ウチワサボテンの実(Fichi d'India)

JTBイタリア
BOCCAさん

Fichi d’India(フィーキ・ディ・インディア = インドイチジク)

古代アステカ文明の頃から食料とされ、メキシコをはじめとする南米では野菜として食べられているウチワサボテン。コロンブスが新大陸からヨーロッパに持ち帰り地中海沿岸地帯に広がったとされています。
ここイタリアでもシチリアで主に栽培されており (シチリア産が約90% その他、カラブリア、サルデーニャ、プーリア州)、季節限定の旬の果物として 8月から11月頃にかけて、赤 や 黄緑、黄色、オレンジなど色とりどりのウチワサボテンの実「Fichi d’India(フィーキ・ディ・インディア = インドイチジク)」が市場やスーパーに出回り始めます。

色鮮やかなウチワサボテンの実シチリア産

下調べも必要

以前、エキゾチックな果物に興味を引かれ ウチワサボテンの実 「Fichi d’India(フィーキ・ディ・インディア = インドイチジク)」を食してみましたが、果実全体にある無数の種が邪魔をして果肉を噛みしめて味わえず、正直 美味しいと言うよりも失敗した感が強かったです。でも残ったFichi d’India をミキサーに掛けジュースにしたら、結構さっぱりした味で甘味もあり美味しくいただけました。
余談ですが、 後日ネットで果実の味と香りを楽しんだら種は果実と共に飲み干さなければならない。という事をネットで知りました 😂😂😂

フォークとナイフを使って皮を剥ぐ

皮を剥いだ後の果肉

食べ方

まず絶対に素手で実を掴んではいけません。ちょっとでも触れるとたちまち皮膚にトゲが刺さって苦しむことになるので迷わずフォークを使いましょう。一番簡単な方法は、実をまな板の上に横向きに寝かせて押さえ、頭とお尻の部分を切り落とします。そのあと実を半分に切って中身をスプーンですくって食べる方法です。もっと安全に食べたいならば、お尻を落とした部分を下にしてまな板に実を立てて、頭の部分を押さえながら上から下へ皮を削ぐように剥いていくと良いでしょう。

サボテンの実 ジャム

サボテンの実 ジュース

ウチワサボテンの実は栄養価が高い

ウチワサボテンの実にはカルシウムやリン、カリウム、リグニンなどダイエットに有効な成分がたくさん含まれております。
食べ方としては、基本 実を半分に切って中身をスプーンですくって食べる方法が、一般的ですが、他の果物と一緒に「マチェドニア(たくさんの果物を小さく切って混ぜたフルーツポンチ)」にしてもよし、ジュースを絞って飲んでもいいし、ジャムに加工もお勧めです。 皆さんも一度はお試しください。

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