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青と白の感動!サントリーニ島でのリゾート時間
2019.5.9
「サントリーニ島で新しい発見を」。そう見出しが書かれた船内新聞を見ているとワクワクせずにはいられません。期待を裏切らない最高の晴天が迎えてくれました!
なんでも昨日は雨、一昨日は強風で寒かったそうです。しかし本日は初夏を通り越して真夏のような日差しと心地よい風がリゾートにぴったりな気候です。
まず訪れたのはサントリーニらしさが詰まった最北の街イアから青い教会と白い町並みです。左をみても右をみても絵画か絵本の世界に迷い込んだような気分。小道を抜けていくと展望台を兼ねた古城がありました。
この白い町並みは実はホテルやレストラン、カフェ、お土産やさんなどで小道をいくたびに発見があります。イアからフィラ、フィロステファニまでを行き来しながら沢山のシャッターチャンスにずっと小走りでした。島が三日月型をしているためか、歩いていると時折錨泊中のサン・プリンセスが見えてはちょっと嬉しい気分です。
朝から晩までブルー&ホワイトに囲まれながらのサントリーニステイが終わろうとしています。サントリーニ島は世界で最も夕日が美しいとも言われ、船上から海面に映る景色をゆったり見ていたらその理由が分かった気がしました。
夜になると火山地形の稜線を縁取るようにランプが灯り始めました。紅茶のマグカップを片手に夜の船内散歩をしていると、昼間の楽しかった散策が思い出されて感動再びです。本船は今夜22時にサントリーに島を出発し、次の目的地ドブロブニクへと向かいます。
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- サントリーニ島
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中村 風詩人(旅写真家)
- Profile
- 旅写真家。クルーズには10年以上毎月乗船しながら国内外10隻に乗船取材。旅した国は80ヶ国にのぼる。世界3周分の海の奇跡をまとめた写真集『ONE OCEAN』や船旅の目的地『小笠原のすべて』(JTBパブリッシング刊)を出版。同展示はキヤノンの協力を受け銀座・名古屋・大阪キヤノンギャラリー、仙台メディアテーク、高崎高島屋、東武宇都宮百貨店、水戸京成百貨店の全国を巡回。日本橋三越や各新聞社ホール、各客船上にて講演、全国のフォトツアーやコンテストの審査も定期的に行っている。