イタリアご当地グルメ🍽 ベネチアにしかない! バーカロとチッケッティ🥂

JTBイタリア
BOCCAさん

ベネチア人の心のより処バーカロ(Bacaro)

地方色がとっても豊かなイタリア。土地々の食文化が今でも根強く残るので 地方によって特色がかなりありますが、今日はベネチアにしかないバーカロ(Bacaro)をご紹介します。

バーカロは元々 地元民がワインを立ち飲みで楽しむ伝統的な庶民バーの総称。
レストランやバール、カフェとも違う、気軽にお酒を飲みながら、軽く食べられる処、の総称として バーカロと呼ばれています。
朝からでもワインを楽しめるので ワインをちょっと朝からひっかけている地元の人たちが見かけられるんです。 もちろん お昼に1杯、夕方 仕事が終わったら軽く1杯、夕食後にさっと1杯、と楽しむ事も可能!
ベネチアだけの食文化なので 他の街では見かけられません。

地元民で賑わうバーカロ

Ombra !

バーカロに入って Ombra! と聞こえてきたら それはベネチア人の注文の仕方。
イタリア語でワインはヴィーノ(Vino)ですが、ベネチア人はワインをOmbra(オンブラ)と呼びます。
オンブラ、と言って注文するのは気恥ずかしいかも知れませんが、バーカロに入ったら必ずチャオ!の挨拶は忘れずにしましょう。

注文したらすぐに支払いをしてグラスやお皿を持って席や 店外へ。


ベネチア名物 イワシの南蛮漬け(右手前)とタコ

ベネチア人のソウルフード Cicchetti(チッケッティ)

バーカロでのもう1つの楽しみ、それはお酒のお供 ベネツィア名物のCicchetti(チッケッティ) ! 小さなフィンガーフードの事で、気軽な価格でシーフード、チーズやハム、サラミ、 オリーブ、フライなど地元の素材を取り入れた味わい深いものが多く、これが地元のワインに合ってとっても美味しい❤
カウンターやショーケースにずらっと色々な種類のチッケッティが並べられていて、お値段は1つ 1,00Euro~2,00Euro程度とお財布にも優しい価格。そこから好きな物を選ぶスタイルで1つから注文が可能。選んだものをお皿に並べてくれます。
(コロナ後 少し値上がりしているようです💦)

チッケッティ盛り合わせ

カウンターのチッケッティ

バーカロでは飲食が終わったらサクッと退店

バーカロは席が少ない事が多いので、座る席がなかったら店の外の運河沿いに腰かけて一杯🍷 飲食が終わったらグラスを店内に持って行きましょう。

ベネチア食文化の一部として愛されているバーカロでは立ち飲みでさッと飲んで食べるのが地元流!飲み終わったら席を空けておしゃべりの続きは店外か、違うバーカロへ向かっても 🥂
ベネチア人のソウルフード、食べにきてくださいね❣

雰囲気のある老舗バーカロ

夕暮れのベネチア

この記事を書いたレポーター

BOCCAさん

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