世界最大の亜熱帯の森!ゴンドワナ多雨林群の自然遺産を日帰りで満喫

JTBオーストラリア
こあらさん

海だけじゃない!ゴールドコースト周辺のおすすめスポット

ユネスコ世界遺産に登録されているゴンドワナ多雨林群は、クイーンズランド州南東からニューサウスウェールズ州北東にかけて広がる広大な原生林。その総面積は36万ヘクタール以上もあり、世界最古のシダ類、170種以上の絶滅に瀕した植物、美しい野鳥、土ボタルなど、世界的にも非常に希少な生態系の宝庫です。なにしろ広大なエリアなので、すべてを一度に見て回ることは不可能ですが、日帰りでも十分にエキゾチックな亜熱帯雨林を体験することができます。

ゴールドコーストから日帰りで、ゴンドワナ多雨林群での森林浴やウォーキングを楽しみに出かけるなら、同じくクイーンズランド州内に位置するラミントン国立公園がおすすめです。ちなみに、このラミントン国立公園だけで、広さは約2万ヘクタールもあります。公共交通機関はないので、催行されている各種ツアーに参加するか、レンタカーを手配するのがおすすめです。
なお、ゴールドコースト空港からゴールドコースト市内へのアクセス情報はこちらへ。
オーストラリアのゴールドコースト空港から市内へのアクセス

世界最大の亜熱帯雨林へ、ゴールドコーストから気軽に日帰りで小旅行。

マイナスイオンたっぷりの太古の森を散策

それでは、にぎやかなゴールドコーストの街並みを抜けて、太古の森林が広がる内陸方面へのドライブに出かけましょう。
ビーチリゾートの喧騒からだんだん遠ざかり、やがて道路は狭く、険しくなり、両側には巨大な樹木のうっそうとした林が現れます。到着まで、ゴールドコースト中心街からは、車で1時間半ほどの道のりになります。ラミントン国立公園は、海沿いの市街地より標高が高く、また太陽の日差しは木々にさえぎられますので、車から降り立つと、涼しい高原リゾートといった空気感。樹齢数千年の大木など、見所満載です。
ラミントン国立公園内には、宿泊施設やレストラン、スパなどの施設が充実したオライリー・レインフォレスト・リトリートがあり、途中での休憩や、お土産探しに便利です。アウトドア派の人なら、ここに宿をとり、数日かけてゆっくり散策するのも楽しいでしょう。

吊り橋の上から大自然を楽しむ「ツリー・トップ・ウォーク」



周辺には、トレッキングコースが複数ありますが、ぜひ体験していただきたいのが、地上15メートル以上に設置された吊り橋を渡り、さながら空中散歩を楽しむ「ツリー・トップ・ウォーク」。この吊り橋は、亜熱帯雨林の木々の上で暮らす野鳥たちを、なるべく近くで観察できるようにと作られました。野生のカラフルなインコの餌付けも可能で、エサを手に持って立つと、目の前にたくさん集まってききます。
日本ではペットショップでなければ見かけない珍しい鳥も、オーストラリアではごく当たり前に飛んでいたりします。赤、青、緑色の羽が美しいレインボーロリキートもそのひとつ。クイーンズランド州では、街中の街路樹で見かけることもあり、大群になって移動しています。
オーストラリアを代表するカラフルな野鳥たちについてはこちらもご参照ください。
オーストラリアでカラフルな野鳥をバードウォッチング!

オーストラリアの大自然を堪能するのに、大切なことを最後にもう一つ。珍しいシダ類や大木は、眺めるだけでも興味深いのですが、現地の生態系に詳しい人から、見どころについて面白い話を聞くと、目の前の景色を、何倍も楽しむことができます。そこで重要なポイントとなるのがガイドです!
JTBがご紹介しているラミントン国立公園へのツアーには、豪州エコツーリズム協会が認定する日本語堪能なエコ・ガイドが同行しているので、世界遺産の森にとても詳しくなれます。
ツアーの詳細は以下へ。

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