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海を見続けて過ごす極上時間
2019.4.18
ベッドから起きてカーテンをあけて、太陽にgood morning!キャビンから見える穏やかな海と朝日が最高の一日を予感させてくれます。
サン・プリンセスが空と海の間を音もなく進んでいきます。風も弱く、最高気温は28度、とても過ごしやすい一日。時折海面から顔を出すトビウオを見つけたりとっても平和なクルージングです。
少しゆっくりしようとムービーアンダーザスターズに来てみました。・・・といってもデッキチェアでごろごろしているだけですが・・・、大画面ではジャズのコンサートが流れていて、大海原にトランペットの音が響き心地よい昼下がりです。
中には船尾で日焼けを楽しむ人の姿やデッキウォーカー、あるいはランニングで体調を整える人などそれぞれ海と戯れる時間の使い方に船旅の良さを改めて感じてしまいます。
夕暮れも美しく太陽がぽっかりと水平線にしずむところを見届けました。「焼けるかしらぁ」とお客様とお話しながらずっと見ていると見事なまでの夕焼け、地球と雲がつくる閃光に海の雄大さを噛みしめます。
最後はもう一度ムービーアンダーザスターにきてゆっくり。放映されていたのは話題の映画“ボヘミアンラプソディ”でした。本日はあまりイベントに参加せずにとにかく海を見続けて過ごしました。それでも不思議なくらいリフレッシュ。明日のシンガポールも最高の一日になりますように!
- キーワード
- 航海日
- 凪
- 夕陽
- ムービーアンダーザスター
- デッキウォーク
中村 風詩人(旅写真家)
- Profile
- 旅写真家。クルーズには10年以上毎月乗船しながら国内外10隻に乗船取材。旅した国は80ヶ国にのぼる。世界3周分の海の奇跡をまとめた写真集『ONE OCEAN』や船旅の目的地『小笠原のすべて』(JTBパブリッシング刊)を出版。同展示はキヤノンの協力を受け銀座・名古屋・大阪キヤノンギャラリー、仙台メディアテーク、高崎高島屋、東武宇都宮百貨店、水戸京成百貨店の全国を巡回。日本橋三越や各新聞社ホール、各客船上にて講演、全国のフォトツアーやコンテストの審査も定期的に行っている。