©Fjord Norway, Paul Emundson
息をのむ美しさ!
大自然の景観と古都の旅
北欧・バルト海クルーズ
壮大な自然の美しさに圧倒されるノルウェーのフィヨルドをはじめ、中世の面影が残る古都巡り、建築物や家具に代表される北欧デザインなど、北欧・バルト海クルーズは、女性を中心に人気を集めています。
今回は、注目の北欧・バルト海クルーズの魅力をたっぷりとご紹介いたします。
見どころいっぱいの
北欧・バルト海クルーズ
©Toomas Volmer/Tallinn City Tourist Office & Convention Bureau
クルーズの旅といえば、多彩なエンターテイメントやアクティビティ、星付きレストランクラスのグルメの数々を思い浮かべますが、北欧・バルト海クルーズは、航海中の絶景や寄港地の観光も人気のひとつです。北欧・バルト海は5〜9月にベストシーズンを迎え、世界各地から観光客が訪れる魅惑の国々に寄港します。
個性あふれる寄港地
北欧・バルト海クルーズは、フィヨルドの大自然の絶景や華やかな歴史建造が数多く残る古都を訪れます。
【スウェーデン】ストックホルム
北欧で最多の人口を誇るスウェーデンの首都。平和賞を除くノーベル賞の授賞式が行われることでも知られています。14の島々からなる複雑な都市景観は「北欧のベニス」と称えられます。17〜18世紀の古い街並みが残る「旧市街(ガムラスタン)」では、石畳の通りや運河にかかる橋などの街歩きが人気です。
【フィンランド】ヘルシンキ
フィンランドの首都ヘルシンキは、複雑な海岸線による美しい水辺の風景と、緑地や公園により、「バルト海の乙女」や「北欧の白い都市」などと呼ばれています。19世紀初頭のネオ・クラシック様式や20世紀のモダンな建築物が立ち並び、「景観法」によって建築物の高さ制限があるため、整然とした街並みが残されています。
【ノルウェー】オスロ
ノルウェーの首都オスロは、人口50万人ほどの小さな都市。山や湖、豊かな自然に囲まれた美しい街です。市内は、ムンク美術館をはじめ、多くの美術館や博物館、ヴィーゲラン彫刻群で有名なフログネル公園など、芸術と文化の香りが漂います。
【ノルウェー】ソグネフィヨルド
遥か約100万年前、氷河の浸食によって形成されたフィヨルドは、まさに大自然が作り上げた芸術といえるでしょう。ソグネフィヨルドは、全長約204km、最深部で約1,308mのヨーロッパ本土で最長・最深のフィヨルドです。鏡のように穏やかな海面の両側に標高1,000mもの断崖が迫る絶景に息をのむことでしょう。
【ロシア】サンクトペテルブルク
かつての帝政ロシアの首都で、芸術の古都として有名です。1,050の部屋を持つエルミタージュ美術館をはじめ、エカテリーナ宮殿やペトロハヴロフスク要塞など、歴史を刻んだスケールの大きな建築物が見物です。
【エストニア】タリン
赤色のとんがり屋根や古い建物が建ち並び、まるで絵本の世界に入り込んだような景観の街。世界遺産に登録されている旧市街は、街を取り囲む石造りの城壁や教会の尖塔、居住区など、中世の街並みが大切に保存されています。
夜空を彩るオーロラ観測クルーズ
©Gaute Bruvik - visitnorway.com
ノルウェーは、秋から冬にかけてオーロラのシーズンを迎えます。観測できる時間は18時〜深夜1時頃で、冬は気温が氷点下になることもあります。クルーズ船からの観測なら、快適な暖かい船内でくつろぎながら、オーロラの発生をお待ちいただけます。
北欧・バルト海方面の
おすすめクルーズ船
©Fjord Norway, Paul Edmundson
日本人がくつろげるラグジュアリー客船
「クリスタル・セレニティ」
「クリスタル・セレニティ」が意味する「平穏」「静謐」の言葉通り、高いホスピタリティーで数々の賞を受賞しているラグジュアリー客船です。客室はすべて海側で、その85パーセントはバルコニー付き。日本人の心を理解したおもてなしや、和食レストラン&寿司バーもあり、日本人に大変人気のあるクルーズ船です。
プリンセス・クルーズ 最大客船の第2船
「リーガル・プリンセス」
全客室の80パーセントを占める海側客室は、全室がプライベート・バルコニー付きです。海上から40メートルの高さに設置されたガラス張りの回廊「シー・ウォーク」と「シー・ビュー・バー」をはじめ、水と光の噴水ショーの「ファウンテン・プール」、シーフードやシャンパンが楽しめる「オーシャン・テラス」など、華やかなクルーズをお楽しみいただけます。
洋上のアートギャラリー
「フィンマルケン号」(沿岸急行船)
ノルウェーの南、ベルゲンから北のキルクネスまでの約2,400キロメートルをクルーズする沿岸急行船です。オーロタ観測クルーズとして知名度がある「フィンマルケン号」は、最上級クラスの規模と設備を誇り、絶景に恵まれた航路は1893年から続く伝統航路で、標高1,000メートル級の山々が浮かぶ海のアルプス「ラフテスンデ海峡」の風景は航路内で一番の見どころです。また「オーロラベルト」地帯の北極圏を航行するため、秋〜冬はオーロラの観賞ポイトとしても人気です。アール・ヌーボー調で統一されたインテリアなど、13人の著名なアーティストが手がけたこの船は「動くアートギャラリー」とも称されているのも人気のひとつです。地元の漁師や農家から届けられる新鮮な食材を使った郷土料理が好評です。
心に残る最高のクルーズを
大自然の絶景フィヨルドや古都を巡る北欧・バルト海クルーズは、「世界で最も美しい航路」の一つとして高い人気を誇っています。複数のクルーズ船が運航しており「どの船にしよう」と悩んでしまいそうです。
JTBクルーズではクルーズ旅行のスペシャリストが、お客様のご要望をしっかりとお伺いし、お好みに合ったクルーズ旅行をサポートいたします。
まずはJTBのスタッフまで、ご不明点やご不安点、細かいご要望などお気軽にご相談ください。