シドニー歴史の街歩き シドニーの街の中にあふれる歴史をご紹介
オーストラリアシドニーの始まり
キャプテン・ジェームス・クック(Captain James Cook)は、18世紀のイギリス
の航海士、探検家として有名です。
キャプテン・クックはエンデバー号の船長として、太平洋のポリネシア地域を航海し、その後オーストラリア東海岸に到達、シドニーボタニー湾へ上陸しジョージ3世の名において領有を宣言。ここからが本格的なヨーロッパ人のオーストラリアへの入植の基礎と言える上陸でした。
18世紀後半より、イギリスはオーストラリアへの入植を進め、囚人対策などファーストフリートが、ポートジャクソン内のシドニーコープに上陸、領有を宣言、入植が本格的に始まり、ここからオーストラリアのヨーロッパ人の歴史が始まりました。
シドニーはオーストラリアで最も歴史が古い都市として、各所に石碑、像が建てられています。
マシュー・フリンダースとトリム・ザ・キャット
マシュー・フリンダース(Matthew Flinders)は、イギリスの探検家、航海者で、19世紀初頭にオーストラリアを周回し、地理の詳細な調査を行った事で知られています。
フリンダースの業績は、オーストラリア海岸線の詳細な地図を作成、その後のヨーロッパ人の入植に貢献しています。
この時代船には、ネズミ退治の船員として猫がのっていました。
この周回にもフリンダースの愛猫、トリム(Trim)が参加していました。
トリムはフリンダースの船で一緒に航海し、多くの冒険を共にしました。
黒猫のトリムを、フリンダースと船員たちはこよなく可愛がり、苦楽を共に乗り越えて偉業を成し遂げたのでした。
フリンダースの愛猫、トリムはシドニーにあるフリンダースの像の後ろで今もフリンダースを見守っています。
ラックラン・マッコリー ニューサウスウエールズ総督
イギリスの軍人であり、オーストラリアのニューサウスウエールズ総督として知られています。在職中、ニューサウスウエールズ州の発展と安定化に大きく貢献し、その功績はオーストラリアの歴史において高く評価されています。
シドニーには、功績をたたえて彼の名前を冠した場所が沢山あります。
特に有名な場所は、彼の妻であるエリザベス・マッコリー(Elizabeth Macquarie)にちなんで名付けられたミセス・マッコリー・チェアです。この場所は、シドニーハーバーの美しい景色を一望できる絶景の場所です。
シドニー湾に浮かぶフォートデニソン
フォートデニソン島はシドニーハーバー内に浮かず小さな小島で、19世紀に建てられた砦があります。当初は海の安全確保のために建造されました。
その後刑務所としても利用され、今もその面影が残っています。
天気の良い日などは、シドニーハーバー周辺を一望でき、素晴らしいスポットとなっています。
フォードデニソンはシドニーの歴史的なランドマークとして、人々に愛されています。
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オプショナルツアー(現地発着)JPY4,279〜※価格は予告なく変更になることがございます。ハーバーエクスペリエンスはシドニー湾を約1時間半でクルージング。
オペラハウスを始め、街からとは一味違うシドニーの景色をスマートフォンを利用してシドニー港の歴史や文化のガイドを聞きながらお楽しみ頂けます。