バスク地方で美食、世界遺産、豊かな自然を堪能する魅力いっぱいの旅


ランドクルーズスタッフ

バスク地方はどんなところ?どんな都市がある?

バスク地方はスペインとフランスの国境にまたがる地域で、独自の文化と歴史を持っています。また、バスク語という固有の言語が話されています。

バスク地方にはどのような都市があるのでしょうか。
代表的な都市をご紹介します。
ビルバオ(Bilbao): ビルバオはバスク地方の主要都市であり、バスク自治州で一番人口の多い街。ビルバオは工業都市から文化都市へと変貌を遂げ、グッゲンハイム美術館をはじめとする現代建築や芸術のシンボルとして知られています。

サン・セバスティアン(San Sebastián): サン・セバスティアンはバスク地方でも有名な都市で、美しいビーチと高級リゾート地として知られています。ラ・コンチャビーチは特に人気があり、夏には多くの観光客が訪れます。また、サン・セバスティアンはミシュランの星を獲得したレストランが数多くあり、バスク料理のグルメな体験を楽しむことができます。

ビトリア=ガステイス(Vitoria-Gasteiz): ビトリア=ガステイスはバスク地方の政治的な中心であり、バスク自治州の州都でもあります。市内には中世の城壁や広場、美しい公園などがあり、歴史的な雰囲気を味わうことができます。

バスク地方全体を通して、美しい自然環境も特徴の一つです。ピレネー山脈やビスカヤ湾など、豊かな自然の中でアウトドア活動や散策を楽しむことができます。

バスク地方の都市は、独自の文化と歴史、美食、アートなどが絶妙に融合した魅力的な場所です。

スペイン・バスク地方を観光するなら

バスクはスペインの北東部とフランスの南西部を合わせた地域。広さは日本の四国より少し大きいくらいの地域ですが、魅力のギュっと詰まった場所です。占める割合はスペイン側が8割、フランス側が2割とスペインが優勢。それだけにスペイン・バスクには数多くの観光スポットや世界遺産が存在します。
歴史と現代アートの融合する街「ビルバオ」
ピンチョス文化発祥の地で人気のリゾート地「サンセバスチャン」
カラフルな家々が立ち並ぶ様子がフォトジェニックな「オンダリビア」

日本と同じように四季のあるバスク地方。季節ごとに景色も変わるため、何度訪れても飽きない旅先です。
それでは、それぞれの都市を紹介していきましょう。

ブルゴス|サンティアゴ巡礼の道が通る街

ブルゴスはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路にある街として知られ、華麗な中世の面影を残しています。
世界遺産に登録されている「スペイン三大ゴシック聖堂」の一つとしてあげられている聖母マリアに捧げられた大聖堂(カテドラル)は最大の見どころです。外観も見事ですが、内部も華麗な装飾や彫刻、美しいステンドグラスのばら窓など、スペインゴシック建築の最高傑作と呼ばれるだけあり、入場してじっくりと観光する価値があります。
14世紀に造られた凱旋門であるサンタマリア門はどっしりと重厚な存在感。門の正面にカール1世、ブルゴスの英雄エル・シッドらの像が彫られています。

おすすめのグルメ
ブルゴスでもバスク地方同様、おつまみ料理のピンチョスがおすすめ。 

ブルゴス 大聖堂(カテドラル)

ブルゴス サンタマリア門

ブルゴス サンタマリア門

ブルゴス ピンチョス

ブルゴス アスパラとトマトの前菜

ビルバオ|工業都市から文化都市へ

ビルバオはバスク地方の主要都市であり、バスク自治州で一番人口の多い街。ビルバオは工業都市から文化都市へと変貌を遂げ、グッゲンハイム美術館をはじめとする現代建築や芸術のシンボルとして知られています。

ビルバオで訪れたいのがビスカヤ橋。世界最古の運搬橋で世界遺産に登録されています。長さは164mで、水面からの高さは45mです。
吊り下げられたゴンドラで人や車を運搬する形式の運搬橋で、エレベーターと徒歩、ゴンドラで橋を渡る、他にはない珍しい体験ができます。

またビルバオを訪れる際には、700年以上の歴史を持つ特徴的な旧市街の観光も欠かせません。伝統的なものからモダンなものまでが混在するショップやカフェに出会うことができます。

ビルバオの街には多くのバルが軒を連ねており、どのバルも大勢の人でにぎわっています。そこで提供されるピンチョスは格別です。

ビルバオの街並み

ビルバオ グッデンハイム美術館

ビルバオ ビスカヤ橋

ビルバオ ビスカヤ橋からの景色

ビルバオ ピンチョス

ビルバオ ピンチョス

サンセバスチャン|本場のバルでピンチョスを堪能!

バスク地方のサンセバスチャンの旧市街は、100軒以上のバルがあります。ここはピンチョス文化の発祥地であり、バル巡りとピンチョスを楽しむのに最適な場所です。スペインのバルは食堂と居酒屋が一緒になったようなスタイルで、気軽に立ち飲みとおつまみを楽しむことができます。ピンチョスとはスライスしたパンの上に様々な種類の小料理、またはオリーブや青とうがらし、アンチョビ、生ハムなどの食材を乗せ上から楊枝を刺しているのが典型的なスタイルです。

サンセバスティアンでは、バル「ベルガラ」が最初にピンチョスを提供したお店として知られています。バルは早朝から営業している場合もありますが、お昼ごろからピンチョスが並び始めることが一般的です。各店舗には独自の名物ピンチョスがあり、食べ歩きしながらおいしいものを探すのがスペイン流の楽しみ方です。
日本でも有名な「バスクチーズケーキ」の名店もぜひ訪れてみたいですね。
また、風光明媚なイゲルド山の展望台からの景色もぜひ楽しみたいところ。天気が良ければ美しいコンチャ湾沿いの街並みと緑豊かな山々が見渡せます。

サンセバスチャンのバル街

サンセバスチャン バスクチーズケーキの名店

サンセバスチャン イゲルド山の展望台からの景色

ビトリア=ガステイス|散策にぴったりの美しい街

ビトリア=ガステイス(Vitoria-Gasteiz):
バスク地方の政治的な中心。ビルバオに次いで人口が多い街ですが市内には中世の城壁や広場、美しい公園などがあり、歴史的な雰囲気の中で街歩きを楽しむのにぴったりです。

ビトリア=ガステイスの街並み

オンダリビア|カラフルな街並みがカワイイ!

オンダリビアは、スペイン・バスク地方に位置する小さな街で、海に面しており、景観も素晴らしく、もちろん美食でも有名です。

バルやバスク伝統のレストランが並ぶ街並みには、城壁の名残りも見ることができ、歴史を感じられます。旧市街の街並みはバスクの旗やオンダリビアの旗が風に揺れる景色が魅力的。カラフルな家と美しいお花が飾られたベランダはまさにフォトジェニックな光景です。

オンダリビアのカラフルな街並み

オンダリビアの城壁跡

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