【北京】司馬台万里の長城と古北水鎮(前編)/2020年7月


JTB北京支店

●司馬台万里の長城

北京市内から北東へ約120㎞、車で2時間半から3時間の北京市密雲区にあります。
基となっている長城は北斉の時代(550-577年)に建てられ、明の洪武帝の時代(1368年-1398年)に再建と拡張がされたと言われております。
長城の長さは5.4㎞、標高295m~986mと標高差が激しいのが特徴で、かなり険しい崖の様な所まで及びます。
司馬台ダムを境に割と緩やかな西側に23の望楼(狼煙台)があり、険しい地形の東側には16楼ありますが、天梯と呼ばれる部分は傾斜角45度の急斜面に幅50㎝の通路、天橋と呼ばれる部分は幅40㎝しかありません。
また、明代の長城の望楼の間隔は平均的に500mくらいなのに対し、司馬台では100~200m、最も近いところでは40mとかなり密です。
明代の面影を残した荒々しい雰囲気は、きちんと整備された八達嶺とはまた違った魅力を持っており、リピーターの方でも十分お楽しみいただけると思います。
現在は麓の古北水鎮から入場し、長城登り口から徒歩で第2楼へ行ける他、ロープウェイで登り、10分ほど歩くと第5楼と第6楼の間に着くことができます。

中国長城は世界一、司馬台長城は長城の一番と書かれた石碑。

ロープウェイ。

定員8名の大きなゴンドラです

長城見取り図。現在は第3楼から第7楼の間に行けます。

上に見えるは第6楼。かなり急坂です。

下に見えるは第4楼

第7楼前で記念撮影

第5楼~7楼まで

●夕日の名所

第5楼から第3楼に掛けてちょうど西側を向いており、夕日がとても美しい名所となっております。
また南側の眼下には古北水鎮があり、夕暮れ時ともなるとライトアップされ、夜には美しい夜景がご覧いただけます。

第5楼内からの夕景

スケールが大きく息をのむほど美しい夕日!

稜線に沈む夕日。雄大かつ絶景!

●専用車チャーターが便利です!

司馬台長城・古北水鎮へは市内の東直門から公共の直通バスも出ておりますが、中国語しか通じず120㎞をトイレ休憩無しというハードさの為、マイバス北京の専用車・ガイドチャータープランで行くのが便利でお得です!
※後編では古北水鎮をご紹介いたします。

  • オプショナルツアー(現地発着)
    JPY31,600〜
    ・8時間の車・日本語ガイド代を含みます。
    ・08:00~21:00以外のご利用には深夜・早朝料金が別途掛かります。
    ・高速道路料金、その他入場料、お食事・お飲み物代は含まれません。
    期間: 2020-07-01~2020-12-31
    北京市内(四環路内)のご希望の場所からお好きな所へ専用で日本語ガイドがご案内します。車種はセダン(2名様迄)、ワゴン(6名様迄)、ミニバス(15名様迄)の3タイプから選べます。

この記事を書いたレポーター

JTB北京支店

エリアから探す

地図から探す

記事タイプから選ぶ

旅のテーマから選ぶ

旅行スタイルから選ぶ

日付から選ぶ