古代都市テオティワカン(Pre-Hispanic City of Teotihuacan)の観光情報

メキシコ・シティの北東約50kmに位置する巨大な宗教都市遺跡で、1987年に世界文化遺産に登録。紀元前100年頃から6世紀まで繁栄し、当時のアメリカ大陸では最大規模を誇るテオティワカン文明の中心を担った。7世紀頃に1度滅びたが、14世紀にアステカ人がその廃墟を発見し、住みついたことで再び栄えた歴史をもつ。テオティワカンの名は、「神々が集う場所」という意味を持ち、アステカ人はこの地を太陽や月が生み出した聖地であるととらえていたという。長さ約5km、幅40mにもなる「死者の大通り」を中心に600以上もの宮殿や住居が立ち並ぶが、中でも有名なのが、高さ約64mの「太陽のピラミッド」と高さ約42mの「月のピラミッド」。その姿は壮麗で、内部には美しい壁画が描かれている。下水網なども整備され、当時の高度な建築水準が見られるが、その詳細は今だ多くの謎に包まれている。

都市 テオティワカン
カテゴリー 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址

基本情報

住所 Pyramid of the Sun
San Juan Teotihuacán55800 Teotihuacán de Arista, State of Mexico
アクセス メキシコシティ国際空港(MEX)からバスでおよそ1時間
最終更新日時 2016年08月19日

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