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マイアミ寄港、サウスビーチと世界遺産の湿地帯

2019.6.11

日々移動している船は毎日、日の出と日の入の時間が変わります。本日は遅めに6時に朝日です。夜明け前から海が明るくなっていくのを見届けるのは至福のひととき。マイアミの港に続く水路に入ると、他国の生活に入った、という感覚になります。

マイアミの一日ハイライトツアーに参加してきました。たっぷり8時間近くをかけて港から行ける限りを回ります。始めに訪れたのはセレブリティに有名なサウスビーチ。泳いではいないですが足まで入って楽しむお客様が気持ちよさそう。

さらにリトルハバナと呼ばれる地区では葉巻屋さんやキューバ音楽のカフェ、招き猫のような役割をしているという鮮やかなニワトリたちが街の至る所でみられるなど、マイアミながらにまさにリトルハバナを体験です。

キューバ料理をランチに頂いたあとは待望のワニに会いに行く時間。世界遺産の湿地帯エバーグレーズ国立公園にいるワニは100万匹とも言われ、ここフロリダ州からは切っても切れない存在です。アリゲーターパークでエアーボートに乗り換え、いざワニ探しに出発!

いかにもという水路で、ヌーっと音も無く顔をだしてくれました。優しそうで可愛い瞳が印象的。ワニの印象とは似ても似つかない?というのも人食いワニと恐れられるのは身体も大きなクロコダイルの種類なのです。こちらはもっとゆったりさんのアリゲーターでした。

その後にワニショーを見学したり、水路で見慣れない鳥たちを見たりと国立公園を期待以上に楽しんでしまいました。襲ってこないならいつかこの湿地で泳いでみたいなぁと考えながら、それはまた次回寄港した際のお楽しみ。

キーワード
ワニ
アリゲーター
エバーグレーズ国立公園
世界遺産
リトルハバナ

中村なかむら 風詩人かざしと(旅写真家)

中村風詩人
Profile
旅写真家。クルーズには10年以上毎月乗船しながら国内外10隻に乗船取材。旅した国は80ヶ国にのぼる。世界3周分の海の奇跡をまとめた写真集『ONE OCEAN』や船旅の目的地『小笠原のすべて』(JTBパブリッシング刊)を出版。同展示はキヤノンの協力を受け銀座・名古屋・大阪キヤノンギャラリー、仙台メディアテーク、高崎高島屋、東武宇都宮百貨店、水戸京成百貨店の全国を巡回。日本橋三越や各新聞社ホール、各客船上にて講演、全国のフォトツアーやコンテストの審査も定期的に行っている。
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