マルタ島
旅行・ツアー

マルタの青の洞門は小舟に乗って美しい色彩を楽しめる魅力的なスポット。季節によって運休することもあるので、4月から10月がおすすめです。ディングリークリフやフィルフラ島など大自然を満喫できるスポットも見どころ。自然と歴史の魅力が広がる旅行を楽しみましょう！

イムディーナに位置し、その巨大さと存在感で圧倒される「聖パウロ大聖堂」は、マルタ共和国最初に建てられた大聖堂です。かつて聖パブリウスの家の跡地に建てられた小さな聖堂から発展しました。現在の建物は18世紀初頭に再建されたもので、質素な外観とは異なる豪華な内装が特徴。天井にはフレスコ画が描かれ、特に「聖パウロの難破」は鮮やかな色彩が目を引きます。天井を彩るクーポラは比較的新しく、一筋の光が神の国と大聖堂をつないでいるように見えて思わず引き込まれる美しさです。

「聖ヨハネ大聖堂」は、バロック建築の最高傑作の一つであり、ヨーロッパでも最も美しい大聖堂の一つ。1578年に聖ヨハネ騎士団によって建てられ、マルタ人建築家のジェラーロモ・カッサールによる設計で5年の歳月をかけて完成しました。外観はシンプルなバロック様式で、街の雰囲気に調和しています。内部は豪華な芸術作品で、金、銀、大理石が使用されています。特に中央の祭壇は聖域として最も神聖な場所であり、床には聖ヨハネ騎士団の有名な騎士たちの墓石が存在感を放っています。天井にはマティア・プレティによる手書きの絵画が描かれ、神秘的な雰囲気です。

ヴァレッタ市街はマルタ共和国の首都で、美しい蜂蜜色の建築物や特徴的なバルコニーが魅力です。ルネサンスの理想都市と呼ばれ、世界遺産に登録されており、16世紀の要塞都市として築かれました。かつてはイスラムの大国に対する砦として、聖ヨハネ騎士団が島を守り抜いた歴史が刻まれています。街の中心には壮大な聖ヨハネ大聖堂があり、騎士たちの墓碑や栄光が感じられる場所。ヴァレッタを訪れれば、かつての戦いと騎士団の英雄的な姿、そして島民たちの生活が蘇るでしょう。

イムディーナはかつてのマルタの首都で、「静寂の町」として知られています。中世の趣が色濃く残り、一歩路地に踏み入れると静けさが広がります。カフェ、教会、貴族の館、広場などを散策しながら、中世の雰囲気を楽しむのがおすすめ。町の外のラバトでは活気あふれる庶民的な生活を体験できます。レストランやカフェもあり、地元の人々に愛される隠れた名店も！メインゲートや聖パウロ大聖堂、ノルマンハウス、バスティオン広場、聖パウロ教会など、多くの歴史的な建造物や名所があります。

セントジュリアンは、スピノーラ湾やセントジョージ湾を望むヨーロッパリゾートの雰囲気と便利さが魅力です。レストランや映画館など活気溢れるエリアで、夜遅くまで楽しめるナイトスポットもあります。スーパーやアジア食材の専門店も充実しており、自炊派にも便利。マルタ最大のカジノもあります。混雑したパーチャビルでは盗難に注意が必要ですが、隣のペンブローは静かな住宅地で、セントジュリアンへのアクセスもばっちり。ホームステイ先としてもおすすめです。