マレーシア・世界遺産マラッカの見どころ🌟


JTBマレーシア支店

マラッカはペナン島のジョージタウンとともに、2008年に「マラッカ海峡の歴史都市群」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。東アジア、東南アジアにおいて類をみないユニークな建築様式、そして文化的な町並みを構成していることが高く評価されたとのことです。

「プラナカン文化(ババ・ニョニャ文化)」の栄えたマラッカ

1400年にインドネシア・スマトラ島の王子パメスワラにより建国されたマラッカ王国は、イスラム教を積極的に導入し、今日のマレー世界の原型となったと言われています。

マラッカ王国はインド、中国やアラブ諸国との貿易の中継点として繁栄していきますが、東西貿易の交易点という地の利のために、16世紀になるとポルトガルやオランダ、イギリスなど、ヨーロッパの列強国による支配を受けるようになりました。各国が残した建築物、教会や寺院とともに、宗教や食文化も長年にわたって受け継がれ、マラッカを東アジア、東南アジアにおいて他にはないユニークな街にしています。

マレーシアには中国文化の影響が色濃くありますが、特にマレーと中国、さらにヨーロッパの文化が融合した「プラナカン文化(ババ・ニョニャ文化)」が栄えたのもマラッカの特徴です。

世界遺産マラッカの見どころは?

今回は、世界遺産マラッカの見どころをご紹介しましょう。

赤い建物が目をひくオランダ広場

マレーシア最古の中国寺院、青雲亭寺院

オランダ広場(Dutch Square)
マラッカ観光のスタート地点となる広場です。噴水を中心に、キリスト教会、スタダイスや時計台など、旧総督邸等オランダ時代の建物が並んでいます。

青雲亭寺院(Cheng Hoon Teng Temple)
1646年に中国から運んだ資材で建てられたマレーシア最古の中国寺院。明の永楽帝の命を受けマラッカ大遠征を指揮した鄭和の功績をたたえて建立されたもので、屋根にある陶磁でできた繊細な装飾が見事。


住所:No 25 Jl. Tokong, Malacca
アクセス:オランダ広場(Dutch Square)から徒歩10分

ババ・ニョニャ博物館 (Baba Nyonya Heritage Museum)
ババ・ニョニャとはマレーシアに移り住んだ華人男性と地元のマレー系女性が結婚して生まれた子孫のことで、男性はババ、女性はニョニャと呼ばれました。ババ・ニョニャは別名プラナカンともいいます。博物館は中国から移民し、貿易で巨万の富を築いた華僑の豪商の邸宅をそのまま公開したもの。当時の生活様式を伝える日用品や、家具、婚礼衣装などが展示されています。

住所:50 Jl. Tun Tan Cheng Lock, Malacca 
アクセス:オランダ広場から徒歩 約5分

セントポール教会(St. Paul’s Church)
ポルトガル支配の頃、キリスト教布教の拠点として建てられた教会跡。日本にも布教に訪れたフランシスコ・ザビエルの遺骨が9か月間安置されていました。セントポール教会跡のあるセントポールの丘は、マラッカの街を見渡せるベストビューポイントです。

住所:Jl. Kota, Bandar Hilir, Malacca
アクセス:スタダイス(Stadthuys)から徒歩 3分

サンチャゴ砦(Porta de Santiago)
1511年にオランダからの攻撃を防ぐためポルトガル軍によって建てられた砦で、ファモサ要塞跡とも呼ばれています。当時は高い塀で囲まれていましたが、現在は石造りの門と大砲のみ残されています。

住所:Jl. Kota, Malacca
アクセス:スタダイス(Stadthuys)から徒歩 5分

スタダイス(The Stadthuys)
1650年に当時マラッカを統治していたオランダの総督邸として建てられ、現在は歴史博物館となっています。マラッカ王国誕生からヨーロッパ各国および日本軍の占領時代を経て、マレー連邦として独立するまでのマラッカの歴史を紹介。マラッカのシンボル的存在です。
住所:Road Heritage Complex city, Melaka

セントポール教会とフランシスコ・ザビエルの像

サンチャゴ砦

カンポン・クリン・モスク(Kampung Klling Mosque)
1868年にマラッカ在住のインド人イスラム教徒らによって建立されたマレーシア最古のイスラム寺院。ミナレットと呼ばれる尖塔が特徴で、拡声器の役目を担っていると言われています。

住所:No 17 Jl. Tukang Emas, Malacca
アクセス:オランダ広場(Dutch Square)から徒歩10分

ジョンカーストリート(Jonker Street)
マラッカのメインストリート。1階が商店、2階が住居となっているショップハウスと呼ばれる建物が続き、アンティークショップやレストラン、 カフェなどが入っています。毎週金、土、日曜日の夕方6時頃から深夜0時頃まで歩行者天国となり、夜店(パサ・マラム)が開かれます。B級グルメの屋台や雑貨店が立ち並び、地元の人から観光客まで大賑わい。ジョンカーウォークとも呼ばれ、マラッカの名物になっています。

いかがでしたか?マラッカへはクアラルンプール発の現地発着ツアーも多く出ています。もちろんJTBでもこれらの見どころを効率よく回る1日バスツアーをご用意しています。マラッカ名物「ニョニャ料理」のランチも含まれ、世界遺産マラッカの魅力を堪能できます。クアラルンプールにお越しの際は、ぜひご参考になさってくださいね!

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    クアラルンプールから車で2時間、極東貿易の拠点として発展した世界遺産古都マラッカを訪ねます。昼食にはマラッカ発祥の『ニョニャ料理』をご賞味いただきます。
    マラッカ川リバークルーズにご案内いたします。

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