JTB交流文化賞 Multicultural Communication
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JTB交流文化賞
交流文化が広げる未来
第8回 JTB交流文化賞 受賞作品紹介
交流文化体験賞ジュニア部門
優秀賞(小学校低学年(1〜3年生))
ふじとざん
曵汐 奏輝

(イメージ) ぼくは、ことしもおかあさんとふたりでふじさんにのぼりました。ひょうこう3,400めーとるでこうざんびょうになりました。てっぺんにいけなかったけど、うれしいことがいっぱいありました。 しらないひとにいっぱいほめられました。いっぱいあいさつをしてともだちになりました。しらないひとにたすけてもらいました。ぼくは6ごうめをのぼっているとぼくよりちょっとたかいところにいたおにいちゃんが、やっほーといいました。ぼくはやっほーとこたえました。おにいちゃんはてをふってくれました。ぼくはおにいちゃんにおいつきたいとおもいました。だからちょっといそいでのぼりました。おにいちゃんにおいついてあいさつをしました。いっしょにしゃしんをとりました。がんばろうといってあめをくれました。 いわをのぼっていました。こわくてさきにすすめなかったとき、しらないおじさんがてをひっぱってくれてたすけてくれました。くるしくてないていたらしらないひとが、がんばれといっておうえんしてくれました。しらないひとがぼくにえらいねといってくれました。くるしかったけどがんばって、とまるやまごやにつきました。よる、むねがくるしくなりました。おかあさんが、ここがそらとままのてっぺんにしようといいました。そして、がんばったねとだきしめてくれました。ぼくは、そこでごらいこうをみました。まぶしかったです。げざんもくるしかったです。あしがいたくてあるけないとおもいました。でもしらないひとが、がんばれといっておうえんしてくれました。ぼくはおかあさんとふたりでのぼったのに、しらないひととみんなでのぼったようでした。 ふじさんにのぼるひとはみんなやさしいです。ふじさんだいすきです。たすけてくれたひとにいつかあいたいです。ことしのふじとざんはだいせいこうです。

評価のポイント

母と二人での富士登山。息が苦しい中でてっぺん(山頂)をめざしたが、体調が悪くなり3,400m付近で折り返し下山することに。しかし、登山中たくさんの人と知り合い、励まされ、母と二人だったはずの登山がみんなで登ったかのように感じる。登頂は叶わなかったが、自身が大成功と表現したように、人とのふれあいにより、ひとまわり成長した姿が想像できる作品。



※賞の名称・社名・肩書き等は取材当時のものです。