ニュージーランドのクライストチャーチ空港から市街地へのアクセス（2023年版）

ニュージーランド南島で最大の街、クライストチャーチは「ガーデンシティ」と呼ばれるほど花や緑が美しい自然豊かな街です。20世紀初頭に建てられたビクトリア様式の建物や、市内を緩やかに流れるエイボン川、花と緑に包まれた公園が市内に多く点在し、英国の雰囲気を残した美しい街です。そんな市内中心部から北西に約12km離れたところに、クライストチャーチ国際空港は位置しています。

下記がクライストチャーチ空港から市内中心部までの料金の比較です。
※料金や諸内容は予告なる変更となる可能性がございます。あくまで目安としてご参照ください。

市内バス(片道)：
大人　4.2NZD
子ども (5-18才) 2.4NZD
※こちらは現金で支払った場合の料金です。Metrocardをお持ちの場合は割引がある場合がございます。

シャトル：
混乗　30.00NZD～
専用車　140.00NZD～

タクシー：
40.00～60.00NZD

この価格をもって、それぞれの方法の違いを見ていきましょう。

空港から市内中心部（バス・インターチェンジ駅）までは市バスのうち、下記の2本の路線が結んでいます。

・3番　パープルライン　サムナー行き（以下パープルライン）
・29番　フェンダルトン経由シティー行き（以下29番バス）

パープルラインは毎日約15分毎に運行していますが、曜日によって始発と最終バスの時間が若干異なります。

詳しくは現地にて、もしくは下記URLよりご確認ください。
（https://www.metroinfo.co.nz/timetables/3-airport-or-sheffield-cres-sumner/）

29番バスは毎日約30分毎に運行しており、こちらもやはり曜日によって始発と最終バスの時間が若干異なります。

詳しくは現地にて、もしくは下記URLよりご確認ください。
(https://www.metroinfo.co.nz/timetables/29-city-airport/)

どちらの路線も所要時間は約30～35分と少し長めですが、市内バスの一番の魅力は何といってもその安さです。また大人1名片道4.20NZDという価格はあくまでも現金でのお支払いの場合となり、Metrocard（メトロカード）というクライストチャーチ専用のICカードを持っていれば、なんと2.65NZD（子ども1.50NZD）という安価で市内まで行くことができてしまうんです。Metrocardは発行するのに10NZD(発行料5ドル＋最少チャージ額5ドル)かかり、また発行料はカードを返却しても戻ってきませんので、短期のご旅行では元を取れないことがほとんどです。長期旅行の方や、移住を考えていらっしゃる方へ、是非ともお勧めさせて頂きたいと思います。現金でお支払いされる場合は、小銭を用意していないと乗車を拒否されてしまう可能性もございますので、ご注意くださいませ。

空港から滞在先や、目的地へ直接送り届けてくれるシャトル（バン）には、他のお客様と混乗利用と、専用利用の2種類があります。

どちらも1名様からご利用可能で、料金は乗り合いであれば1人約30.0NZD～です。またスーツケースなど大き目のバゲージは1個につき5.0NZDで追加することができます。1人でのご利用では市内バスと比べると割高ですが、バスとは違って到着地を指定出来るため、目的地まで直接行くことができるのは魅力ですね。専用車の場合は11名まで乗車可能、バゲージは15個まで搭載することができて、およそ140.00NZD～です。クライストチャーチ市内中心部までの所要時間は約20～30分ですが、乗り合いの場合は同乗者の行き先によっては遠回りになる可能性もございますので、予めご注意ください。ご利用の際はシャトル会社の「Super Shuttle（スーパー・シャトル）」のウェブサイトより事前予約をされるか、当日空席があれば、空港の国際ターミナル到着ロビーにある観光案内所 「i-Site (アイ・サイト)」にて、その場で予約をすることも可能です（ウェブサイトURL：https://www.supershuttle.co.nz/）。ウェブ予約の場合はクレジットカードにて事前決済が必要です。

タクシーなら最も快適、かつ最短時間で目的地まで移動することができます。慣れない英語を使って降車地を告げたり、自分の降りる場所できちんと降りれるかを心配する必要もありませんし、乗り合いにもならない為、渋滞などが無ければ最短約20分で到着することができます。料金には空港利用料5.50NZDが加算されます。

それぞれのアクセス方法の特徴や利点を知ったうえで、皆さんの旅行スタイルにあったものをお選び下さい。