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クルーズの旅とは・
はじめてのクルーズでも安心

船内での過ごし方、船内設備、クルーズ用語など、
クルーズ初体験の方にも分かりやすく、
よくあるご質問をQ&Aでお答えいたします!

クルーズの旅とは?
基本編

  • クルーズは、
    時間を最も贅沢に過ごせる旅です

    航空機であれば1時間で移動できる距離を、客船は1日かけて移動していきます。
    狭い座席に押し込められ、時間的な効率を求める旅ではなく、
    いかに「心地よい時を過ごしていただくか」、客船はそのことだけを考えて、
    お客様をお待ちしているのです。

  • 船には退屈知らずの
    エンターテイメントが満載です

    お客様のお望みのまま、豪華なショーを楽しむも良し、
    ブティックでのお買い物や、カジノでギャンブルに興じるも良し、
    巨大なシャンデリアのかかる吹き抜けのレストランで舌鼓を打ち、
    暖かいバスタブで疲れをほぐしてから広いベッドに身を沈める…
    そしてまた、朝はお部屋のバルコニーで愉しむ洋上のモーニングコーヒーから一日が始まり、
    次の寄港地が、まるでめくるめく旅絵巻のように、お客様の眼下に近づいてきます。
    (※ 日本船クルーズではカジノゲーム体験が可能ですが、換金はできません。)

  • クルーズは、
    とても楽な旅でもあります

    海外旅行につきものの大きなお荷物は船室に残し、
    日中の寄港地でのご観光を身軽にお楽しみいただけるのです。
    陸上の移動では毎日のようにしなければならない荷解き、荷造りから開放され、
    その日の気分でワードローブからお気に入りのお洋服を選んでいただければいいのです。
    国が変わるたびの面倒な入出国手続も船員が代行しますので安心です。
    クルーズは一見効率が悪いように見えて、実は大変合理的な旅の形ともいえるのです。

  • 何より、
    クルーズほど旅らしい旅はありません

    港に別れを告げる汽笛がこだまする中、遠ざかっていく景色はこの上なく旅愁をかきたてます。
    そしてまたゆったりとした時間の流れの中で、
    船からでしか見ることのできない光景を楽しみながら、
    次の寄港地での色々な出会いへ、思いを馳せる時間もあるのです。

※写真は全てイメージです。

船内での過ごし方

Q
船酔いが心配なのですが…
A
大きな船は横揺れに強く、スタビライザー(横ゆれ防止 装置)というシステムにより、揺れを感じにくくなっています。
Q
乗船中に体調を崩した場合は?
A
ほとんどの船に診察室がありますので、万一、船酔いを感じたり、体調を崩された時には、お気軽にご相談ください(診療代、薬、注射代は有料、海外旅行保険対応可)。
Q
外国語に自信がありません。
A
ご心配な方は添乗員同行ツアーにご参加ください。自由行動日で船会社主催のオプショナルツアーがある場合、お申し込みが多いオプショナルツアーに添乗員が同行し、イヤホンを通じてポイントを日本語でご案内します(渡航先国により法律上イヤホンが使用できない国があります)。
Q
乗船中の情報入手は?メニューは日本語?
A
翌日の船内新聞が毎晩キャビンに配布され、 船内スケジュールの他、ドレスコード、エンターテイメントやイベント、寄港地ガイドなどをお知らせします。外国船フライ&クルーズの添乗員同行ツアーでは、添乗員が日本語の船内新聞と日本語メニューをご用意します(一部航路では船内の日本人スタッフが作成する場合もあります)。
Q
船内では退屈しないのでしょうか?
A
船内には、ショー、ミュージカル、カジノ、ビンゴ、各種カルチャー講座、エステ、スポーツジム などエンターテイメントがたくさん用意されています。中には、アイススケートリンクやボーリング場まで設置された船もあります(一部有料・予約制)。退屈どころか時間が足りないと感じられる方がほとんどです。
Q
食事はどうなっているのですか?
A
  • 【外国船】
    ほとんどの船中メインダイニングルームでの夕食はファーストシーティング(1回目)、セカンドシーティング(2回目)の2回の時間帯に分かれており、毎回同じテーブルに座るのが基本。日本語メニューもご用意します(フライ&クルーズでは添乗員同行ツアーのみ)。その他に時間の決まっていない有料レストランや、ビュッフェスタイルのカジュアルレストランなどもあります。 ※和食メニューはほとんどの外国船でご用意しておりません。
  • 【日本船】
    外国船と同様に夕食はファーストシーティング(1回目)、セカンドシーティング(2回目)の2回の時間に分かれますが、テーブルは基本的に自由です。一部ご利用のキャビンタイプ限定のダイニングを設けている船や1回制の船もあります。
Q
ドレスコードを教えてください
A
日中はお好きな格好でお過ごしください(半ズボン、TシャツでもOKです)。夕刻からドレスコードが必要となり、例えば外国船の7泊のクルーズであればフォーマルは2回程度です。日本船は10泊以上のクルーズでフォーマルは1~2回程度です。 一般的なドレスコードは下記の通りです。各ツアーの上にある回数の目安をご覧ください。
ノルウェージャン クルーズラインの船はドレスコードはありません。夕食時にはジャケットが1枚あれば便利です。
カジュアル
男性:カジュアルジャケット等(ノーネクタイ)
女性:ワンピース、ブラウス等
インフォーマル
男性:ジャケット、ネクタイ等
女性:ワンピース、スーツ等
フォーマル
男性:ダークスーツ、タキシード等
女性:カクテルドレス、ドレッシーなスーツ、和服等
船のクラスにより
タキシード着用率が異なります。
  • ・外国船カジュアルクラス
    タキシード
    着用率1~2割
  • ・外国船プレミアムクラス ・日本船ショートクルーズ
    タキシード
    着用率3~4割
  • ・外国船ラグジュアリークラス ・日本船ロングクルーズ
    タキシード
    着用率7~9割
※カジュアル、プレミアムクラスの船では、男性はダークスーツ、女性はワンピースやスーツをご用意いただければ大丈夫です。
Q
船内のサブレストラン(有料)、エステ(有料)を利用したいのですが…
A
船内のサブレストラン(有料)、エステ(有料)のご予約のご希望は添乗員または船内スタッフにお申しつけください。
※写真は全てイメージです。

