コアラやカンガルーが間近に！シドニー近郊の2大動物園

オーストラリアを旅行先に選んだ方には、動物好きが多いのではないでしょうか？今回はコアラやカンガルーなどの有袋類をはじめ、鳥類、爬虫類など、珍しい動物たちがたくさん揃っていて、一度にたっぷり楽しめるシドニーの動物園を2カ所、ご紹介します。どちらもシティから10分ほどでアクセスは良好。海風が吹く気持ちの良い環境です。

シドニー市内から約12分という好立地にあるタロンガ動物園は、オーストラリア国内最大級の動物園です。ノース・シドニーの海沿いに位置するため、園内からハーバー・ブリッジ、オペラハウスなどの絶景も見えます。サーキュラー・キーからフェリーに乗船し、タロンガ動物園に向かう人が多く、フェリー乗り場では、フェリー料金と動物園の入園料、さらに園内の移動に便利なケーブルカー「スカイ・サファリ」の料金がお得なセット価格になったチケットも販売しています。

タロンガ動物園では、ゴリラ、トラ、ヒョウ、チンパンジー、キリン、コアラなど世界各地の動物と、オーストラリア固有種の両方を見ることができます。コアラやカンガルーなど、オーストラリアの動物をたくさん観察できるので、これだけでも大満足ですが、動物たちのショーが充実しているのもおすすめの理由。例えば「フリーフライト・バード・ショー」では、オーストラリア原産のモモイロインコやコカトゥー（トサカを持つ大型のオウム）が、観衆の頭上近くをダイナミックに飛翔。コイン拾いなど、様々な芸も披露してくれます。1日に2回、昼12時と3時に行われています。

また、タロンガ動物園で一番の人気を誇るのは南極アザラシのショー。水しぶきを上げて舞台を滑る姿や、知能の高さに、子供たちは大興奮です。こちらも1日2回、午前11時と午後2時に開催されています。 コアラと一緒に写真撮影できる「コアラ・エンカウンター」も人気です。州の法律により、コアラを抱っこすることはできませんが、至近距離で写真を撮れるので、思い出に残ること間違いなし。コアラ以外にも、キリン、フクロウ、ペンギンとのふれあいが楽しめるプログラムもあります。キリンにエサをあげたり、フクロウを腕に載せて記念撮影するのも貴重な経験になりそう。なお同プログラムは有料で、例えばコアラの場合、12.50A$。時間は11:00AM～12:55PMまでとなっています。

アクセス：サーキュラー・キー（Circular Que）2番乗り場より約12分。(フェリーは30分おきに出航中)タロンガ・ズー（Taronga Zoo）下車。目の前の桟橋を渡るとすぐに動物園です。 入場料：大人51A$、子供30A$、ファミリーパス（大人2名、子供2名）145.80A$ 営業時間：9月-4月　9:30am-5:00pm

シドニー中心街から、同じく10分ちょっとでアクセスできるダーリングハーバーには、ワイルドライフ・シドニー・ズーがあります。こちらは屋内動物園で、愛らしい小動物から、ちょっと恐ろしいものまで、オーストラリア固有のユニークな動物たちに遭遇することができる動物園です。

この動物園の人気者といえば、世界最大級のワニ、レックス君。体長5メートルの塩水ワニで、ワイルドライフ・シドニー・ズー内のカカドゥ・ゴージに住んでいます。飼育員によるトークショーと餌付けが毎日、行われていますので、レックス君自慢のアゴのパワーを是非、間近でご覧下さい。カンガルーやワラビーと一緒に遊んだり、巨大なニシキヘビやウォンバットのメグ嬢との記念写真を撮るのもおすすめです。

オーストラリアといえば、カンガルーやコアラなどの動物をまず連想する方が多いと思いますが、実はタスマニアン・デビルも、オーストラリアの固有種で、とてもめずらしい動物です。名前のせいで、なんだかとても怖い動物のように思われがちなのですが、実際は小型犬のような風貌で、とても臆病。タスマニアン・デビルという名前の由来は、見た目ではなく、その鳴き声なのだそうです。どんな鳴き声なのか、園内で確かめてみてください。

もちろんワイルドライフ・シドニー・ズーでも、オーストラリアの人気動物、コアラと一緒に写真を撮影できます。ただし、こちらも抱っこは禁止です。さらに、コアラと一緒に朝食を食べることができる園内ツアーなども開催されています。

入場料：大人48A$、子供（4～15歳）36A$ 営業時間：10:00AM-5:00PM　最終入園4:00pm アクセス：ライト・レールのタウンホール（Townhall）駅より徒歩10分。またはシドニーエクスプローラーバス24番で下車。

動物たちの姿を楽しんだ後は、近くにある別のアトラクションにも足を延ばしてみませんか。水族館や世界中の有名人の蝋人形館、フィッシュマーケットなど、シドニーには楽しい観光スポットがたくさんあります。お腹がすいたら、中華街で飲茶はいかがですか。