酪農大国ニュージーランドで人気のチーズ＆おすすめのチーズはこちら！[2023年5月更新]

ニュージーランドといって、まず思い浮かべるのは、どこまでも広がる緑の牧草地に、自由にのんびりと過ごす羊や牛などの動物達ではないでしょうか。『人の数よりも羊の数のほうが多い』とも言われているように、ニュージーランドの総人口約520万人（2023年5月現在）、そして、羊の数はなんと約2600万頭（2020年7月時点）とその事実は明らかなようです。ついでに、乳牛の数は約570万頭（2020年時点）いるそうです。そのため、ニュージーランドは、世界の中でも最も乳製品の消費の多い国のひとつとも言われています。ニュージーランド国内を車やバスなどでご旅行をされると、必ず、そのイメージ通りのどこまでも広がる牧草地にのんびりと生活している羊や牛の姿を目にすることでしょう。

そんなニュージーランドでは、地元のスーパーマーケットや、小さなコンビニエンスストアなど、比較的どこでも、数種類のチーズが販売されていて、簡単に手に入ります。カマンベールチーズや、ブリーチーズ、ブルーチーズ、フェタチーズ、チェダーチーズ、ゴーダチーズなどなど、サラダやピザ、パスタなどのお料理に使ったり、チーズをそのまま食べるなど楽しみ方も様々です。

【チーズの種類】
カマンベールチーズ／ブリーチーズ(Camembert ／Brie Cheese)・・・
そのまま食べるチーズの代表格といっても過言ではないこのチーズは、皆様もおなじみのチーズではないでしょうか。白カビに覆われた外身の中に、柔らかく濃厚なチーズが隠れているもの。名前の違いはこのチーズの発祥地と生産される際の大きさの違いだそうですが、どこの場所で作っても、この名前のようですね。ブリーとカマンベールは、クラッカーに乗せて、アボカドやサーモンなどと一緒に食べたり、ワインのおつまみにそのまま食べるのもオススメです

チェダーチーズ(Chedoar Cheese)・・・
イングランド　サマセット州チェダーをオリジナルとするハードタイプのチーズ。黄色い色をしているのが特徴で、スライスしたものをそのまま食べるだけではなく、削ったものをパスタに入れたり、グラタンやラザニアに載せたり、また炒めた挽肉やトマトと合わせて、Dippingソースにして、クラッカーやコーンチップスと一緒に食べるのもオススメです。

フェタチーズ(Feta Cheese)・・・羊や山羊の乳から作られるチーズのひとつで、白い色で、ポロポロと崩れる食感が特徴のチーズ。塩味が強いので、そのまま食べるよりは、ダイス型にカットしたものをフレッシュな生野菜、オリーブオイルと一緒にサラダにして食べるのがオススメです。

ブルーチーズ(Blue Cheese)・・・牛乳もしくは羊の乳をもとに作られるチーズで、アオカビを熟成させて作るチーズ。臭みが少し強く、苦手な人も多いかもしれませんね。ブルーチーズも塩味が強いので、サラダに入れたり、パスタに入れたりするのがオススメです

そのほかにもチーズの種類はいろいろです！

数あるチーズの中で、ちょっと変わった食感のあるチーズといえば、『ハルミ(Haloumi)チーズ』ではないでしょうか。これは、キプロス料理のひとつといわれるチーズで、羊の乳とやぎの乳から作られた、食感が少し硬めのチーズで、焼いても溶けることはなく、表面を少しきつね色になるまで焼いたものを、フリッターやお肉、ローストした野菜と一緒に食べることが多いです。この独特の食感が好きな人も多いのではないでしょうか。

ニュージーランド北島の、オークランドからさらに北へ約45分ほど車で走ったところに、『Puhoi Valley Cafe & Cheese Shop』というチーズの専門店があります。プホイは１９８３年にオープンした地元でも人気のチーズの専門店で、国内のスーパーでは必ずと言っていいほど目にするチーズの代表です。ニュージーランド国内のチーズアワードも多く受賞してきたニュージーランドを代表するチーズといってもいいほどです。チーズ以外にヨーグルトやアイスクリームなどの乳製品もカフェで楽しむことが出来ます。

【所在地】
Puhoi Valley Cafe & Cheese Shop
275 Ahuroa Road, Puhoi 0873
https://puhoivalley.co.nz/shop-cafe/
+64-942-20670