船内設備

Q
キャビンの設備・アメニティは?
A
一般ホテル並みの設備を完備したツインまたはダブルベッドが基本。タオル・石鹸・シャンプー類(リンスは用意されていない場合がございます)はキャビンに用意されていますが、外国船は洗面用具(歯ブラシ、髭剃り)・スリッパ・寝間着類はご持参ください(バスローブが備え付けられている船もございます)。日本船では洗面用具(歯ブラシ、髭剃り)、スリッパは用意されています。 ※安全管理上、アイロン・湯わかしポット・電熱器具類は使用できません(船によりランドリールーム、アイロンの設備(有料)がございます)。ドライクリーニング・プレスはランドリーサービス(有料)をご利用ください。
一般的に客船には
このような客室のタイプがあります
※一般的なご案内です。詳細はクルーズ客船により異なります。詳しくはパンフレットまたは各客船のご案内をご覧ください。
内側(インサイド)タイプ

幅広いお客様にご利用いただける一般的な客室です。お部屋に窓はありませんが、お気軽に船旅をお楽しみいただけます。

海側窓付タイプ

海に面しており、窓からは大海原の眺望をお楽しみいただけます。丸窓と、比較的広めに設計された角窓があります。

海側バルコニー付タイプ

専用のバルコニーがあれば、よりリラックスして潮風を感じながらのクルーズが楽しめます。客室タイプの中でも人気が高いタイプです。

スイート・バルコニー付タイプ

バスタブ、バルコニーなどの他に簡単なリビング設備も備わり、エレガントな船旅をお過ごしいただけます。

Q
船上でインターネットを使えますか?
A
ほとんどの船で船上にてインターネットをご利用いただけます。船によっては無線LAN(WiFi)も使用可能です。ただしどの船も有料となり、30分約30US$程度のパック料金が目安です。メールの送受信には支障はありませんが、インターネットでの検索などには時間を有するので高額になります。お支払いは乗船時に登録したクレジットカードよりお支払いいただきます。 また、一部の船ではお客様お持ち込みのパソコンなどによる接続ができない場合がございます。
Q
日本の電化製品は使えますか?
A
ほとんどの船で日本の電化製品を使用することが出来ます。また、ヘアドライヤーもほとんどの船で客室に用意されています。 ※客船は火災事故を防ぐため、発熱する器具の持ち込みを制限されている場合があります(例:ヘアドライヤー、携帯湯わかしポットなど)。
Q
船内でたばこは吸えますか?
A
お部屋やバルコニーでの喫煙は船により異なります。公共のスペースはほとんどが禁煙ですが、バーやカジノ、プールサイドの一部のエリアで喫煙可能な客船がございます。
※写真は全てイメージです。

