モンマルトルの丘からパリを一望しよう!周辺のおすすめ観光スポット11選ご紹介!
モンマルトルの丘とは
パリで一番高い丘であるモンマルトルは、パリの街並みを一望できる絶景スポットとして、世界中から多くの観光客が訪れる人気の観光地です。また、芸術家たちが集まった街としても有名で、今もなおアートや文化の息吹を感じることができます。
モンマルトルの歴史
モンマルトルの丘は、元々はパリ郊外の村でした。1860年にパリに編入された後、急速な都市化が進み、多くの芸術家たちが集まるようになりました。
19世紀後半から20世紀初頭にかけて、モンマルトルは「芸術家たちの村」として栄えました。ピカソ・モネ・ドガ・ロートレックなど、多くの有名な画家たちがモンマルトルで活躍し、今もなお彼らの作品が残されています。
モンマルトルの魅力
モンマルトルは、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、印象派・ポスト印象派・キュビスムなど、さまざまな芸術運動の中心地として栄えました。ピカソやルノワール・ゴッホなど、多くの著名な芸術家がモンマルトルに住み、作品を制作しました。現在でも、モンマルトルには多くの画家や芸術家が住んでおり、街には芸術的な雰囲気が漂っています。
モンマルトルのおすすめ観光スポット11選
パリの18区に位置するモンマルトルは、芸術家や文豪たちが集まった歴史ある街です。現在でも、画家や彫刻家たちが作品を制作するアトリエが立ち並び、独特の雰囲気を醸し出しています。また、サクレクール寺院やムーラン・ルージュなどの観光スポットも多く、世界中から多くの観光客が訪れます。ここからおすすめの観光スポットを11選ご紹介します!
モンマルトルの丘の頂上
パリを訪れるなら、ぜひ訪れてほしいのがモンマルトルの丘です。パリで最も高い丘であり、その頂上からはパリの街並みを一望することができます。
丘の頂上には、サクレ・クール寺院という白亜の美しい寺院が建っています。寺院の内部には、聖母マリアの心臓の一部が納められており、多くの巡礼者が訪れます。
寺院の内部から見渡すパリの景色は、まさに絶景です。エッフェル塔や凱旋門などのパリのランドマークをはじめ、街並みやセーヌ川まで、360度のパノラマを楽しむことができます。
サクレクール寺院
サクレクール寺院は、1914年に完成したバシリカです。普仏戦争とパリ・コミューンで犠牲となった人々を慰霊するために建てられました。白く輝く外観は、パリの街並みに映え、遠くからでも目を引きます。
サクレクール寺院の見どころは、なんといってもその絶景です。寺院の屋上からは、パリの街並みを360度見渡すことができます。エッフェル塔やシャンゼリゼ通り、セーヌ川など、パリの有名観光スポットが一望できます。
寺院内には、キリストの受難を描いたモザイク画や、ステンドグラスなど、見どころもたくさんあります。
テルトル広場
テルトル広場は、パリ18区のモンマルトルの丘にある広場です。標高は約130メートルで、パリ市街を一望できる絶好のビュースポットとしても知られています。
テルトル広場の歴史は古く、1772年に村役場として建てられたのが始まりです。その後、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、ピカソやユトリロなど多くの画家がこの広場周辺に住み、モンマルトルは「芸術家の街」として世界中から注目を集めるようになりました。現在では、テルトル広場は画家が集まる広場として有名です。似顔絵や風景画など、さまざまな絵を描いてくれるので、ぜひ記念にオーダーしてみてはいかがでしょうか。
モンマルトル美術館
モンマルトル美術館では、モンマルトルの歴史や文化に関する展示を見ることができます。モンマルトルは、19世紀末から20世紀初頭にかけて、多くの芸術家が集まった芸術の街として栄えました。美術館では、当時のモンマルトルの様子を、写真や絵画、資料などを通して紹介しています。
モンマルトルにゆかりのある画家たちの作品を鑑賞することができます。代表的な画家としては、モーリス・ユトリロ、スーザン・ヴァラドン、ピカソなどが挙げられます。ユトリロの「モンマルトルの庭園」、ヴァラドンの「赤い髪の女」、ピカソの「サルタン・アベス」など、モンマルトルの風景を描いた作品を鑑賞できます。
ブドウ畑
モンマルトルのブドウ畑は、サクレ・クール寺院の北東、ソール通りとサン・ヴァンサン通りの角にあります。広さはわずか1,550平方メートルで、パリ市が所有・管理しています。
このブドウ畑の歴史は古く、ローマ時代にまで遡ります。当時は、モンマルトルのブドウ畑はパリ郊外産の中でも特に有名で、アルジャントゥーユやシュレーヌのワインと競い合ったほど質の高いものでした。しかし、19世紀になると、パリの都市化が進み、ブドウ畑は次々と姿を消していきました。モンマルトルのブドウ畑も、19世紀末には完全に消滅してしまいます。
