ニュージーランドのオークランドのお花見スポットで桜を愛でよう

南半球のニュージーランドでは、春は9月から11月頃まで。中でも9～10月になると、オークランドでも桜が見ごろを迎え、多くの人がお花見を楽しみます。オークランドのお花見スポットと言えばワンツリーヒルにあるコーンウォールパーク。この公園のお花見の魅力と、人気のカフェをご紹介しましょう。

南半球のニュージーランドは、日本と季節が逆になりますので、春と言えば9～11月。オークランドは1年を通じて気温差が日本ほど激しくないため、冬の寒さも極寒！というほどではありません。けれども雨の多い、曇りがちな冬が過ぎ去り、春が訪れるとやはりうれしいもの、みな春を心待ちにしています。

9月頃から木々が芽吹きはじめると、やがて桜もつぼみが開きはじめます。
オークランドの桜は、日本でよく見かけるソメイヨシノではなく、もう少し花びらの小さい、可憐なものが多く植えられています。この桜が満開になるのが10月前後。その頃になると、桜の名所として知られるワンツリーヒルにあるコーンウォールパークでは、毎年フェスティバルが開かれます。そしてオークランド在住の日本人はもちろん、ローカルの人々もお花見に繰り出します。

お花見と言っても、日本のようにお酒を飲んでカラオケも持ち込んで、ということはありません。公園などでのアルコールは禁止されていますので、みなさん木の下でピクニック、あるいはのんびりと桜を眺めている…そんな穏やかな雰囲気です。
芝生に座ってのんびりと、日本とは少し景色の違うお花見を楽しむ、そんな感じです。

コーンウォールパークはお花見スポットとしてよく知られていますが、知る人ぞ知る、オークランド・ドメインにも桜の並木があり、毎年、「桜のフェスティバル”Cherry Blossom Festival”」が開催されています。 こちらは桜並木がこじんまりとしているせいか、人も少なめ。
静かにゆっくりと桜を楽しみたい、という方は、オークランド・ドメインがおすすめです。

肌寒い時や公園を歩き疲れた時には、公園内にあるコーンウォールカフェへどうぞ！
カウンターにはおいしそうなケーキ、デニッシュ、タルト、そしてカップケーキ…
でもここのホットチョコレートが、ちょっと変わっていておすすめなのです。

ホットチョコレートを注文すると、いろいろなものが載せられたシルバーのプレートがなぜか到着…。プレートの上にはミルク、チョコレート、マシュマロなどなど…。
そうなのです、材料を好きなように混ぜて、自分好みのホットチョコレートを飲めるのです。

9～10月にオークランドを訪れたら、ぜひ満開の桜を見てくださいね。日本とはまた違ったお花見を楽しめますよ！