その他

Q
船内でかかる料金とその支払い方法は?
A
旅行代金には、キャビン(船室)料金、船内の食事料金(一部有料)、船内設備使用料金、エンターテイメント参加料金などが含まれていますので、一概に旅行代金が高いわけではありません。 飲み物、船内での買い物、エステ、マッサージ、ランドリーなどの個人的費用は別途お支払いが必要です。これらの料金は、乗船時にクレジットカード登録を済ませると、下船時に一括精算できますのでキャッシュレスです(カジノを除く)。外国船の船内通貨は、米ドルまたはユーロが基本です。日本船は下船時にクレジットカードまたは現金でのお支払いも可能です。
Q
チップの払い方は?
A
ほとんどの船が会計時にお1人様1日分のチップ額が自動的にチャージされるシステムです。クレジットカードを登録しておけばキャッシュレスです。一部、出発前に旅行社へお支払いいただく船もあります。日本船(飛鳥Ⅱ・にっぽん丸・ぱしふぃっくびいなす)ではチップは不要です。 ※チップの目安額:船会社・コースにより異なります。お問い合わせください。
Q
マイレージを使いたいので自分で航空券を購入したのですが…
A
各コース・出発日毎にお客様ご自身に航空券をご購入いただき、現地参加の対応も承ります。その場合、旅行代金は航空券の料金を減額した金額となります(「JTBバリュー」「JTBプレミア」のみ可能)。
Q
フライ&クルーズの国際線の航空会社・便名はいつ頃に決まりますか?
A
航空会社指定なしのコースでは、ご出発の35日前以降に航空会社や便名が決定します。最終的な便名はご出発前の「最終旅行日程表」でご確認ください。
Q
OP(オプショナルツアー)の申し込みはどのようにしたらいいですか?
また、タイミングは?
A

オプショナルツアーは出発日の20~10日前に「旅行日程表」と一緒にご案内します。

  • 【外国船】
    基本的には、ご旅行開始後、添乗員が船上で集約いたしますので、お申し出ください。また、船会社主催のオプショナルツアーのお支払いは乗船時に登録したクレジットカードよりお支払いいただきます。
  • 【日本船】
    お客様ご自身でお申込み書にご記入の上、船会社にお申込みください。

クルーズ用語集

クルーズや船旅でよく使われる用語をご紹介いたします。
  • 船体編

    アフト【Aft】
    船の後部。
    アンカー【Anchor】
    停泊する時に海中に下ろして船を動かないようにする錨のこと。錨鎖はアンカーチェーンという。
    キャビン/ステートルーム【cabin/Stateroom】
    船室、客室のこと。部屋番号は船尾にいくほど数が大きく、左舷側が偶数、右舷側は奇数となる場合が多い。
    ギャレー【Galley】
    船のキッチン(厨房)。
    ギャングウェイ【Gangvay】
    乗下船に使われる取り外し式のタラップ。舷門。
    スターボード・サイド【Starboard side】
    船の右舷側。昔の船では、この側の後部にオールや板がつけられていたため、「ステア(操舵する)」がなまって生まれた言葉といわれる。
    スターン【Stern】
    船尾。
    ダグボート【Tugboat】
    入港、出港に際して、船の向きを変えたり、位置をきっちりと定めたりするのに使う曳き船。
    デッキ【Deck】
    船の甲板。船体の強度などを高め、キャビンやさまざまな整備を造るための床と区画を生み出す大切な構造物。下から1デッキ、2デッキと数え、プールデッキ、プロムナードデッキなどの名称がついている。ビルの"階"と同じようなもの。
    テンダーボート【Tenderboat】
    交通用ボート。小さい港や、水深が浅くて接岸できない時に使われるもの。
    ノット【Knot】
    船の速度に使われる単位。1ノット=時速1.85km。クルーズ船はふつう平均20~22ノットで航行できるが、これは100mを約10秒で走る短距離ランナーと同じくらいの速度。
    バウ【Bow】
    船首。
    バース【Berth】
    港で船が着く所。また客室のベッドの意もある。
    ファンネル【Funnel】
    船の煙突。郵船クルーズ「飛鳥」の赤い2本線や、スタークルーズの黄色い星が入った赤黄のツートンカラーなど、船会社独自のデザインで、目印になっている。
    フィン・スタビライザー【Fin Stabilizer】
    船の横揺れを防止するための装置。飛行機の翼のようにコンピューター制御された水平のフィンが、航海中は船の横側にある。
    フォア【Fore】
    船の前部。
    ブリッジ【Bridge】
    操舵室。船の両側に行き来できることから"船にかける橋''の意味になったといわれている。
    ポートサイド【portside】
    船の左舷側。ポートとは港のことで船はみなこちら側で着岸することに由来する言葉。通常、乗客乗員の乗り降り、荷の積み降ろしは左舷側から行う。
    ライフボード【Life bort】
    万が一のために、船の居住区左右両側に備え付けられている救命艇。乗客乗員の定員すべてが乗り込める数がある。通常は救命器具。航海器具、1名あたリ3食分の食料と水3リットルを常備。
    レセプション【Reception】
    ホテルのフロントにあたるところ。わからないことや遺失物についての問い合わせ、郵便物の発送などを受け付けている。
  • スタッフ・クルー編

