【イギリス】ライのおすすめ観光スポット|英国の田舎町で見つけた中世を感じる名所

JTBロンドン支店
エーヘーくん

中世時代の門ランドゲート

中世時代の要塞や教会、石造りの門、チューダー朝様式の家屋、小石が敷き詰められた小道など歴史の産物がいまも息づく街、ライ

ロンドンの近くにあるイギリスの田舎町「ライ」。歴史的建造物やアンティークショップなど、中世の雰囲気が残る街並みが魅力的です。ロンドンとはまた違った景観を楽しめるとして、観光に訪れる人も増えています。

ここでは、イギリスのライを満喫する観光スポットをJTBの現地スタッフがご紹介します。

ライオンズストリートから見たセントメアリー教会(時計台が見える)

英国内で最も古い時計がある「セント・メアリー教会」

セント・メアリー教会はライの街から南側に位置しており、1561年ごろに建てられました。歴史上重要な建築物として、1951年よりイギリス指定建造物1級に指定されています。

外観から見える時計は、イギリス国内の教会において稼働する最古の時計の一つと言われ、今もなお時を刻んでいるのだそう。建物内には、使用されている時計の歯車を間近で鑑賞できます。

さらに教会の塔を上がると、ライの街を一望できる展望スポットへ。中世の雰囲気と美しい緑が広がる景色を楽しめます。

マーメイドイン

1156年設立の老舗ホテル「マーメイド・イン」

ロマネスク様式に属するノルマン様式が残るマーメイド・インは、エリザベス女王やエドワード王子など、世界に名だたる方々が訪れています。

建物は当時の様子を伺えるレトロな外観で、多くの観光客がここで写真撮影を楽しむ姿をよく見かけます。また内観もタイムスリップしたような雰囲気があり、隠し通路や隠し部屋など、好奇心をくすぐるような仕掛けもあるそうです。幽霊が出るとの噂も本当のように思えます。

レストランやバーも併設されているので、宿泊だけでなく飲食のみで利用することも可能です。レストランでは、イギリス料理やフランス料理などを味わえます。


マーメイドインストリート

フォトジェニックな街並み「マーメイド・ストリート」

マーメイド・ストリートはライで最も有名な場所であり、上記で紹介したマーメイド・インもあります。

小石が敷き詰められた坂道にレンガ造りの建物が密集しており、とても可愛らしい雰囲気の街並みが特徴です。陶器でできたハウスプレートやドアノブは家ごとに異なり、さまざまなデザインを見て楽しむのもマーメイド・ストリートの見どころです。

ライ城(イープラタワー)

イギリス ライの歴史を知る「ライ城(イープラタワー)」

セント・メアリー教会の後ろにありるライ城。当時のフランスによる襲撃から守るための要塞として、1249年に建築されました。

こじんまりとした城ですが、展望スポットにはその昔は海辺だった方向に砲台が並べられており、川や丘などの周辺の景色を見渡せます。城内には博物館も併設されており、ライの歴史や生活を知る展示物が多くあります。

お城の一角には公園もあり、観光の合間に自然の景色を眺めながら休憩するのもおすすめです。

アンティーク屋

アンティークショップめぐりを楽しむ

ライにはアンティークショップがいくつもあります。家具や額に入ったものなどはかさばるので持ち帰るのもなかなか大変ですが、アンティークのグラスや食器、おもちゃや雑貨などであれば購入することも可能ですね。買わなくとも、お店に入るだけでも雰囲気を味わえます。

アンティークショップとひとくちに言っても、置いてあるものがアンティーク、ビンテージ、コレクティブルと大きく3つに分けられるのはご存じですか?製造されてから100年以上経つものはアンティーク、30年から100年未満のものをビンテージ、年代に関わらず希少性価値があり入手困難なものがコレクティブルと呼ばれます。

お店によって趣味や扱うものが異なるので、あちこちのぞいてみましょう。ザ・ミント通りにあるミントアンティークスというお店には、比較的買いやすいお値段の小物や食器がいろいろありました。

アンティークショップは4時から5時には閉店してしまうので、早めに行くのがお勧めです。





コブルズ・ティールーム

英国ライ観光の合間に|可愛らしいカフェでティータイム

目抜き通りからつながる通りザ・ミントを少し入ったところにあるコブルズ・ティールーム(The Cobbles Tea Room)Cobblesは丸石という意味で、表通りから丸い小石を敷き詰めた小道を入っていき、季節の花が咲く可愛らしい店先が目印です。

こじんまりとした店内は、レトロな壁紙、アンティーク調の家具や食器が可愛らしく、歴史ある街にぴったりの雰囲気です。お勧めは自慢のクリームティー。さっくり焼き上げたスコーンにたっぷりジャムとクロテッドクリームが添えられ、大きなポットに入った紅茶とともに出てきます。

昔の情緒が漂うティールームでクリームティーをいただきながら、ゆったりとしたひと時を過ごしてみませんか?お腹が空いた方には、フルアフタヌーンティーもあります。

スコーンにジャムとクロテッドクリームを添えたものと紅茶でクリームティー

ライのアクセス方法

イギリスの田舎町ライへのアクセス方法はさまざまですが、ここではロンドンから高速鉄道で行く方法をご紹介しましょう。

ロンドンのセントパンクラス駅からサウスイースタン鉄道に乗車。3駅目にあるアシュフォード・インターナショナル駅で降り、サウザン鉄道に乗り換えて20分ほどでライ駅に到着します。

乗り換えの時間を含むと、ロンドンからは約1時間半ほどでたどり着くので、ロンドン観光の流れでライも気軽に訪れることができますよ。

ツアー情報:「列車で行く!中世の港町ライ日帰り旅行(日本語アシスタント付き)」

ロンドン中心部から列車で約1時間ちょっとのところにあるライ。ご自身で行くには列車の乗車や乗り換えにちょっと自信がない方も、日本語係員が同行するので安心です。
歴史的建造物やアンティークショップ、古びた趣のパブ、ティールームなど自由散策をたっぷりお楽しみいただけるプランをご用意しました。
https://www.jtb.co.jp/kaigai_opt/srh/prddetail/p200012734/

イラストも可愛いハウスプレート

【現地スタッフが体験!!】ライで見つけた可愛いハウスプレート

ライの街を歩いていると、ハーフティンバーの古い家屋の家があちこちに見られるのと、ドアや門柱に陶製のハウスプレートが掛けられているのがとても印象的です。

ハウスプレートは単に番号だけのものもありますが、通りの名前や屋号のような固有名詞をお洒落な字体やイラスト付きで描かれたものもあります。いくつも見かけたこのハウスプレートのなかからひときわ目立つものをコレクションしてみました。

ライ観光で中世へタイムスリップ!緑豊かな街を散策する

ライは美しい田園風景と中世の雰囲気が残る建物が並ぶ、自然と歴史が融合された町です。小さな町のいたるところにフォトジェニックなスポットがあり、時代ものを好まれる方にはたまらない景観を楽しめます。

ロンドンからのアクセスも抜群なので、イギリス旅行を楽しむ際は穏やかな時間が流れるライでゆっくり観光してみてはいかがでしょう。

この記事を書いたレポーター

エーヘーくん

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