エキゾチックに楽しむイベント盛りだくさんな旧正月のマカオ

2月に入り、中華圏を始めとするアジアの国々では、旧正月に向けてその準備にみな大忙しです。旧正月は特に中華圏では「春節」と呼ばれ、1年でもっとも大切な節目。いわゆる西暦の「ニューイヤー=1月1日」もイベントで盛り上がりますが、旧暦の元旦はどちらかというと家族みんなでお祝いし、新年を喜び合う日です。中国文化とポルトガル統治時代のヨーロッパ文化が絶妙に融合するマカオでは、多くの観光客でごった返し、日本のお正月とはまったく違う賑わいに包まれるのです。

2018年の春節(チャイニーズ・ニューイヤー)は2月16~18日

年によって日付が異なる旧暦でのお正月。中華圏では「春節」と呼ばれ、1年で最も大切な祝日の1つです。西暦でのニューイヤーは毎年1月1日ですが、春節は西暦とは異なる暦をベースにしているので、その年ごとにお正月の日が変わります。中国を始めとしたアジアの国々は、行政やビジネスでは西暦のカレンダーを元にしていますが、人々の生活や祭りなどには、今でも旧暦が大切に使われています。ですから春節は「チャイニーズ・ニューイヤー」と表現されることも多いのです。
その春節、今年は2月16日(金)が元旦、元旦を含めた三が日は16~18日となります。
春節の時期にはいたるところに花やランタンが飾られ、街は華やかな雰囲気に包まれます。 元旦の前日「大晦日」には、遠く離れて暮らす人も地元に戻り家族で新年を迎えます。 そして日が変わり、新年を迎える頃にみんなで初詣に繰り出したりするのです。特に世界遺産の「媽閣廟」など有名な寺院は、大変な人混みとなります。

マカオの春節はイベントもりだくさん!

アジア各地の春節の中でもマカオの春節は、イベント盛りだくさんなのが特徴です。マカオには中国本土はもちろん、アジア各地、いや世界から“チャイニーズ・ニューイヤー”を楽しむために観光で訪れる人がとても多いのです。
そんな観光客をターゲットに、旧正月に欠かせない獅子舞などのパフォーマンスがセナド広場や聖ポール天主堂跡で行われ、花火も打ち上げられるなどお正月の間はお祭り騒ぎになります。
また、多くの観光客が訪れるので、マカオのカジノやショッピングモールはさまざまなイベントやプロモーションを催します。春節ならではの豪華懸賞やショーなどが目白押しです。多くの人で混み合うカジノを、覗いてみるだけでも楽しいですよ。
三が日最終日(2月18日)には、西湾湖周辺で春節パレードが開催されます。このパレードは世界各地からパフォーマーが集まりとても盛り上がります。2018年は日本からも沖縄のパフォーマンス集団がパフォーマンスを披露する予定です!
マカオでの正月の挨拶は「恭喜發財(コンヘイファッチョイ)」。お店や交通機関などでこう声をかけられたら、ぜひ気軽に挨拶してみてくださいね。

旧正月の時期にはセナド広場でイベントがさまざまに催されます。

混み合うスポットもスムーズに

大勢の観光客で賑わう旧正月のマカオを、効率よく便利に回るなら、現地発着のオプショナルツアーを利用するのもおすすめです。予約のとりにくいレストランでのディナーや、主な観光地を短時間でキッチリ押さえて回ってくれるものなど、さまざまなプランが旅行会社から販売されています。
JTBでも、オープントップバスで夜景を楽しむツアーや、人気レストランでポルトガル料理を楽しむものなどをご用意しています。ご参考までにどうぞ!

マカオでポルトガル料理を満喫!

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