イギリス・コッツウォルズの美しい村巡りの旅｜現地スタッフがご案内！

ロンドン滞在中に都会を離れ、車窓の田園風景をのんびりと眺めながらイギリスの静かで美しいカントリーサイドへ行きませんか？のどかなイギリスの田舎の風景の中を散策すれば、極上のリラックスタイムになること間違い無しです！コッツウォルズ地方に点在する4つの美しい村の魅力をJTB現地スタッフがご案内します。

コッツウォルズ地方は、イギリスの中央に広がる丘陵地帯で、ロンドンの北西約200kmに位置しています。その名前は「羊のいる丘」を意味し、イギリスらしい田園風景が広がる美しい場所として知られています。この地域には、羊毛産業の集散地として栄えた村々が点在し、今も緑豊かな牧草地で羊が放牧されています。コッツウォルズ・ストーンで造られた家々が並ぶ街並みは、古き良き時代の風景を今に伝えています。

コッツウォルズに訪れたら一度は立ち寄っていただきたいスポットがいくつかあります。その中の4つをご紹介します。

まず最初に紹介したいのは、19世紀の装飾美術のデザイナーで、詩人でもあったウィリアム・モリスが「イギリスで最も美しい村」と称えたバイブリー。その言葉の通り、緑の牧草地に囲まれた村は、はちみつ色のライムストーン（石灰岩）の家が並ぶ、まるで絵本のような世界。穏やかなコルン川には優雅に泳ぐ白鳥、そばには愛らしいカモの姿も見ることができます。

水辺に建つスワンホテルを起点に川沿いを南へと歩いた川の向こうに見えるのが、この村一番の見所、アーリントン・ロウのはちみつ色の家並み。小さな橋を渡った先のわずかな傾斜の坂道に並ぶ石造りの家並み、緑の芝生と木々、時折見かける可憐な花々、青い空の美しいコントラストにうっとり。まさにイギリスらしいカントリーサイドの村の、のんびりとした雰囲気に癒やされますよ。

2番目はコッツウォルズ地方でも人気の高い小さな村、ボートン・オン・ザ・ウォーター。
「コッツウォルズ地方のベニス」とも呼ばれ、村の中心を流れる清らかなウインドラッシュ川とそこに架かる200年も前に架けられたという橋、水辺の緑豊かな芝生、そして、はちみつ色のライムストーンの家並みがステキな村です。

川沿いのハイストリートにはカフェやパブ、ショップが並んでいて、ランチをする場所には困りません。食事の他にもティールームでクリームティーを楽しんだり、芝生でのんびりと本を読んで寛いだり、川で水遊びをしたり･･･訪れる人はそれぞれ思い思いにボートン・オン・ザ・ウォーターの村を楽しみ、リラックスした時間を過ごします。
ボートン・オン・ザ・ウォーターを訪れたら、ぜひ現地の人たちに混ざってお気に入りの過ごし方を見つけてみて下さいね。

コッツウォルド自動車博物館や古い町並みを縮尺サイズで再現したモデルヴィレッジも必見です！

3番目は、ボートン・オン・ザ・ウォーターから穏やかな田舎の風景を抜けてわずか10分ほどの場所にあるストウ・オン・ザ・ウォルド。

コッツウォルズで最高地点となる標高約240m（約800フィート）に位置する村で、その中心にある広場（The Square）には中世の頃に建てられた石柱の十字架（マーケットクロス）が残されています。これはマーケットで公正取引を行う証で構成取引のシンボルだったもので、今では記念写真のスポットになっています。ここでイギリスの旅の思い出に写真を撮ってみてはいかがでしょうか？

広場とその周辺には雰囲気の良いアンティークショップやティーハウス、パン屋やギフトショップ、アートギャラリーなどがずらりと並び、散策を楽しみながらリフレッシュすることができます。雑貨好きの方には時間が足りないくらいかも。こちらもぜひ訪れていただきたい村です。

最後は、コッツウォルズ地方の北側に位置し、この地方の主要な町のひとつ、チッピング・カムデン。ストウ・オン・ザ・ウォルドからは車で約20分ほどです。

この町は中世の頃に羊毛産業の中心地として栄え、17世紀前半に建てられたというハイストリート沿いのマーケットホールでは、かつてバターやチーズなどの乳製品、食用肉などが取引されていました。今ではここのランドマークになっていて、マーケットホール界隈には往時の賑わいを想像させる石造りの建物が並び、とても風情があります。

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