週末旅行にぴったり!異国情緒あふれる古都マラッカ


JTBマレーシア支店

♦世界遺産の街マラッカ♦

14世紀末に誕生したマラッカ王国は600年以上の歴史を持つ古都で、東西貿易の中継地として栄えていました。しかし、15世紀からポルトガル、オランダ、イギリスといったヨーロッパ諸国の統治下におかれてきたことから、ヨーロッパの影響を強く受けてきました。マラッカでヨーロッパ風の建築物が見られるのは、このような歴史的背景があるからです。

2008年には、東西貿易やヨーロッパの国から支配されてきた影響によって作り上げられたアジアにおいて類をみないユニークな建築様式、そして文化的な町並みが評価され、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。

♦TBSバスターミナル ♦

今回はマラッカへ行くのにバスを利用したので、マラッカ行きのバスが出ているTBSバスターミナルについて少しご紹介します。
TBSバスターミナルはクアラルンプールにある長距離バスターミナルです。
マレーシアの各都市へはもちろん、タイやシンガポールなど周辺国へのバスも出ています。

■TBSバスターミナルへの行き方
TBSバスターミナルへの行き方は2つあります。
① 電車
最寄り駅はBandar Tasik Selatanです。TBSと直結しているので、アクセスが便利です。KL セントラルからLRT、 KTM KomuterもしくはKLIA Transit Trainを使っていくことができます。

② グラブ
こちらは配車アプリです。グラブだとKLセントラルからであれば約20分ほどで着きます。料金は約RM20くらいです。電車よりは費用が掛かりますが、荷物が多い場合はグラブの方が便利です。
(※グラブの料金はその日の天候や混雑状況によって変わるので、あくまで目安です。)

♦チケット購入♦
チケット購入はTBSに着いてからバス会社のカウンターでの購入もオンラインで事前に購入を済ませることも可能です。

■カウンターでのチケット購入
カウンターでのチケット購入はTBSの3階でできます。
目的地をスタッフに伝えると出発時間が近いバスを教えてくれます。
バスを選ぶと、座席のスクリーンを見ながら席を選ぶことができます。支払いを済ませて、チケットを受け取ったら完了です。

■オンラインチケットの購入
Kuala Lumpur to Malacca bus TBSと検索すると下記リンク先のウェブが出てきて、TBS出発着のバスがずらっと表示されます。そこから自分の都合の良い時間帯を見て、購入します。
https://www.busonlineticket.com/booking/tbs-(terminal-bersepadu-selatan)-to-malacca-bus-tickets

週末や祝日はバスが混雑する可能性があるので、予約をしておいた方が確実です。オンライン購入の場合は予約確定のメールが来るので、それをカウンターで見せるとチケットと交換してくれます。
※どちらの購入方法もターミナルで身分証明書が必要になるのでパスポートを忘れないようにしましょう!
※上記の情報は変更する可能性があります。

ちなみに到着予定のマラッカセントラルバスターミナルから観光地が集まっているエリアまで少し距離があります。バスもしくはGrabを使ってオランダ広場 (Dutch Square) まで向かうことができます。

♦マラッカの主な観光地♦

■オランダ広場
観光客の目を最初に引き付ける鮮やかなピンクの教会、オランダ広場。
マラッカの中心地です。こちらはマラッカがオランダ統治下にあった時代に建てられたもので、時計台や教会、旧オランダ総督邸のような歴史的建築物が集まっています。I LOVE MELAKAという写真スポットもあるので、来た際は記念写真をお忘れなく!

■ジョンカーストリート
観光客に人気なスポット。
雑貨屋さんやカフェ、服屋などかわいいお店がたくさん並んでいます。お土産を買うにもピッタリな場所です。また毎週金・土・日は18時頃からナイトマーケットが始まります。道の両端にたくさんの食べ物やドリンク、雑貨などの屋台が並んでいます。昼から夜遅くまでずっとにぎわっていて活気のある、外せない人気スポットです。

■リバークルーズ
マラッカの街並みを船から楽しむことができるリバークルーズ
料金は大人Rm30、子供Rm25でした。約30分ほど船に揺られながら景色を楽しむことができました。マラッカは天気がいい日は本当に暑いので、船に乗っているときは風もあって気持ちよかったです。カラフルなウォールアートがたくさんあるので、街並みを見ているだけで楽しくなりますね。