その後、1933年にパリ市がこの畑を買い取り、再びブドウ畑として復活させました。現在では、ガメイやピノ・ノワールなどの27種類のブドウが栽培されています。
モンマルトルのブドウ畑は、モンマルトルの丘の斜面にあるため、眺めも抜群です。サクレ・クール寺院やパリの街並みを一望することができます。
また、ブドウ畑の周りには、モンマルトルの伝統的な家々や風景が残されており、パリらしい雰囲気を味わうことができます。
ラパン・アジル
ラパン・アジルは、1825年に開業したキャバレーです。かつてはピカソやモディリアーニ、ヘミングウェイなど、多くの芸術家たちが集まる場所として知られていました。現在も、ライブ演奏や伝統的なシャンソンを楽しむことができます。
ラパン・アジルの魅力は、なんといってもその歴史と雰囲気です。19世紀から続く老舗キャバレーであり、芸術家たちが過ごした時代の面影が今も残っています。
店内は、木の梁や壁がむき出しの、レトロな雰囲気です。テーブル席やカウンター席があり、ゆったりと過ごすことができます。
また、ラパン・アジルでは、毎日夜に生演奏が行われています。シャンソンやジャズ、フォークなど、さまざまなジャンルの音楽を楽しむことができます。
メゾン・ローズ
メゾン・ローズは、19世紀に建てられた2階建ての建物です。元々は民家でしたが、1920年代にレストランとして改装されました。その後、ピカソやユトリロなどの芸術家が訪れるようになったことで、モンマルトルの芸術文化の発信地として知られるようになりました。
メゾン・ローズの魅力は、なんといってもその可愛らしい外観です。ピンク色の外壁に、緑色の扉と窓枠が映え、まるで絵本の世界のような雰囲気です。また、建物の周囲には蔦が絡みつき、さらにロマンチックな雰囲気を演出しています。
壁ぬけ男の像
壁ぬけ男の像は、モンマルトルの丘にあるマルセル・エイメ広場に設置されています。この像は、フランスの作家・劇作家であるマルセル・エイメの戯曲「壁ぬけ男」に登場する主人公、デュティユルをモチーフにしたもの。デュティユルは、ある日突然壁を抜けることができる能力を手に入れますが、恋に落ちた相手に自分の能力を見られまいと、薬を飲んで能力を消してしまいます。しかし、その結果、壁の中に閉じ込められてしまうという悲劇的な物語です。
像は、壁の中に手を伸ばして助けを求めるデュティユルの姿を表現しています。壁に顔を押し付けている姿は、まるで壁の向こうの世界を見ているかのよう。思わず引き込まれてしまうような不思議な魅力があります。
ムーラン・ド・ラ・ガレット
ムーラン・ド・ラ・ガレットは、18世紀に建てられた風車です。19世紀にはダンスホールとして人気を博し、ルノワールやゴッホなど多くの画家が作品に残しています。現在はレストランとして営業しており、パリで本格的なフランス料理を楽しむことができます。
アトリエ洗濯船
アトリエ洗濯船は、19世紀末から20世紀初頭にかけて、パブロ・ピカソやアンリ・マティス、アメデオ・モディリアニなど、多くの芸術家が住んでいた共同アトリエです。当時は家賃が安く、多くの貧しい芸術家が集まった場所でした。
1970年に火災で焼失してしまいましたが、現在は跡地に記念碑が建てられています。また、アトリエ洗濯船のあった建物の隣には、当時の様子を再現した博物館「アトリエ洗濯船博物館」があります。モンマルトルの芸術史を語る上で欠かせない場所です。芸術に興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。
ジュテームの壁
ジュテームの壁は、フランス語で「愛しています」という意味の「Je t'aime」が、世界中の311の言語で書かれています。壁のサイズは、幅10m、高さ4m。壁の前に立つと、まるで世界中の人々に愛されているような、そんな不思議な気持ちになります。
1992年にフランスの芸術家、フレデリック・キルストによって制作されました。キルスト氏は、モンマルトルの丘を訪れた際に、この地に愛のメッセージを残したいと考え、ジュテームの壁を制作したそうです。モンマルトルの丘を訪れるなら、ぜひ一度は訪れたいおすすめの観光スポットです。
モンマルトルの丘は観光スポットが盛りだくさん!
モンマルトルの観光地は盛りだくさんで全部回るのが大変ですが、すべて見れた時の達成感と満足感は想像を超えるものになるでしょう!ぜひ、モンマルトルの魅力を味わってみてください!
-
オプショナルツアー(現地発着)モンマルトルの魅力を知り尽くしたいならマイバスツアーがおすすめ!マイバスツアーなら日本語ガイド付きで安心してモンマルトルの魅力を知り尽くせます!
モンマルトルのおすすめの観光地を押さえておきたい方は、ツアーの詳細ページをご覧ください。