    ウェイター【waiter】
    レストランで飲食のサービス全般を行うスタッフ。各テーブルにつくウェイター、その補助にあたるアシスタントウェイター、全体に目配りする監督役のヘッドウェイターに分かれる。
    オフィイサー【Officer】
    上級船員の総称。船長、航海士、機関士、通信士、船医、パーサーなどをさす。
    キャビン・スチュワード&スチュワーデス【Cabin Steward&Stewardess】
    船室の漬掃、ベッドメイキングなどを行う客室係。ルームサービス係を兼ねる船もある。ランドリーサービスも担当する。
    キャプテン/マスター【Captain Master】
    船長。船の運航にかかわる全部門の最高責任者。乗客の快適度を高めるように常に配慮し、パーティやイベントなどではホスト役を務める。
    クルー【Crew】
    船で働いている船員すべての総称。
    クルーズ・ディレクター【Cruise Director】
    さまぎまなイベントやアクティビティなど、工ンターテインメント関係の責任者。乗客の前によく登場し、船内の雰囲気を盛り上げる。
    スタッフ・キャプテン【Staff Captain】
    副船長。安全な運航や、船内のセキュリティーについての責任者。
    チーフ・エンジニア【Chief Engineer】
    機関長。機関部の責任者として、エンジン、発電機などの運転、整備に携わる機関士、操機手を指揮。エアコンなどの整備の調整も行う。
    チーフ・パーサー【Chief Purser】
    客船部門のチーフ。乗下船手続をはじめ、船内新聞の発行など、乗客へのサービス全般、食料管理、事務処理などを担っている。
    ツアー・ディレクター【Tour Director】
    寄港地での観光ツアーの手記および遂行をおこなう責任者。
    パイロット【Pilot】
    水先案内人。通舵が困難な港や東京湾など強制水先区域と呼ばれる海域で、船長に代わり船を動かす。各区域には専門の水先案内人が常駐していて、船長として長いキャリアをもつ人が任命されている。
    バスボーイ/アシスタント・ウェイター【Bus Boy/Assistant Waiter】
    テーブルサービスの際、ウェイターの補助をするアシスタント。
    ホテル・マネージャー【Hotel Manager】
    飲食関係からサービス全般など接客関係を統括するホテル部門の最高責任者。支配人。
    メートルドテル【Maitred'hotel】
    レストランの給士長のこと。短くしてメートルディ(maitre d')とも呼ばれる。
    ワイン・スチュワード【wine Steward】
    レストランのワイン係。ワインの選定などのアドバイスをしてくれる。
  • その他イベント等

    ショアエクスカーション【Shore excursion】
    乗客向けに用意された寄港地の観光ツアー。費用は通常クルーズ料金には含まれない。寄港地ごとに数種類あり、乗船前または、後で申し込みができる。
    乗船証/クルーズカード【Cruise Card】
    船内のみで通用するクレジットカードのようなもの。バーでの飲食やショップでの買い物など、これを提示してサインすれば、下船の時にまとめて精算できる。乗船証が客室のキー、身分証明を兼ねている船もある。
    船内新聞【Daily Program】
    食事や各種イベント、アクティビティについての予定が掲載されたプログラム。各客室に毎晩配達される。入港、出港の時間や時差の調整、ショアエクスカーションの案内などもあり、これを見れば、いつどこで何が行われるかがわかる。クルーズを楽しむのに不可欠なガイド。
    デッキ・プラン【Deck Plan】
    公室や客室の配置図。
    ドレスコード【Dress Code】
    夕方以降、就寝までの服装の目安を定めたもの。一般的に、カジュアル、インフォーマル、フォーマルと3つに分かれる。(※詳細はクルーズQ&A参照)
    バトラーサービス【Butler Service】
    バトラーとは執事のこと。部屋の管理だけでなく、身の回りの世話などもする専属の係員が付くサービス。
    ポートチャ-ジ【Port Charge】
    港湾施設利用税。日本船ではクルーズ料金に含まれるが、外国船の多くは別払い。空の旅での空港使用税にあたるようなもので、港ごとに船の総トン数、時間帯によって料金が違う。
    ライフボート・ドリル【Life boat drill】
    避難訓練のこと。船内放送で案内があり、非常ベルや汽笛を合図にスタートする。クルーズ船では、出航した後、24時間以内に行うことが義務づけられている。