一度は体験したいデリーのマーケットとお土産おすすめ5選!
急速な経済発展で変化し続けるインドでは、街の郊外に大きなショッピングモールが次々とオープンし、日本と変わらない感覚でショッピングできるようになっています。でも街の中心部ではローカルの人々の日常生活を支えるバザールがいくつもあり、そこでは日本とはまったく違う商品が並んでいて、歩くだけで楽しくなります。
インドを訪れたら一度はバザールに寄ってみてください。お土産になりそうなものたくさん売っています!
デリーやムンバイなど主要な都市では街の郊外に大規模なショッピングモールが次々とオープンしています。
けれども街の中心部では、人々の生活を支えているのは古くから多くの人が行きかってきたバザールや市場です。
中でもデリーのチャンドニー・チョウクは、ムガール帝国の都城・ラール・キラーの門前に延びる大通りで、その道の両側にはさまざまな店がひしめき合っています。またメインストリートだけでなく一本奥に入った路地裏にも網の目のように商店街、職人街が広がっています。エリアによって売るものが違い、電化製品エリアや貴金属エリア、結婚式用品エリアなどなどなど…。もちろんサリーや布地、サンダルなどを売るエリアもあります!
人も車もバイクもリキシャーもごちゃまぜになって一日中混雑していますから、道路を横切るときなどは注意が必要です。でもローカルの人々の活気や熱気にダイレクトに触れられるエリアです。

リキシャーと車と人とでごった返すチャンドニー・チョウク。事故には十分気を付けてください。
おすすめのお土産
<ストール>
インドの女性と言えばサリーを思い浮かべるほど、インドにはなくてはならないファッションですが、サリーはお土産に買うにはちょっとハードルが高いかもしれません。サリーに並んで、特にローカルの若い人たちに人気なのが、パンジャビードレスやクルタ。長袖や半袖のチュニックのようなシャツで、インドの強い日差しから肌を守りつつ、吸湿性に優れて涼しいのです。
そんなパンジャビードレスやクルタに不可欠なのが、ストールです。鮮やかな色と涼しい素材のものがいろいろと売っていて、文字通り目移りしてしまうかもしれません。
<アクセサリー各種>
インドの女性は、とにかくアクセサリーが大好き。指にも腕にも首にも、鮮やかな色のアクセサリーを身に着けて楽しんでいます。もちろん値段は素材に合わせてピンキリですが、お手頃な価格のものでもかわいいものがいっぱいあるのがインドのうれしいところ。
バザールでは観光客とわかると、こういうアクセサリーの値段はまずは大いにふっかけられてきますので、気に入ったものがあればぜひ「ディスカウント?」と値段交渉してみてください!
<スパイス各種>
販売するものによっていろいろエリアが分かれているチャンドニー・チョウクですが、その一番奥にあるのがスパイスエリアです。香りだけで汗が出てきそうな、スパイス天国です!料理好きな方はもちろん、料理そんなにしないなー、作るのはカレーくらいかなあ、という方にもぜひおすすめです。ターメリックやクミン、ガラム・マサラ(いろいろなスパイスをミックスしたもの)を、市販のカレールーに少し混ぜれば、香りが引き立ちます。価格もお手頃です。<スリッパ、サンダル>
スリッパや部屋履き、サンダルもカワイイもの、足が涼しいものがたくさんあるのでおすすめです。<紅茶>
ダージリンやアッサム、アールグレイなど、世界的に知られる紅茶の多くはインド産。おいしくて香りのよい紅茶がたくさん売られています。できれば紅茶専門店で買ってみたいけど、ちょっとハードルが高そう…という方は、スーパーや商店で売られているティーパックタイプのものでトライしてみては。シングルリーフやフレーバーティーのほか、チャイもあります。
あらゆるものが売られていて、歩いて眺めるだけで1日過ごせそうな楽しさです。
<アクセス方法>
メトロで行くなら、バイオレットライン「ラール・キラー Lar Quila」駅下車すぐ。デリー随一のモスク「ジャヤー・マスジット」から北へ徒歩15分です。注意したいことをいくつか
1日中大勢の人でごった返しているバザールでは、すりなどに十分注意してください。バッグは脇に抱えるなど口が開かないようにしておく、リュックは背負わず前で抱える、必要最小限のものしか持っていかない、など、万が一の時に最小限の被害ですむよう気を付けておきましょう。
また、リキシャーやバイク、車などがひっきりなしに通る大通りですので、交通事故にも十分気を付けてください。
一方、リキシャーのドライバーは客引きが激しく、中には目的地に行こうとして「そこはやってないよ、知っている店に連れていってあげよう」というような、強引な手口で乗せようとする人も少なくありません。よく注意してください。

郊外のグルガオンには、大型ショッピングモールも。日本と変わらないショッピングが楽しめます。
こんな混沌とした楽しさに満ちたチャンドニー・チョウクですが、個人で行くのはためらう方には、現地発のパッケージがおすすめです。現地ガイド付きなら、おすすめのショップやレストランなどを教えてくれたり価格交渉の手助けもしてくれ、安心度が違いますよ!
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