オーストラリアと言えばコアラ! コアラの生態について

JTBオーストラリア
こあらさん

コアラの生態

コアラは、18世紀後半にやってきたヨーロッパ入植者によって、クマに似ているという理由から、「KOARA BEAR」と呼ばれていますが、実は固有種であり、クマと同種ではありません。
コアラの名前の由来は、アボリジニの言葉で「水を飲まない」を意味します。その名の通り、水を直接飲む事は稀で、水分はユーカリなどの植物から接種します。ユーカリの葉には、毒素を含む油分が含まれていますが、コアラは体内に毒素を分解するバクテリアや酵素を持っており、他の動物や昆虫が食べないユーカリを食べる事が出来るのです。これらのバクテリアや酵素は、育児嚢というメスのお腹のあたりにある袋で、赤ちゃんを育てる際に母から子へ受け継がれます。
コアラはオーストラリア東部に広く生息しており、北部に比べて南部に生息するコアラの方が大きく、お腹の部分の色は白ですが、背中の部分は、北部は灰色で、南部は茶褐色と違っています。
みなさんは、動物園でコアラに会うたびに、木の上でじっとしていたという経験はりませんか?それはコアラの主食のユーカリには栄養が乏しく、一日18時間~20時間以上、眠るか休息をしているのが理由です。コアラは早朝と夕方のみの短い時間に活発に活動し、その他の時間は、木の上でのんびりと過ごす毎日を送っています。

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こあらさん

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