アッコ旧市街(Old City of Acre)の観光情報
イスラエル北部の西ガリラヤ地方に位置するアクレは、旧約聖書ではアッコ、新約聖書ではプトレマイスの名で知られる地中海に面した港湾都市。紀元前のフェニキア時代に貿易港として繁栄し、5世紀にアルタクセルクセス王のエジプト遠征基地、後にビザンチン帝国、十字軍、イスラム教徒、オスマン帝国に支配された複雑な歴史をもつ。また、聖地エルサレムへの玄関口としてイスラム教とキリスト教の勢力が抗争してきた土地でもある。現在の旧市街の街並みは18~19世紀のオスマン帝国時代に築かれたもの。城壁の内側には狭い路地が迷路のようにはりめぐらされ、モスクやハマム(公共浴場)などが点在している。この典型的なイスラム都市の地下には、12世紀に十字軍が築いた要塞都市の遺構がほぼ完全なかたちで残っており、キリスト教の礼拝堂、商店街、敵に襲われた時の脱出用トンネルなどが保存されている。2001年に世界遺産に登録された。
都市 | アッコー |
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カテゴリー | 観光地 > 歴史的建造物 |
基本情報
公式サイト | http://www.goisrael.com/tourism_eng/articles/pages/world-heritage-sites.aspx |
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最終更新日時 | 2015年08月28日 |