されることなく、手付かずの自然が昔の姿のまま今に残されています。
静寂の中の自然美、太古の自然を感じる
ダウトフルサウンドの入り口の狭さは、あのキャプテン・クックが、入り江に入ることを躊躇ったことからもうかがい知ることができます。水際から垂直に切り立った崖が迫り、降雨林と深緑色の静かな水面は神秘的。
クルーズ船のエンジンを切れば、静寂に包まれた大自然を感じるはず。雨量が多い時期は、ブラウン滝やディープ・コーブのヘレナ滝など数百メートルの落差の豪快な滝の流れを目にします。手つかずの自然が残るダウトフルサウンドでは、運が良ければバンドウイルカ、ペンギン、オットセーの姿を目にするチャンスも! 約3~4時間のクルーズ中、存分に静寂の中で神秘の大自然を感じてください。
現地発着ツアーで気軽に訪れる
個人で車や公共交通機関などを使ってダウトフルサウンドへ行くことも可能ですが、慣れない道を運転することはおすすめできません。各旅行会社が提供するダウトフルサウンドへの現地発着ツアーを利用するのも一案です。JTBでも、クイーンズタウンやミルブルック発着のダウトフルサウンド日帰りツアーを提供中。
また、同じフィヨルドランド国立公園内にあるミルフォードサウンドは、ニュージーランドを代表する見所のひとつですが、ミルフォードサウンドのクルーズツアーでもこの国の自然美を存分満喫できるはずです。
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オプショナルツアー(現地発着)JPY25,349〜大人1名様あたり2023年4月~2024年3月のご料金です。
※価格は予告なく変更になることがございます。期間: 2023-04-01~2024-03-31クイーンズタウンを出て約2時間のテアナウから南下しマナポウリ湖へ。マナポウリ湖をクルーズで渡り、またバスに乗り換えてウイルモット峠を越えると、そこはダウトフルサウンド。キャプテンクックも進入に躊躇したといわれるこの入り江を約3時間のクルーズ。他所では体験する事の出来ない静寂の世界です。
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オプショナルツアー(現地発着)JPY19,209〜大人1名様あたり2023/04/01~2024/03/31のご料金です。
※価格は予告なく変更になることがございます。期間: 2023-04-01~2024-03-31世界遺産に指定されているフィヨルドランド国立公園の中でも、最も有名な入り江がこのミルフォードサウンドです。大自然の織り成す不思議な景観をじっくりお楽しみください上空から眺める雄大な景色に、きっと心を奪われることでしょう