サウサンプトン、歴史と情緒、都会とモダンの散歩道
2019.5.27
個人的に一時下船、寄港地をスキップしてサウザンプトンに先入りしました。朝4時前に起きてサン・プリンセスが入港予定の港にいきます。本日の入港予定時刻は午前7時、普段予定している時刻よりも少し早めに湾内に入ります。
午前5時になると朝日が昇ってきました。海面が太陽の日差しを受けて輝きだします。繊細なシルエットの桟橋、そろそろ海鳥も起きてきたようです。そして午前6時、サン・プリンセスが狭まった湾内へとアプローチしてきました。
午前7時、無事にサウサンプトンの港に入港着岸しました。ここはイギリスの情緒ある郊外都市、名門大学と広大な緑、現代的なシネコンやショッピングモール、かたや歴史地区では当時の面影を残す城跡が町中に突如現れるなど新旧の混在が散歩を楽しくさせてくれます。
その後にロンドンへの一日ツアーに参加してきました。ロンドンに着いて最初に訪れたのは大英博物館です。ロゼッタストーン、パルテノンギャラリー、アッシリアの守護獣神像やイースター島のモアイ像、古代エジプトのミイラなどをガイドさんの解説付きで見学していきます。
ロンドンの車窓観光を楽しみながら次に向かったのは、バッキンガム宮殿。本日はロンドン・マラソンが行われていたため、衛兵や交替式を見ることはかないませんでしたが、それでも、英国王室の住居であり公務も行われているこの宮殿の荘厳な姿には見とれてしまいます。
最後は世界遺産のロンドン塔とタワーブリッジを見学。テムズ川の岸辺に建てられたロンドン塔は、11世紀に20年もの歳月をかけて作られ、現在は武器の保管庫や礼拝所などとして使用されているそう。そのすぐそばにあることで名付けられたタワーブリッジは、おとぎ話に出てくるお城のイメージそのもの。足早にロンドンを見て回り、わずか一日の滞在とは思えないほどの充実ぶりでした~!
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中村 風詩人(旅写真家)
- Profile
- 旅写真家。クルーズには10年以上毎月乗船しながら国内外10隻に乗船取材。旅した国は80ヶ国にのぼる。世界3周分の海の奇跡をまとめた写真集『ONE OCEAN』や船旅の目的地『小笠原のすべて』(JTBパブリッシング刊)を出版。同展示はキヤノンの協力を受け銀座・名古屋・大阪キヤノンギャラリー、仙台メディアテーク、高崎高島屋、東武宇都宮百貨店、水戸京成百貨店の全国を巡回。日本橋三越や各新聞社ホール、各客船上にて講演、全国のフォトツアーやコンテストの審査も定期的に行っている。