古城とドイツ最古の大学の街❣ ハイデルベルク
ハイデルベルクのアルテブリュッケ
ハイデルベルクの街を流れる美しいネッカー川や旧市街を見下ろす丘に建つプファルツ選帝侯の居城ハイデルベルク城、そしてドイツ最古の大学ハイデルベルク大学など、ハイデルベルクの街は訪れる人々を魅了させます。
まず最初にご覧頂くのはこちらネッカー川にかかる橋「アルテブリュッケ(古い橋)」(公式名称は「カール=テオドール橋」)ですが、ドイツで最も古い橋の一つです(1248年に初めて記録されています)。もともとは木製の橋が架けられていましたが、そのうち頑丈な石造りの橋となり、その後第二次世界大戦で爆破されたために現在の橋は1947年に復元されました。ここから望む美しいハイデルベルク城が最高です!
ハイデルベルク城
ハイデルベルクの城は1225年に初めて記録されますが、プファルツ継承戦争で1689年にルイ14世の軍によって破壊されるまで、代々のプファルツ選帝侯の居城でした。長きにわたって増築、再建されたためその姿はロマネスク様式からゴシック様式、そしてルネサンス様式へといくつかの様式を見ることができます。
聖霊教会
旧市街の中心に向かって歩いていくと、高く尖塔のそびえる聖霊教会に辿り着きます。ハイデルベルクで最も重要な位置を占める教会で、高さ 82 メートルの塔をもつこの教会は、1398年にルプレヒト3世の命によってゴシック様式で建てられました。教会と代々のプファルツ選帝侯の墓はプファルツ継承戦争で大きな損傷を受けたため、現在は選帝侯ルプレヒト三世の墓が残るのみとなっています。
ツムリッター(騎士の家)
ハイデルベルクに現存する最も古い建物は「ツム・リッター」(騎士の家)です。この建物は、1592年に織物商人の一家によってルネッサンス様式で建てられました。現在はホテルとなっています。旧市街の中央あたりちょうど聖霊教会の向かいに建てられていますが、プファルツ継承戦争の際に石造りだったために壊されずに残った唯一の町家です。
ハイデルベルク大学と学生牢
ルプレヒト・カール大学(ハイデルベルク大学)はドイツで最古の大学です。神聖ローマ帝国内で、プラハ大学、ウィーン大学に次ぐ3番目として、1386年にプファルツ選帝侯ループレヒト1世によって創立され、 1803年、ハイデルベルクを領有したバーデン大公カール・フリードリヒにより、現在の名前に改められました。
この大学の学生のための牢屋がアウグスティナーガッセ24番に残っていますが、この牢屋も時代とともにその役割が変わり最後は学生たちにとってこの牢屋に入るのがステータスとなり、自分がいた証に自身の名前やシルエットを壁に落書きしました。その落書きが今も残っています。
さて、ハイデルベルクの旧市街散策はいかがでしたでしょうか。ハイデルベルクでは様々な時代に渡って建てられた石造りの建物をご見学、お楽しみ下さい。
ドイツには、ハイデルベルク以外にも、グリム童話でおなじみグリム兄弟の通った大学のあるマールブルク、長い歴史を持つ大学のあるテュービンゲンなど、数々の大学町があります。
マイバスドイツで日本語ガイドと訪れることの出来る町もありますので、興味のある方は、是非マイバスドイツへお問い合わせくださいませ!
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