キウイはお好き?ニュージーランドで食べたい旬のフルーツ5選[2023年6月更新]

JTBニュージーランド
メェ子

ニュージーランドでは、いろいろなフルーツが売られています。日本では日常的にお目にかかることのできない果物も少なくありません。季節にもよりますが、ニュージーランドを訪れたのなら、ぜひ新鮮な果物を手に取って、食べてみてください。スーパーマーケットやファーマーズマーケットに行くと、色とりどりの果物が並べられ、量り売りしている果物もありますので、滞在中のおやつに、朝食にいかがでしょう。もちろん、こうした果物を使って焼いた菓子類、ジャム、ドライフルーツ、ドレッシングやソースなどもあります。今回は、JTB現地スタッフが厳選した、ニュージーランドを訪れたら絶対に食べたい果物5選を紹介します。

 

キウイフルーツに似てる?国鳥キウイです。

緑と黄色どっちが好き? キウイフルーツ

やはりこれは外せません。ニュージーランドといえば、キウイフルーツです。キウイフルーツはもともと中国原産で、かつてニュージーランドでは、チャイニーズ・グーズベリーと呼ばれていました。それをニュージーランドで品種改良し、「キウイフルーツ」という名で世界に輸出を始めたのだとか。丸い形が、同国の国鳥でもあるキウイに似ているから「キウイフルーツ」と名付けたとも言われています。
グリーンのキウイフルーツが4~11月、黄色のゴールドが4~10月が旬です。ビタミンCが豊富で疲労回復効果と風邪対策にもなるとか。形も果肉の色も異なる種類のキウイフルーツがスーパーマーケットなどに並んでいます。手でそっと握って、ほんの少しやわらかいと感じるタイミングが食べどきだそうです。ちなみに、こちらでは、キウイフルーツをまるごと皮まで食べる人が多いです。

美肌効果も!フィジョア

フィジョア(またはフェイジョア)は、南米原産の楕円形をした果物。スペインの博物学者の名前に因んで名付けられた果物。しゃりっとした触感(実の真ん中部分はゼリーのような感じ)と、甘酸っぱさが特徴。パイナップルに似ていると言う人も。半分に切って、キウイのようにスプーンで身の部分をくるりとえぐって食べます。実を切ると、マスカットのようなブドウにも似たような香りが漂います。ビタミンCとポリフェノールが多く含まれ、食物繊維も豊富です。
3~6月に旬を迎える秋の果物です。フィジョアの花は、杯のような形をしていて、花びらの外側は白ですが、内側は赤紫色をしています。そして、鮮やかな紅色のおしべが房のようにたくさんあって、とても美しい花をつける果物でもあります。

2つに切ったフィジョア。

なんという形!ドーナツピーチ

桃なのですが、形がドーナツに似てて、ペチャンコな平ぺったい桃。ドーナツピーチ(ピーチドーナツ)、あるいはフラットピーチなどと呼ばれています。変な(?)見た目と違ってとても美味しく香りもよい。日本の白桃と食感もお味もそっくり。ここ数年、スーパーなどで見かけるようになった果物です。地元の人々は皮ごと食べますが、個人的には皮を剥いてから食べます。一般的なピーチに比べると、お値段は少し高め。もしかしたら、ニュージーランドで食べられる一般的な丸いピーチは、日本の桃と比べると、瑞々しさに乏しく、酸味が強く感じるかもしれません。ピーチの旬は12月から3月ですが、このうちドーナツピーチの旬はわずか3週間ほどだそう。見かけたら「買い」です!

円盤みたいにも見えるドーナツピーチ。

ベリーの王様ブラックカラント

栄養価の高さで知られるブラックカラント。濃い紫色をした小さな丸い実で、日本でいうカシスです。1820年代に入植者によってヨーロッパから持ち込まれた果物で、当時は健康維持のための万能薬としてブラックカラントを食べていたそう。今では各国に輸出しているほどの生産量を誇ります。ポリフェノールやビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、世界で栽培されている食物の中で、それら含有量がもっとも高いフルーツと信じられているのだとか。ニュージーランドにはブルーベリーやブラックベリーなどベリー類はたくさんありますが、ベリー類の王様と呼ばれるブラックカラントは必食です!旬は12月から2月の間。まさにこれからが旬です。

果物?野菜?アボカド

アボカドは、よく野菜か、果物か、などと言われますが、植物学上の分類は果物だそう。レストランやカフェで、スーパーマーケットで、旅行中にアボカドを目にする機会はたくさんあるはず。パンの上にたっぷりとのせてトーストしたり、アボカドサンドなどは朝食やランチの定番。「森のバター」などと呼ばれるほど栄養価が高く、アボカドに含まれる脂質は血中コレステロールを減らす働きがあります。ニュージーランドでは、いくつかの種類のアボカドを収穫時期をずらして栽培しているため、年間を通して美味しくアボカドを食べることができます。

いかがですか。多くの果物は、ニュージーランド各地のスーパーマーケットなどで広く販売されていて、気軽に手に入れることができますし、週末や早朝に行われるファーマーズマーケットなどでも果物は必ずといっていいほど売られています。JTBが提供する現地オプショナルツアーのなかには、スーパーマーケットに立ち寄るコースもあります。ご参考まで。

この記事を書いたレポーター

メェ子

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