バリ島 南十字星の見つけ方 クルーズ船で夜の海へ
バリ子
バリでは4月になると雨季が終わり、やがて乾季が到来します。この時期になると出会えるのが、「南十字星」。
湿気が少なくなって空気が澄んでくると、数え切れないほどの星が夜空を埋め尽くして、どれが天の川かも分からなくなるほど、大小いっぱいの星くずでいっぱいになります。そんな満天の空で、南十字星を見ることができるのです。
日本ではほとんど見られない南十字星
南十字星は、日本ではほとんど見ることはできません。
そもそもこの星座は主に南半球の天空で見られる星座なので、日本で見られるのは本州のはるか南、石垣島周辺の島々あたりで、そこでは地表ぎりぎりに南十字星が顔をのぞかせてくれます。そこで、もっとくっきりハッキリ見たいと思ったら、さらに南の国々を訪れてみるのはいかがでしょうか。バリ島では、乾季が終わりに向かう4月頃から、南十字星が見頃となります。すっかり夕日の沈んだ20時8時頃には、南十字星が南東の少し高い空に姿を見せてくれます。
南十字星の見つけ方
「北の十字星」をご存じの方は多いことでしょう。夏の夜空高くに見える大きな十字星で、白鳥座が別名です。一方、南十字星は、全天星座(88星座)の中で最も小さな星です。そんな小さな星座ですが、ほぼ真南の天頂を指しているので、明りのない時代は、南半球の夜の方角を判断するとても大事な星座だったのです。
さてそんな小さな南十字星を発見するには、南東の空、高さは地表から20度くらいの高さを探してみてください。「十」の字の右の星が少し暗くて見えにくく、さらに「十」の字の左斜め下に黒い暗がり(暗黒帯)が見えたら、それが南十字星です。あまりに小さな星座なので、「ニセ十字星」と呼ばれる十字星を発見するのもおもしろいです。
クルーズ船に乗って探す南十字星
あふれんばかりの星くずで埋めつくされたバリの夜空で、小さな南十字星を発見するには、暗い海の上に出てみるのもひとつの方法かもしれません。
日暮れを迎えたら、ホテルや街の明りから少し離れてクルーズ船で静かなバリの海に繰り出してみましょう。4月からの乾季は、海の上から水平線に沈む夕日を見られたり、より満天の星空を眺めるのに最適なシーズンなのです。
クルーズ船「バリハイ」は、ウェルカムドリンクやバイキング形式のディナー後に、船上デッキから南十字星を探すプランもございます。お子さまも大人も、おひとりでもカップルでも十分に楽しめる、バリならではの思い出を作りましょう。さらに、2014年6月1日から8月31日にかけては、七夕にちなみ、願い事を書いた紙を笹につけるサービス「笹の葉サービス」も実施しています。短冊に願い事を書いて、南の星に願いごとをするのも楽しいですね。
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オプショナルツアー(現地発着)USD50〜期間: 2013-04-01~2015-03-31夕暮れのバリ島をクルーズ船で遊覧しながら、ウェルカムカクテルやバイキングディナー、生バンド演奏やショーをお楽しみいただきます。ディナーの後には船上デッキにて暗い海の上に輝く南十字星を探しましょう!
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