バツー洞窟 豆知識~読めばマレーシアがもっとおもしろくなる!


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バツー洞窟への行き方

バツー洞窟へのアクセスは、マレー鉄道電車のKTMコミューターで行くのが便利です。
KLセントラル駅からKTMコミューター(KTM Komuter)と呼ばれる電車に乗り、バツーケイブス駅(BATU CAVES)で下車。ここがバツー洞窟の最寄り駅です。バツーケイブス駅が終点なので乗り過ごすこともなく分かりやすいですよ。駅からバツー洞窟までは徒歩約5分です。

バツー洞窟ってなに?

バツー洞窟はクアラルンプール市の北約11キロに位置する20もの洞窟を擁する鐘乳洞です。インド系マレーシア人の多くが信仰するヒンドゥー教随一の聖地として、時期を問わず一年中沢山の人々が参拝に訪れる場所です。

バツー洞窟に着いてまず目に入るのは巨大なムルガン像とカラフルな階段。ムルガン像は高さ42.7メートル。これはオフィスビルの10階くらいに相当しますので、なかなかの見ごたえがあります。バツー洞窟への272段の階段は2018年8月にお色直しされ、グラデーションが美しいカラフルな虹の階段へと変身しました。色鮮やかな階段はフォトジェニックスポットとしても大人気です。

洞窟内にあるヒンドゥー寺院、スリ・スブラマニア・スワミ寺院は1891年に建造されました。「ヒンドゥーの祭り」と呼ばれるタイプ―サムは毎年このバツー洞窟で行われています。

クアラルンプールに来たら一度は訪れたい大人にも子供にも人気のおすすめスポットです。

タイプーサムってどんなお祭り?

タイプーサムはタミール暦で「Thai」と呼ばれる月(1月と2月)の満月の日に行われるヒンドゥー教のお祭です。毎年1~2月頃に行われるタイプーサムは「ヒンドゥー教の奇祭」とも呼ばれています。

今年も約150万人もの信者や観光客が訪れたバツー洞窟最大のイベント。信者たちは断食し、体にたくさんの針や鉄の串を刺してカバディと呼ばれる神輿を担いでバツー洞窟のムルガン寺院まで練り歩き、願いが成就するように祈りを捧げます。

タイプーサムが行われる場所は?

タイプーサムはインドの南インド地方、マレーシアはクアラルンプールのほか、ペナンやイポー、シンガポール、スリランカなど南インドからの移民が多い地域で行われています。
クアラルンプールのメインの会場はバツー洞窟のムルガン寺院ですが、多くの信者はチャイナタウンのスリ・マハ・マリアマン寺院から豪華な山車と共に出発し、徒歩でバツー洞窟のムルガン寺院を目指して練り歩きます。



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