インドネシアのバリ島旅行で安全にタクシーを利用するコツ
公共交通機関があまり発達していないインドネシアのバリ島では移動にタクシーを使うことが多くなりますが、日本の感覚でいるとトラブルに遭うこともしばしば。もちろんほんの一部ですが、少しでも簡単に儲けてやろうという運転手がいるのも事実です。
快適なバリ旅行のためにタクシー利用の注意点について知っておきましょう。
料金交渉はしないのが無難
バリ島では日本同様、道で手を上げればタクシーが止まってくれますが、メーター制ではなく料金を交渉によって決めるタクシーもたくさんあります。ほとんどのタクシー運転手は英語やインドネシア語しか分からないので、言葉に自信がない場合は交渉型のタクシーに乗るのは避けた方が無難です。
一方、メーターを搭載しているタクシーでも、メーターを倒さず、降りるときに法外な金額を請求してくる運転手もいるので要注意。必ずメーターを倒したかどうか確認し、倒さないときは降りるようにしましょう。また、わざと遠回りをして料金を稼ごうとしたり、滞在予定を聞いてプライベートツアーをしつこく売ろうとするケースもあります。地図で自分がどこを走っているのか確認したり、グーグルマップなどで行先までのおおよその距離と料金の目安を調べておくとトラブルが少なくなります。しつこい勧誘はきっぱりと断りましょう。
ブルーバードタクシーなら安心
トラブルに遭わないためにはこうした注意も大切ですが、よほどの事情がない限り流しのタクシーを利用したりせず、タクシー会社を選ぶのが一番確実な方法です。メーター制で安心して乗れると評判なのがブルーバードタクシー。フロントガラスに「BLUE BIRD GROUP」と書いてあるのが目印です。
ブルーバードタクシーの料金は、初乗り1kmが7,000インドネシアルピア(1,000 IDR、約8.5円 2017年2月現在)で、1kmごとに6500ルピアが加算されます。ホテルだけでなく大きなショッピングセンターやレストランでも呼んでもらえますが、事前予約した場合は最低30,000ルピアからとなります。街を離れた寺院などの観光スポットでは付近に流しのタクシーはいないので、観光の間、乗ってきたタクシーに待ってもらうことになりますが、その場合は1時間あたり45,000ルピアが加算されます。深夜料金はありません。
ブルーバードタクシーに限らずバリ島のタクシーのドアは自動開閉ではないので、開け閉めは自分で行いましょう。また10,000ルピア未満の細かいお釣りはそのままチップとして渡すのがバリ島の常識なので、タクシーに乗る場合は1万、2万、5万ルピア札を用意しておきましょう。
空港タクシーは定額制
空港からバリ島市街へ移動する場合はブルーバードタクシーを呼ぶことができません。空港から利用できるタクシー会社は決められており、空港のタクシーカウンターで行先までのチケットを購入し、それを運転手に渡すという定額制です。市街を走るタクシーよりはやや割高ですが、定額なので安心です。万が一、運転手が「渋滞したから」などと言って追加料金を請求したとしても払う必要はありません。
バリでのタクシー乗車時の注意点は以下の通りです。
(1)メーターのないタクシーには乗らない
(2)乗車後、すぐにメーターを倒したかどうか確認する
(3)しつこいツアー等の売り込みはきっぱり断る
(4)可能な限り「ブルーバードタクシー」を呼んでもらうようにする
(5)50,000ルピア以下の少額紙幣を用意しておく
(6)定額チケットで乗車した場合、追加料金の請求には応じない
便利なカーチャーター
観光スポットをめぐるのであれば、タクシーではなく旅行会社が催行している観光ツアーやカーチャーターを使うことをお勧めします。バリでは観光客の案内は政府認定のライセンスを持ったガイドしかできません。カーチャーターであれば日本語が話せるガイドが付くので、予定外の場所に寄りたいというときも融通が利きますし、おすすめの場所を案内してもらうこともできます。
JTBでは専用車によるカーチャータープランをご用意しています。運転専門のドライバー1名とガイドが1名乗車します。もちろん日本語が堪能なガイドがつきますので安心です。日程に合わせてご利用ください。
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