ペトラ(Petra)の観光情報
紀元前2世紀頃にナバテア(ナバタイ)人によって建設された隊商都市、ペトラ。砂漠の交易路を支配することで富を得たが、交易ルートから外れると衰退し、4~5世紀にはキリスト教会が建造され、7世紀にはイスラム教徒の支配下に入る。12世紀に十字軍の城塞が築かれたのを最後に、街はその歴史を閉じる。ペトラの都市遺跡は、岩山に刻まれた壮大な建物や用水路などで構成。なかでも有名なのは、墳墓として利用されていたとされるカズネ・ファウルンである。岩壁を彫刻のように彫り進めて造られており、この様式はペトラのほかの多くの遺跡でも認められる。また2世紀初頭にローマ帝国の支配下にあったことで、円形劇場などローマ様式の影響を受けた遺構も残る。ペトラは19世紀初頭、スイス人イスラム学者のヨハン・ルートヴィッヒ・ブルクハルトによって再発見されたが、その全容はまだ分かっていない。1985年、世界文化遺産に登録。
都市 | ペトラ |
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カテゴリー | 観光地 > 遺跡・史跡・旧跡・城址 |
基本情報
公式サイト | http://visitpetra.jo/ContactUs.aspx |
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最終更新日時 | 2015年08月28日 |