※料金等は変更する可能性があります。

■セイントポールチャーチ
この教会は1521年にポルトガルによって建てられた、マレーシアおよび東南アジアで最も古い教会だと言われています。実はこの教会はみなさんも歴史の授業で1度は名前を聞いたことのある人物、フランシスコ・ザビエルと縁のある場所なんです。彼はイエズス会の宣教師でカトリック派をアジアで広める任務を担っていたため、セイントポールチャーチを訪れていたそうです。
現在セイントポールチャーチは屋根が無く、壁しかない状態になっていますが、どうしてここまで老朽化が進んでいるのか?それには理由があります。
マラッカを初めに支配したポルトガルはキリスト教カトリック派。しかし、その後ポルトガルに代わってマラッカを支配したオランダとイギリスはキリスト系プロテスタント派でした。そのため、ポルトガルの支配が終わってから宗派の異なるセイントポールチャーチを手入れする人が誰もいなかったため、早く朽ちてしまい、今のような状態になってしまったそうです。

■The Daily Fix Cafe
こちらはジョンカーストリートにある超人気カフェ。
店内はヴィンテージっぽい感じがあって、おしゃれなインスタ映えスポットのようでした。カフェの定番おすすめメニューはパンケーキだそうです。個人的にはフレンチトーストがおすすめです!今まで食べた事のない食感でとてもおいしかったので、ぜひ食べていただきたいです!
スムーズに入店したい方は早めに行くことをおすすめします。
お昼ごろはかなり並んでいました…😅

~番外編~

マラッカに泊りがけで旅行に行かれる場合は、これから紹介する2つのスポットにも是非足を運んでみて下さい!

■マラッカ海峡モスク
正式名称はMelaka Straits Mosqueといいますが、マラッカ海峡モスクや水上モスクとして知られています。名前の通りこちらのモスクはマラッカ海峡につくられており、まるで海の上に浮かんでいるように見えます。ここから見える美しいサンセットが有名で、人気な観光スポットとなっています。海にせり出したテラスから、沈んでいく夕日を見ることができます。映える写真を撮るにはもってこいな場所です💪✨
夜はモスクがライトアップされるので、より幻想的な雰囲気を味わうことができます。

■ナイトリバークルーズ
上記で紹介したリバークルーズは夜23時まで営業しています。(※2022年12月12日時点)ライトアップされているマラッカの夜の街並みを船から楽しむことができます。また、昼間よりも涼しいのでかなり過ごしやすいです。気持ちいい風に吹かれながら、マラッカの街を船から眺めてのんびり過ごすのもいいですね。




クアラルンプールからバスで約2時間ほどのマラッカですが、雰囲気はかなり違います。マラッカは世界遺産にも登録されていて、建築物などから歴史の名残を感じられます。少しレトロな雰囲気が残った、中華系、マレー系、ヨーロッパの文化が混ざり合った異国情緒あふれる街並みをお楽しみください🌷🤍

JTBでもマラッカへのオプショナルツアーをご用意しています。
マラッカの名所を回りながら、日本語ガイドが説明してくれる安心なツアーとなっております。まだ行ったことがない方は是非下記のリンクをチェックしてみて下さいね!



※上記の観光地についての情報は変更する可能性がありますので、行かれる際は事前に確認するようお願いします。
※マラッカは日中かなり暑いので、水分補給や日焼け対策など十分にお気を付けください。

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  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY16,808〜
    期間: 2015-01-01~2023-03-31
    クアラルンプールから車で2時間、極東貿易の拠点として発展した世界遺産古都マラッカを訪ねます。マラッカはマレーシアの観光地としても有名で沢山の観光客が訪れる人気スポットとなっています。 歴史だけではなくババニョニャの可愛い食器や小物、民芸品を買うこともできます。昼食にはマラッカ発祥の『ニョニャ料理』をご賞味いただきます。マラッカ川リバークルーズにご案内いたします。長い間植民地だったため、様々な文化の融合が感じられる町です。世界遺産の町を一日かけてご案内します。※日本語ガイドがご案内いたします。

💛\JTBマレーシア関連サイト/💛
Mybusマレーシア・・・『オプショナルツアー』をまとめて検索🎵
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