☆フランクフルト散策スポット☆

日本からも直行便が多数運行されているドイツの玄関口、フランクフルト。ドイツ経済の中心地として、街を流れるマイン川沿いには欧州中央銀行本部をはじめ高層ビルが立ち並ぶ姿からマインハッタンとも呼ばれています。第2次世界大戦以前の建物はほとんど残っていないため近代的な印象ですが、レーマー広場付近では旧市庁舎など木組みの建物や街のシンボル大聖堂が再建されていて歴史的な街並みを楽しむこともできます。新旧入り混じるフランクフルトのオススメスポットを是非散策してみてください！

木組みの館が何軒も連なるレーマー広場はフランクフルト観光で外せない観光スポット。冬場はクリスマスマーケットの会場にもなります。広場の西側に建つ階段のような屋根の建物が旧市庁舎で、2階の皇帝の間・カイザーザールではかつてローマ皇帝の戴冠式が行われていました。現在でも特別行事等に使用されていますが、それ以外の開館時間中は見学も可能です。入り口は建物正面ではなく、Limpurgergasse通り側にあり、入口横に見学可能かどうか表示がされていることもあります。

レーマー広場から東側の大聖堂へと繋がる通り沿いは、戦争によって破壊された木組みの建物等を復元するドーム・レーマープロジェクトという大規模再開発によって、Die neue Altstadt（新しい旧市街）として2018年にオープンしました。再建された中でも美しいとされるのがHaus zur Goldenen Waageと言う名前の大聖堂前に佇む木組みの建物です。1階はカフェでフランクフルト名物のケーキ・フランクフルタークランツを食べたり、Leysiefferのバウムクーヘンやフランクフルトの郷土菓子ベートメンヒェン（Bethmännchen）なども購入できます。

小さな広場Hühnermarktの一角にはSteiffの専門店も！ショップ入口ではキリンのジャンボぬいぐるみがお迎えしてくれます。店内にはおなじみのぬいぐるみの他に子供服も豊富に揃っています。セール時期には割引されてかなりお得に買えることもあるので要チェックです。

また、Höchster Porzellanコンセプトショップもあります。ドイツの磁器といえばマイセンが有名ですが、Höchster Porzellanはマイセンに次いでドイツで2番目に古く、創業1746年からの伝統を引き継ぎつつ近代的なデザインが融合されています。製作所はフランクフルトHöchstにあり、そのロゴは地元Höchster地区のワッペンと同様、ホイールの形をしています。ギャラリーのような美しい店内も必見です。

かつてローマ帝国皇帝の選挙や戴冠式が行われたことからカイザードーム（皇帝の大聖堂）とも呼ばれています。高さ95メートルの塔は市内のいたることろから見えるのでフランクフルト市民にとってとても馴染み深い建物になっています。この塔には登ることができ、市内を一望する景色が堪能できます。ただし、エレベーターはなく300段以上の階段を上るので歩きやすい靴をオススメします。

景色は見たいけど、階段はちょっと・・・と言う方、ご安心ください。もう1箇所フランクフルトを一望できる絶景スポット・マインタワーをご紹介します。ゲーテ広場に近い高層ビル群の中に立つマインタワーの高さは200メートル！54階の展望テラスへはエレベーターを使って楽々アクセスできます。日没後の夜景も素敵ですよ。

フランクフルトのオススメスポット、いかがでしたか？

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